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オフィス空間を改善すれば業績は上向くのか?

フォレスト出版の寺崎です。

フォレスト出版はリモートワーク導入後、社員の出社率が下がったため、全面フリーアドレス化、さらにはオフィススペースの整理を進めていて、昨日は出社していた社員総がかりで、おおがかりなレイアウト変更、廃棄物処理、備品の設置をやりました。

私はIKEAのこちらのキャビネットの組み立て、設置を二人がかりでやって、いやー、汗だくになりました。

IKEAの家具って、過去に個人的に自宅用に買ったことありますが、たまに外れの商品があって残念な印象でしたが、オフィス向けのものはしっかりしていますね。組み立ての構造もとてもよくできていました。

デスクの後ろが物置小屋のようになっていた状態からスッキリして、なんだかオフィスフロアの空気が一瞬で生き返った感じがしました。

整理して空間がすっきりすると、気持ちもすっきりします。社員の生産性も上がりそうだし、会社の業績も上がりそうです。

そこで今日は上田サトシ『パワースポットのつくりかた』から「オフィス空間をパワースポットにする方法」をいくつかご紹介します。

イラストレーション:米村知倫 装丁:山田知子(chichols)

現代人の悩みはすべて空間ヒーリングで解消できる

 空間ヒーリングとは、場所の浄化であり、自分自身の浄化です。
 自分の居場所をパワースポット化することで、現実世界で起きていることが変化していきます。あなたの心の持ち方、生き方、人生全体がすっきりと調和を持って、大胆に変わっていくのです。
 パワースポットを生み出すには、まず自分自身も変わらなくてはなりません。自分自身を変化させ、現実世界、具体的には家屋そのものや家屋のレイアウトや物の配置などの変更など、自分自身と環境の両方からの働きかけにより、相乗効果で、高いエネルギーとのパイプを太くしていくのです。
 さて、では本書を読んでいただくことで、どんな悩みを解消できるのでしょうか。
 悩みは人それぞれです。人はそれぞれ置かれている状況が異なります。あなたが抱えている症状を具体的にひも解いてみましょう。

【自宅における悩み】
◎なんとなく家族との関係がぎくしゃくしている。
◎会話が少ない。すぐに対立する。
◎家族の心身に不調がある。不眠が続く。うつ症状が続く。不定愁訴がある。
◎子どもの成長に不安がある。子どもが過剰に反抗する。子どもに活力がない。
◎自分の心身の健康に不安がある。なんとなくだるい。ため息ばかりついている。
◎家屋の中で事故やトラブル、アクシデントが重なる。

【店舗・個人事務所における悩み】
◎品質やサービスは悪くないはずなのに、なぜかお客さんが入らない。
◎収益が上がらず、運営が先細り気味である。
◎従業員の人間関係が悪く、絶えず争い事がある。
◎オーナーの理念通りに部下たちが動かない。
◎陰口、足の引っ張り合いが多い。

【規模の大きめのオフィスでの悩み】
◎組織のミッションが浸透せず、部下たちの責任感がない。
◎チームワークが取れず、みんなが不平不満を口にする。
◎部門の成果が上がらず、肩身の狭い思いをしている。
◎良い人材が入ってこない。
◎人材が育たず、すぐに辞めてしまう。


 これらの問題に心当たりはありませんか。
 あなたもひとつは思い当たる節があると思います。
 家族関係がぎくしゃくする、売り上げが上がらない、原因不明の病気に苦しんでいる……。そしてなぜうまくいかないのか、原因もわからないまま悶もん々もんと暮らしている人も多いはずです。
 うまくいっている家庭や組織はすがすがしく軽やかで、活気に満ちた空気が流れています。家族間のコミュニケーションは良好で、職場の雰囲気もよく、チームワークが取れています。健康的ではつらつとした環境をエンジョイしています。
 一方、うまくいっていない家庭や会社は、なんとなく暗く淀んだ空気が流れています。この違いは一体何が影響しているのでしょうか。それぞれの事情は違いますし、置かれた状況も違います。
 しかし、根っこは一緒です。これらの問題の根源にあるのは、その空間にはびこっている淀みや滞りなど、エネルギーの流れの乱れや停滞に原因があるのです。
 それぞれの事情は違っても、根本的にはひとつの問題に絞られるのです。

上田サトシ『パワースポットのつくりかた』より

たしかに、これはありますね。

仕事柄、著者さんの会社やご自宅にお邪魔することがありますが、うまくいっている方々がマネジメントする環境は、いずれもすっきり整理されていて無駄がない印象です。

物置になんでも放り込む会社は業績が上がらない

 あなたの自宅や職場に「物置」はありますか。
 物置がデッドスペースになっていることは往々にあることですが、物置に価値のない物品を放り込んでおくと気の流れを滞らせてしまいます。
 すでに亡くなった人の遺品や過去にもらって使っていない土産物などには「残留思念」があり、周囲の気を停滞させてしまいます。
 私が空間ヒーリングに出向いたクライアントでも、この事例はたくさんあります。
 子どもが使わなくなったぬいぐるみなどのおもちゃ類、いらなくなったランドセルやバッグ、お父さんが飽きて放置している健康器具や奥様の美容器具など、捨てるのはもったいないという気持ちだけで、部屋の隅にほったらかしているアイテムはよく見かけます。
 特に店舗などを居抜きで譲り受けた場合など、以前の所有者の過去の思念が残っているため、あなたの事業に悪影響を及ぼす場合があります。
 表に見えないからといって、押し入れやデッドスペースに放り込んでいたとしても、残留思念というエネルギーであなたを支配しようとします。
 不要なものを処分して、在庫と必要なものをわけて、大胆に整理、処分しましょう。
 そして大掃除です。

 天井の埃を取り、床を掃き、窓を磨きましょう。
 大掃除が済んだら、最後に壁の目線より上に好きな絵を一枚飾ってみるのをおすすめします。
 淀んだエネルギーを動かすために絵や写真を飾るのは有効で、大きな効果を発揮します。

上田サトシ『パワースポットのつくりかた』より

いやー、耳が痛いです。。私も自宅に「とりあえずぶっこんでおく部屋」があり、そこは使われていないモノにあふれ、ばりばりのデッドスペースとなっています。

弊社のオフィスも若干まだまだ乱雑していて、早急に要らないものを捨てて、デッドスペースを撤去しなければなりません。それが実現したら、業績も上がるのかもしれません。

ベタだけどやっぱり「黄色」はいいらしい

 空間ヒーリングの際に、私が頻繁に活用しているパワーアイテムは「黄色い絵」です。
 黄色い絵はこちらで用意しなくとも、相談者のご自宅で見つかる身近なアイテムだからです。
 色が黄色ならば、大きさや絵柄は何でもOKです。
 絵葉書、絵本、CDのジャケット、折り紙でもいいと思います。
 ポイントは黄色であること。黄色はパワースポットには欠かせないカラーです。
 黄色は光を(「たましい」を象徴する色である)黄金に変えて、場のエネルギーをニュートラルな状態に整えて活性化してくれます。
 霊が好む重たく淀んだエネルギーを軽やかに明るくしつつ、神様や自然霊が放つ甚大なエネルギーを、人間にとってちょうどよい方向へと、中和してくれるのです。
 神様や自然霊が宿っている場所やものを、人間が自分勝手な我欲で汚してしまうと、取り返しがつかない惨事が起こることがあります。
 そのような大きなエネルギーに対しても、黄色い絵は作用してくれることがあります。
 埋めた井戸があるお宅のケースでは、子ども部屋で見つけた黄色いうさぎの絵本を目線より上に置くだけで、お子さんの体調不良が改善しました。
 潰された井戸から今なお湧き上がる神様の強力なエネルギーを、黄色い絵が反射板となり家全体にうまく循環させることができたからです。
 また、デッドスペースにも、お店で見つけた黄色いポストカードを同じように活用できます。
 長らく停滞し淀んでいた家屋や店舗のエネルギーを黄色い絵が中和、活性化してくれます。そのことで、家庭に活気が出たり、たくさんのお客様の流れが、デッドスペースにも生じるようになります。
 光に作用する色は空間を変えるパワーがあります。
 特に黄色は「たましい」を象徴する黄金の光となって、新たなエネルギーを生み出してくれるのです。

 古来から黄金は宗教的な装飾に多く使われてきました。
 私たちが日常生活で違和感なく取り入れられる黄色は、この黄金と同じ効力を持っています。ぜひ活用していただきたい最強のカラーです。

上田サトシ『パワースポットのつくりかた』より

いま「はっ」と気づいたのですが、私もこの本の教えを忠実に守っていたようで、自室には黄色い絵が2枚飾られています。笑

黄金の光となって、新たなエネルギーを生み出してくれ!!!!!!!!!

トラブルやクレームを事前回避する空間づくり

 スクール運営や個人事業など、顧客を迎え入れる施設では、訪れる人の数を増やしたいものです。そのためには新規の方々も安心できるスムーズな動線づくりが必要です。
 たとえば、新規の顧客がまず利用する受付カウンター周辺を改善することは重要です。
 受付とフロアをカウンターでしっかりと区切り、従業員用のスペースを設けましょう。そのことで、利用者それぞれの立場がしっかりと区別できるので、事業などの運営がスムーズになります。
 役割ごとに動線を分けることで、相互の信頼関係を生み出すためのエネルギーを循環させることができるのです。
 また、受付などの横に数席の座席を設けることで、利用者が立ち話をして動線を塞ぐことがなくなります。
 この場合、ゆったりとしたソファでなく、2〜3人掛けのベンチにすれば、長々と噂話や座談会が続くことも避けられます。
 このような工夫で、多くの人々が集まる場所に生まれがちなネガティブなエネルギーを事前に防ぐことができます。
 トラブルやクレームの多発も、エネルギーの流れを改善する空間ヒーリングで回避することができるのです。

上田サトシ『パワースポットのつくりかた』より
イラストレーション:米村知倫

いかがでしょうか。

このような「空間づくり」のヒントが満載の『パワースポットのつくりかた』(上田サトシ・著)。ぜひチェックしてみてください。

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