【選ぶなら?】仕事できない優しい上司か仕事できる厳しい上司
こんにちは。フォレスト出版・編集部の美馬です。
先日、担当させていただいた書籍の出版記念イベントに参加させていただきました。タイトルは『「存在感」はつくれる』、著者の大塚ちづるさん主催のとても素敵なイベントでした。
書籍で登場するエピソードをいくつか取りあげてトークが進んでいきましたが、皆さんその内容に共感。「うちの会社でもあるある~」「そういう人たしかにいるなあ」なんて声をたくさん聞きました。
普段、裏方の人間としてせっせと本をつくっている者としては、こうして読者の皆さんとお話ができるのはとてもありがたいことです。また一つ、貴重な経験をさせていただきました。
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さて、そんな共感の嵐を呼んだエピソードをひとつ、一部抜粋してご紹介をしたいと思います。解説を挟みながらストーリー仕立てで展開されているのでストンッと腑に落ちると思います^^
「好かれる人」と「支持される人」の違い
「好かれる人」と「支持される人」。今まで考えてもいなかったけれど、言われてみれば、たしかに違いますよね。
極端な例ですが、すごく見た目も良くて性格もとても優しくて皆から愛されるような人が会社にいたとします。でもその人はいつも肝心なときにオドオドしてしまって自分本来の能力を発揮できません。言い方が適切かはわかりませんが、いわゆる「良い人なんだけど仕事はできないんだよね~」と言われるタイプです。
一方で、性格は少しキツめでその見た目からも怖がられやすいけれど、仕事の重要な場面で、ピシッと決めることができる人がいます。仕事もマジメにコツコツ取り組むタイプで、オンとオフはしっかりさせるタイプ。仕事中は後輩や部下にビシバシ指示出しをするけれど、休憩中や飲み会の場では気さくに交流してくれます。
後輩や部下の立場からすると「仕事中に怒られたくない!」という一心で、いつでも優しく接してくれるタイプの前者に好感を持つかもしれませんが、自分が仕事でピンチのとき、どちらに助けを求めたいでしょうか? 賛否両論あるかもしれませんが、私だったら怒られてでもいいから後者の上司に相談します。だって、ピンチな状態ですから、鎮火できないほどに燃え上がってしまったら終わりですよね。であれば、頼りない仕事をする上司よりも、パパッと解決に導いてくれる上司を頼りたいと思うはずです。
これがまさに、ビジネスの現場における、「人に選ばれる」ということではないでしょうか。このたとえは私の勝手な想像でしかないですが、どんな会社でもどんな組織でも、両者のタイプの人間がいるはずです。
私自身、少しくらい後輩に怖がられても良いと思っています。なぜなら、仕事の関係である以上、自分は仕事で「選ばれる存在」にならなくてはいけないと思っているからです。プライべ―トのお付き合いで「選ばれる」というのとは違いますからね。
そして、何よりも、後輩から仕事で「選ばれる人」は、上司からも仕事で「選ばれる人」になると思っています。「あの部下、話かけづらいけど仕事は安心して任せられるからな」と思われたら勝ちです。
仕事は、選ばれてこそ、やりがいが生まれるものだと思っています。
さて、後半ついつい持論を語ってしまいましたが、選ばれる人になるための方法は本書に詰まっていますので、気になる方はぜひお読みになってみてください。
控えめで影響力がない目立たない人でも、信頼と実績は生み出せます。
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