「あの人なんかすごいかも」と思われる人が持っている最強のスキル
こんにちは。フォレスト出版・編集部の美馬です。
「あの人オフィスでは影が薄いほうなのに、なぜか重要な仕事をよく任されているな」とか「あの人が発言しただけでなぜか会議の空気が変わるな」なんてことを思ったことはありませんか? でもなんとなくその人を表現する的確な言葉が見つからないのではないでしょうか。
それは、じつは「存在感(プレゼンス)」を持っているか否かということなんです。存在感とは言っても、目立つような言動や発言をする、アピールをしている、というわけではありません。控えめで影響力がない目立たない人でも「信頼」と「実績」を生み出すことができます。
その秘密を、4月新刊『「存在感」はつくれる』(大塚ちづる・著)で大公開しています。
本来備わっている能力を発揮できずにくすぶっている「もったいない人材」でいるか? 誰からも一目置かれつねに選ばれ続ける「輝く逸材」になるか? 誰しもが後者のような存在になりたいと思うのではないでしょうか。
そんな存在になるためには、本書でお伝えする「プレゼンス」を高めることが重要です。
プレゼンスは、直訳すると「存在感」となりますが、
◎その場にいるだけで議論をコントロールしてしまう
◎直接話していなくても信頼してしまう
◎つい仕事をお願いしたくなってしまう
こういった場を動かす「影響力」というふうに捉えることもできます。
人は見た目が9割と言いますが、まさにその通りと言えます。自分がどれだけ有能なスキルを持っていたとしても、残念ながら自分の本当の可能性は他人の目からは見えませんよね。
大事なのは、その可能性を持っている人間だと思わせることです。その可能性は印象で判断されるということになります。これから仕事を頑張っていこう! と思っている一般のビジネスパーソンには名声や肩書きという目に見えるアピールポイントがありません。だからこそ、プレゼンスを磨いて、本当の自分の可能性を示すことが大事になります。
可能性を示すポイントの一つに「第一印象」があります。第一印象は3〜5秒で決まると言われていますが、驚くべきことに相手が成功しているか、重要な仕事を任せられそうか、などのシビアな品定めももう20秒ほどで行なっていると言うのです。
それだけ第一印象が重要ということですが、逆に言えば、最初の20秒さえクリアすれば、プレゼンスは変えられます。そうすると控えめで影響力がなくてどんなに目立たない人であっても、重要な仕事を任せてもらえるようになったり、大事な場面での発言権を得ることができたり、自分の提案が通りやすくなったりします。
それはなぜか?
プレゼンスは、あなた本来の能力を最大限に引き出してくれるからです。
本書では、そんなプレゼンスの大切さを皆さんに自分事として理解してもらうために、ストーリー仕立てで解説を挟みながら構成しています。日本の外資系企業で働く「もったいない人材」が、ニューヨーク帰りのメンターによってプレゼンスを磨かれ、本当の自分の可能性を発揮していくというストーリーです。
舞台設定や登場人物などは架空ですが、ちりばめられているエピソードは、著者がゴールドマン・サックス勤務時代に世界各国の同僚や上司から学んだことやプレゼンスビルダーとして数多くのエグゼクティブにアドバイスをしている中で得たリアルなものです。年齢、性別、業種に関係なく、すべてのビジネスパーソンに役に立つ1冊となっています。
本日は特別にのプロローグの冒頭部分と本書の目次を公開します。気になった方はぜひ最後までお読みになってみてください。
【本書の目次】
プロローグ
◎プレゼンスとは?
◎もったいない優秀人材であふれている日本
◎エネルギーレベルを高めてキャリアを「卒業」する
◎タイムコスト意識で自ずと存在感はつくられる
◎プレゼンス否定文化ができた理由
◎集団ではなく「個」で活躍しても良い時代
◎一般人だからこそ「見られ方」が重要
◎第一印象はプレゼンスで変えられる
◎最初の駆け引きは見た目で制される
◎プロとは「一流」であること
◎プレゼンスは可能性を引き出す魔法
本書のコンセプト
第1章 選ばれる人になるための初めの一歩
◎もったいない人材の運命を変えた日
◎プレゼンスがあらゆるチャンスを生み出す
◎「いつも同じ人」であることこそがプロ
◎花柄のワンピースの何がダメ?
◎選ばれるかどうかを左右するアイテム
◎選ばれたいならどんなときでも選ばれる服装で
◎選ばれる人材になれるかどうかの分岐点
第2章 第一印象を変える武器としてのプレゼンス
◎見た目は地味でもいつも心は戦闘モード
◎プレゼンスは100%他人が決めるもの
◎その涙が、変わるきっかけ
◎人は見た目で損をしている
◎自分を知ってもらうにはより多くの打席に立つこと
◎引き算と足し算でプレゼンスを高める
◎身につけるものを心から「イケている」と思えるか?
◎身なりの変化はポストに就く前か後か?
◎上に立つ人ほど「見た目」で存在感をつくる
◎メッセージはいつでもどこでも飛んでいる
◎プレゼンスは自分らしさを表現する最強の武器
第3章 プレゼンスを高める3つの戦略
◎プレゼンスを得るまでの3つのステップ
◎【ステップ1】ゴール=目指す自分の姿を決める
◎最初のゴールは「who」で考える
◎自己イメージを膨らませる「自分への質問票」
◎何かを失ってでも実現させたいゴールかどうか?
◎無限大の可能性を広げる自己分析
◎【ステップ2】一貫性を持たせる
◎「持続できる」ことが信頼を得るための武器になる
◎【ステップ3】戦略的に準備する
◎「何を持っているか?」で人は選ばれる
◎オシャレだけが人を惹きつけるわけではない
◎身につけるアイテムには昇格試験と卒業がある
◎未来の自分をイメージする金曜日の習慣
◎捨てるのが「もったいない」はプレゼンスを損なう「もったいない」行動
◎一貫性があればたまの変化もプラスに働く
◎自信をくれるパワールックを見つける
第4章 人に理解されるためのコミュニケーション
◎「変わった」と思われてからが本当のプレゼンス
◎コミュニケーションは「伝えること」が目的ではない
◎エネルギーレベルを高める表情
◎そのボディランゲージは自己イメージに合っているか?
◎チャンスは叱られるときにも潜んでいる
◎プレゼンス上級者は「謝らない謝り方」で許される
◎閉鎖的に見えてしまう何気ないしぐさ
◎理解されるにはオープンマインドであること
◎好感度を下げないポーカーフェイス
◎一流の人こそ不機嫌な顔は許されない
◎立ち方や歩き方よりも自分に似合う座り方
◎TPOに合った座り方で印象は変えられる
◎立ち方一つで威厳はつくれる
◎プレゼンスを味方につける
第5章 プレゼンスを味方につけるための習慣
◎オンライン画面での存在感のつくり方
◎相手を不快にさせない環境を整える
◎オンラインでは足し算より引き算
◎対面しなくてもエンゲージメントは高められる
◎鏡の中の自分を売り込めるか?
◎習慣化の鍵はわずか6週間
◎「好かれる人」と「支持される人」の違い
◎支持し合える仲間がいるからこそ仕事はうまくいく
◎信頼感を阻害するほどの腰の低さ
◎謙遜するなら自信満々で
◎信頼感を高める心の温度
◎プレゼンス力とパフォーマンスは比例する
第6章 いつも心にエレガントさを秘める
◎年齢を重ねても自慢できる「顔」でいるために
◎エレガントとは敬意を払うこと
◎見栄よりも他人の「快」を求める
◎相手の立場になって初めて敬意は生まれる
◎本気さが人を動かし自分を変える
◎思考にも影響を与えるプレゼンス
◎最高の宣材写真で思考を変える
◎プレゼンスの魔法
エピローグ
謝辞
最後までお読みいただきありがとうございました。
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