「For Good アワード」は、ソーシャルグッドなクラウドファンディング「For Good」が主催する年に1度のアワードです。アワードでは「世界をグッドに。想いをアクションに。」というFor Goodのスローガンを体現する”社会を良くするソーシャルグッドな取り組み”を選定することで、今後の社会にとっての社会課題解決のロールモデルとすること、そしてより多くの方々のソーシャルグッドなアクションを促進することを目的としています。

1998年生まれ・東京出身。生まれながらにして発達障がいをもつSUDA YUMA。彼のインスピレーションの原点は「どうぶつ」でした。

ことばを話す前からクレヨンと紙を持ち、大好きな生き物たちをモチーフに描いていたYUMA。動物園や水族館で見た生き物を写真におさめ、図鑑や写真集などからもイメージを膨らませて自分の世界を描いていく。鮮やかな色使い、伸び伸びとした表情。キャンバスから生命(いのち)が飛び出してきそうなほどの躍動感が伝わってきます。

「どうぶつが好き」というピュアな気持ちを原点とした作品たちは“見る人に力を与える”と評され、次第に多くの人々の心を動かし始めました。有り難いことに数々の光栄な賞を賜り、YUMAの世界観に共感してくださる企業様とのコラボレーションも発表しています。

そんな彼が、想い焦がれる“夢”があります。
『アフリカの大地で生きる、野生どうぶつ達に会いに行きたい』

幼い頃から机の上でそれを眺め続けてきた彼にとって、アフリカは「桃源郷」のような存在。野生のどうぶつ達と直接触れ合い、鳴き声を聴き、営みの匂いを嗅ぎ、風土すべてを肌で感じることができる。どうぶつを愛してやまない彼にとっての「至上の喜び」がアフリカの地にあるのです。

その壮大な“夢”を叶えるべく、アーティストSUDA YUMAをアフリカの地へ渡航させるプロジェクトを立ち上げました。YUMAの数日間に及ぶアフリカ滞在と、彼が安全に現地滞在できるようサポートメンバーの帯同費の支援をクラウドファンディングで募ります。

そして私達は、そんな今回の渡航予定地としてアフリカ、ケニアを選びました。世界有数の野生王国であるケニアはまさしくyumaの夢の目的地となるでしょう。

この度はソーシャルクリエイティブ部門賞を頂き誠にありがとうございます。アーティストYUMAの人生をかけた夢を、単なる支援ではなく、一緒に見届けられるようなプロジェクトを作りたい、そのような想いで臨みました。このプロジェクト実行に際しまして、私たちやYUMA家族としても多少の不安もございましたが、本当に沢山の人に応援して頂き、無事に帰国することが出来ました。大きなトラブルもなくプロジェクトを終えられたこと、そしてこのような栄えある賞を頂けたことは、支援者様や関係者様、日頃から支えてくださる皆様のお陰でございます。改めまして深く御礼申し上げます。今後ともYUMAの活動を温かく見守ってくだされば幸いです。

キュレーターとは、プロジェクト実行者さんの社会をより良くする取り組みに伴走するFor Goodスタッフのことです。

SUDA YUMAさん、そしてご家族や関係者の皆様、この度はソーシャルクリエイティブ部門賞のご受賞おめでとうございます！
SUDA YUMAさんの絵を拝見した時に、温かいエネルギーが自分の中に湧き出てくるような感覚になりました。
それは私だけではなく、多くの人がSUDA YUMAさんの作品からすでに感動体験を受け取っていること、そして新しい作品をとても心待ちにしていることがこのプロジェクトを通して明らかになったと思います。
実際にアフリカに渡航された後に製作される様々な作品が、社会を明るくしていくことを楽しみにしております！
改めまして、素敵なプロジェクトにご一緒させていただき、本当にありがとうございました。