見出し画像

「逆説的イケメン」

(有料ですが、最後まで読めます。もし良ければお買い下さい。)

まず最初に自慢しておこう。私はだいぶ友人関係に恵まれて生きてきた。しかし、私はその原因について、まだまだ理解が及んでいない。話がおもろい訳ではないし、体臭だって臭めな方だ。自信だけはあるが、長所とは言えまい。だが現実として、私の周りにはずっと良き友人が居たし、これまで属してきたあらゆるコミュニティにおいて、友達に困ったことはない。だからこれまで私は「良いところと言えるものが無い」はずなのに「周りに友達がちゃんとずっと居る」という矛盾を抱えてきたのだ。そこで私の脳は、そうした認知的不協和を乗り越えるための理屈(屁理屈とも言う)を私に与えてきた。それが「逆説的イケメン」というものである。

では「逆説的イケメン」とはどういうものかというと、まず一つ前提として、『良いところが悪いところを上回れていない人間は人に好かれない』というのを置いた上で、自分に性格面での良いところがないと仮定し、しかし悪いところはちゃんとあるものとする。すると悪い所が良い所を上回ってしまっているので、本来人には好かれないはずである。が、自分の周りには人が居り、めちゃくちゃ好かれている。ということは、そのマイナス分(悪いところが良いところを上回ってしまっている分)を丸々埋めるだけの第一印象(つまりは顔面の良さ)という良いところがあるのではないか、つまり、逆説的に自分はイケメンなのではないかという理屈である。

要は、「良いところがないのを顔の良さで誤魔化せてるから友達多いんじゃね」理論である。

そして、これはある程度正しく、またある程度間違っている。

まず間違っている点は、良いところが無いという部分であろう。この理論を友人に披露した時、2番目に言われたのは、「いやお前めちゃくちゃ良い奴じゃん」であった。ということはそもそも性格面での良いところがちゃんとあるのだろうから、この「逆説的イケメン」という理論は間違った仮定を置いてしまっていることになる。また顔が正直そんなに良くないのも間違っている点だろう。

正しい点は、おそらく自分の顔が良いということだ。先ほど書いた言葉と矛盾するかもしれないが、それはあくまでも主観的な話で、他人からは顔が良いと言われることがちょくちょくあるので客観的には顔が良い方の部類に居るのではないかと思う。それに、仮に私が良い奴だったとしよう。更に友人が言ってくれる分には、性格面での良いところも充分にあるのだろう。しかし、それらは全て話してから、知り合ってから知り得る情報であり、長所なのである。いわば「内装の良さ」なのだ。そもそもの「玄関」たる第一印象が良くなければ、それら「内装の良さ」を知られることは無いだろうから、やはりその意味で、私は「逆説的イケメン」ではあるのだろうと思うし、最低でも周囲の人間に「とりあえず部屋の中まで入ってみよう」と思わせることが出来るだけの顔は持ってるのではないかと思う。

ちなみに前述のように、この「逆説的イケメン」を友達に言って良く2番目に言われるのは、そもそもの仮定の否定たる「お前めちゃくちゃ良い奴じゃん」なのであるが、1番目は、「ん?何言ってるの?」である。そもそもどういう理論かを理解するまでにだいぶ時間を要するらしい。(私の説明が下手という説もある。)

まあ要はこのnoteで何が言いたいかと言うと、それは「俺はイケメンだ」ということである。

このnoteを読んでも私の説明が下手すぎてこの理論が良く分からないなという人は、コメントかDMください。なるべく分かりやすく解説します。


このnoteを読まれた方、もし良ければ、スキとフォローよろしくお願いします!またこの理論を少しでも多くの人に広めたいので、良ければシェアもよろしくお願いします!

ここから先は

0字

¥ 250

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?