今年の初めに我が家にやってきたかわいいかわいい猫の姉妹。久しぶりの猫との暮らしがはじまり、進化した猫グッズを買い漁るなかで、なかなか見つけられなかったのがフードボウルでした。

もちろんかわいいフードボウルもたくさんあるのですが、我が家にしっくりくるものが見つからず。とりあえず家にあった器を使っていたのですが、ないなら作ってもらおう！と思い立ち連絡したのがフランスを拠点に活動するSUPER CERAMICSのシャルロットでした。ちなみにまるで知り合いかのように言っていますが、一方的にファンだった初めての取引先です。いつか取り扱いたいなと思いながら個人輸入した器を自宅で使っていました。

引き受けてくれるかなと不安に思いながらも、ペット用のフードボウルを作ってほしいというなんとも厚かましいお願いをしてみると、なんと快くオーケーしてくれました！！こういうとき雑貨屋って楽しいなって思います。普段数字と睨み合っ
ているときは全然楽しくないんですけどね。

これは後から知ったことですが、シャルロットもアトリエに「ムシュ」という名前の猫ちゃんがいたようで、ムシュのおかげで彼女も作る気になってくれたようです。ありがとう、ムシュ。君にちゅ〜るを贈りたい。

ということで完成したのがこちら。届いた瞬間声をあげてしまうほどかわいい仕上がり！もちろん猫ちゃんが食べやすいことが一番大事なので大きさや高さもこだわりました。もう少し高い方がいいかなとも思ったのですが、高すぎると安定感がなくなり倒れやすくなってしまうので、安定感のある高さにしてもらいました。

わんちゃん用にと購入してくださった方もいたのですが、9キロぐらいのプードルのミックスちゃんで「ちょうどよかったよ〜」との声もいただいています。ちなみに20キロのわんこも一回のごはんの量が少なめだったので、問題なく使えたとのことでした！今度実家の愛犬（コーギー）にも協力してもらい、試しに使ってもらおうと思っています。

ペット用というと無地のシンプルな器が多いですが、これはインテリアにもさりげなく馴染んでくれる模様と色。そこに佇んでいるだけでかわいいんです。もちろん猫が器に寄り添うとさらにかわいいですよ。

使ってみての感想としては、思った以上に手入れがしやすい。掴みやすく、表面もほどよくつるっとした釉薬がかかっているので、ウェットフードの食べ残しもきれいに落ちて洗いやすいです。

肝心の猫たちの反応ですが、初めこそ「器変えたね？」と若干の不信感をもたれたものの、その後は嬉しそうに（これは願望込み）使ってくれています。万が一猫ちゃんがこのお皿は嫌だ！と静かに主張した場合はぜひインテリアに使ってみてほしいです。もともとフルーツボウルの形から派生しているので日本の冬らしくみかんを入れたり、キャンドルスタンドにしたり、おやつ入れにするのもいいかと。

SUPER CERAMICSの定番の模様は３種類あって、どの模様もそれぞれの良さがあって選べなかったので３種類とも同じ数だけ作ってもらったのですが、これを書いている時点でびっくりするほど人気の差が出てしまい、ありがたいことに「Grid」
は完売しました。

私自身はどの模様も同じくらい愛おしく思っているので「Lines」や「Brushed grid」が似合う猫ちゃんがいましたらぜひ。