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マーケティングデータ解析についてまとめてみた!(マーケティングの考え方編)

University Virginia の授業を受講してみたので、シェアと自分の頭の整理を兼ねてノートに。また、データドリブンでマーケティングを進めるスタートアップが増えればいいなとの思い出纏めます。

まず、Marketing Analytics は一般的に下記の3つに分類されるとのこと。これを意識してデータ解析することが重要とのこと!

Marketing Analytics で意識すべきこと!

下記のように概念わけして検討するのがいいとのことかつ、2〜3はより高レベルなセンスが必要!
1. Descriptive Analytics
どれぐらいの頻度で?どれぐらいの数で、どんなアクションが必要であったのかを過去のデータより評価する。

2. Predictive Analytics
A/Bテストなどのランダムテストである変数を変えた時に何が起こるのかを調査する。

3. Prescriptive Analytics
最適化するために変数の調査をする。

ここからは一般的なマーケティングのプロセスの基礎については下記となります。

Marketing Processの基礎について

まず下記の4つを意識してサイクルを回すことが基礎とのこと!
1. Objective(目的)
・Customer、Company、Competitor、Collaborators、Context

2. Strategy(戦略)
目的に応じて下記の要素に応じて次のStrategyが変えてサイクルを回すとのこと。
・Segmentation、Targeting、Positioning

3. Tactics(戦術)
・Product、Price、Place、Promotion

4. Financials(財務)
・Margin、ROI、Customer Lifetime Value

ここまでは覚える事ですので。。。ふむふむと思っていただけたら。

ここから Airbnb でのマーケティングプロセスに対してこの基礎を当てはめていきます。
まず、Objective の確認です。仮に、カスタマーエクスペリエンスを向上させることを目標とします。
まず、5Cに Airbnb のケースを当てはめます。
・Customer → これは我々ですね。
・Company →Airbnb
・Competitor → ホテル
・Colalborators → 宿泊場所を提供する方
・Context → Sharing Economy

次に Segmentation です。例えば下記のようなユーザセグメントに分けられれます。
・Location
・Adventure
・Price
・Vacation
・Family
・Students

Segment わけが終わったあとは Targeting になります。どのターゲットにフォーカスをするか決めます。仮に Family、Vacationをターゲットにするとしましょう。

Family, Vacation で Target を決めたら Value position を決める必要があります。例えば、2人の子供をもつ、夫婦が旅行に行った際には旅行先でゆっくりしたいのに、ホテルでは一つの部屋で子供たちの声を聞いていたら、ゆっくりできませんよね。なので、"家一軒を提供できる"ことが Value position になるわけです。 

ここまで決まるといよいよ Tactics になります。基本的には4Pをベースにして考えるわけです。Airbnbのケースで4Pを考えてみましょう。
・Product → AirbnbのwebサイトやAppですね。
・Price → ホストが決定
・Place → ホストが決定
・Promotion → 宿泊者のレビュー

いよいよ最後の Financials (財務)になります。
Airbnb は宿泊者に宿泊料の6~12%とホストにAirbnb利用料の3%を請求しております。

と行った形でマーケティングのプロセスを回していくそうです。
次はいよいよデータをどう使っていくかを記載します。

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