おいしさを人工知能が判定する未来がやってくる!?

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こんにちは!FORTE×PYTHONの相川です!

皆さんは食べることは好きですか?

誰しもできればおいしいものを食べたいですよね

しかし、例えば外食するときに食べログの評価の分母数が多ければ

ある程度安心できますが大して評価もわからないお店に入るときは

かなり不安という方も多いと思います

もしかしたらそう遠くない未来、人工知能がおいしさを数値として何でも表してくれるようになるかもしれません!

今回はそんな夢の研究について掘り下げていきたいと思います

味を感じる仕組み

味を感じる仕組みは以下の記事で九州大学の都甲先生という方がかなり詳しくわかりやすく解説してくださっています

味覚には基本五味というものがあり酸味、塩味、苦味、旨味、甘味の5つの要素で成り立っているというのは何となく聞いたことがある方も多いかと思います

ちなみに渋み、辛みというのは痛覚や触覚といった感覚で感じ取るものになるので味覚とは異なります

完全に余談ですが
伝統的な民間療法で、しもやけには靴下にトウガラシをいれるというのも辛みが舌だけで感じられるものではないという事が何となくわかります

しかしこの記事に書いてあった私たちの感じる味とはつまるところ電圧の変化に過ぎないというのは

なんだかとても不思議な気がしませんか?

味覚センサー

味を数値化すると言えばテレビなどで良く紹介されているので味覚センサーを思いつく方が多いと思います

しかし、大概の味覚センサーというのはただそれぞれの味覚を数値化するだけで結局人間がどのように感じるかという所にはあまりフォーカスしていないものが多いです

確かに、さきほどの記事にもあったように味というのは主観的なものなのでとても難しいものです

しかも、その時の一緒に食べている人や感情、体調などに大きく作用されるのでとても難しいことは言うまでもありません

なので一般的な味覚センサーというのは人が受け取り方を考えて工夫して付き合っていかなければならないのです

人工知能搭載!味覚センサーレオ

この味覚センサーは、慶應義塾大学の鈴木孝治研究室で開発されたものです

この味覚センサーレオは人工知能によく用いられているニューラルネットワークを用いているという点が他の味覚センサーとは異なります

しかし先ほど述べたように味覚センサーはあくまで基本5味を検出するだけなので人工知能の必要性はあまりないのではないかと思われる方も多いのではないかと思います

その仕組みとは

まず基本五味を調べるということは他と変わりありません

しかし、人間がどう受け取るかということにこだわろうとするとどうしても人間の感覚というのを評価に入れなければなりません

しかし機会にはそのような機能は備わっていないためそこで登場するのがニューラルネットワークそう人工知能なのです

具体的には

検出した味物質の濃度をすでに学習させておいた各濃度にそれぞれ対応する人間の感覚を用いて判定したデータと照らし合わされます

つまり人が実際に食して評価した結果を用いているということです

そして最終的に、人の舌で感じられる味の強さとしての数値が算出されるという仕組みになっています

こういった作業を行うにはニューラルネットワークが必要不可欠となっています

ニューラルネットワークの説明は長くなってしまうのでここでは割愛させていただきます

もし興味があればこちらの記事に分かりやすく解説してあるのでぜひお読みください

かなりざっくりというとニューラルネットワークを用いると一般的に機械にはできないとされる人間特有の抽象的なもののとらえ方というのができるようになります


そしてこのニューラルネットワークを用いると

「ブラックコーヒーに砂糖を入れると苦味が弱まり甘味が強まる」といった味の相互作用を反映させることが可能になるそうです

さらに「先味」「後味」や「コク」「キレ」についても測定ができて

食品同士の「相性度」を数値化することもできるという

普通の味覚センサーではできない様々なことが可能になります

これからどのように進化していくのか目が離せませんね!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

人工知能に興味があるという方はプログラミングを学ぶことをお勧めします!

特にpythonという言語は人工知能に適している言語なので学ぶ価値が大いにあります

プログラミングスキルは就活に強く独立することも夢ではありません!

少しでも興味がある方は是非こちらの記事をお読みください!


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