電車などに長時間乗車するときはぬれマスクが欠かせない前髪パッツンといえば霧里です。

皆様、インフルエンザや風邪などに感染していませんか？
寒い時期は特にしっかり対策をしていきましょう。
さて、冬と言えばみかんをはじめとした柑橘類が美味しい季節です。
ビタミンも豊富で柑橘類を食べることはインフルエンザなどの予防にもいいと言われています。

今日はそんな柑橘、シトラスの香りを豊富に使った香りのお話です。

Fragrance Salon AblxsのPerfume Artist Class入門編・初級編を終了後、引き続き調香勉強会に参加しているのですが、昨年その勉強会で作成した調合香料があります。

多数の香料を組み合わせて作られる調合香料(コンパウンド)は、調香において奥ゆきを与えてくれたり可能性を広げてくれるもの。
私は、調香教室で作成したシトラスの調合香料を｢アンティーブ｣と名付け、その後の自身の調香でも使用しています。

ちょうど、宝塚歌劇団・雪組の｢凱旋門｣公演中でした。
作中、主人公とヒロインがひとときのバカンスでフランスのアンティーブ地方へ出かけます。
青い空や海、あたたかな気候とやわらかな人々の笑顔。
｢凱旋門｣という作品は全体的に明るい場面は殆どありませんが、その中で数少ない明るく幸せな雰囲気を味わえるのがアンティーブの場面でした。
お衣装も可愛くて、何よりヒロインの屈託のない笑顔やまさに鈴を鳴らすような歌声がとても印象的。

オレンジ、レモン、ベルガモットを中心に様々なシトラスノートの香料を使用して作った香りは、柑橘の甘酸っぱさと底抜けに明るい青空のようなイメージを抱きました。

こうして、作成した調合香料を｢アンティーブ｣と名付けました。
アンティーブはfragrance FORTINBRASのオリジナル調合香料です。
既にエトワールフレグランスでも何度か登場しています。

今後も、オリジナルの調合香料はどんどん作っていき、更に様々な香りの表現が出来るように頑張りたいと思います。

そして、今年の冬も美味しいみかんを沢山食べたいと思います♪

では、また。