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noteは愛ある場所であってほしい

◎はじめに

この週末、3つのある記事に出会いました。

その記事を読んで、noteへの向き合い方、関わり方について深く考えさせられました。

私はまだnoteを始めて4か月目の新参者。

noteのシステムも、未だによく理解できていません。

コメントにお返事できていない方もいらっしゃるかもしれません。

そして私は、書くことについては素人です。

何の肩書もないし、文章だってうまくない。

そんな私が公の場で発言していい内容だろうか? 

おこがましいのではないか?

そう思ってためらっていましたが、胸のざわざわがおさまらない。

でしゃばるんじゃない、という思い。

でも、一ファンとして見過ごせない、という思いが強く残り苦しい。

そして考えた末、今、これを書いています。

これを書くことで、リスクを負うことになるかもしれない思うとやはり怖いです。

しかし、noteは、個人個人が自由に発言できる場所であると信じて、読んでくださる方の良識を信じて書こうと思います。

今日の記事は長くなりそうです。

そして一部の方には不快な思いをさせてしまうかもせれません。

それをご承知おきいただいたうえで、読んでいただければ幸いです。

はじめにお断りしておきたいのですが、これから書くことは私「マネキネコ」の個人的な感想、または想いであって、決して非難したいとか糾弾したいという意思はありません。

あくまで、その記事を読んだうえで感じた、私の個人的な意見だと思って読んでいただければと思います。

あるお三方の記事をよんで、自分のこれからのnoteとの向き合い方について考えたことを書かせていただきます。

最初にご紹介する1記事は、noteの中でのスキやフォローについて、悩むきっかけになった記事です。

これを読んだ時は、とても悲しい気持ちになりました。

しかし、今後自分がnoteという公の場でどのような姿勢で書いていくかを考えるきっかけになったので、そういう意味では感謝しています。

2番目にご紹介する2記事は、自分の立ち位置を明確にすることへ背中を押してくれた記事です。

◎心がざわついたとある記事

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが行われていた先週、このような記事を拝読しました。

シングルオイラーというフィギュアスケートの技について、違和感を感じるという記事でした。

たくさんスキがついていますから、共感される方が多かったのでしょう。

本文の中から、私が気になって、心がざわついてしまった文だけ抜粋させていただきます。

まぁまず何が気になったって、珍名好きからするとどうしても「オイラー」ですよ。

オイラーが人の名前なのか、地名なのか、その辺の由来はよくわからないし、調べればいくらでも出てきますが今回は敢えてそのあたりには触れずに行こうと思います。知ったらそれはそれでつまらないことかもしれませんしね。

ただね。
結構出てくるんですよ。
シングルオイラー。

だから、超気になるんですよ。

日本語っぽい響きじゃないですか。初めて「マイケル・ジョーダン」って名前を聞いた時みたいな一人で息を潜めて「おふっ」って色めき立つような感覚。あれなんです。

ネーミングからしてなんか引っかかるんですが、どんな文脈で出てくるか?といえば、なんかジャンプとジャンプの間に登場するんですよ。

全然間違ってるかもしれませんけど、4回転トーループ、シングルオイラー、トリプルルッツみたいな。あくまでも、言葉として使われているイメージですよ。イメージ。

つまりこの内容だけ見ると、シングルオイラーだけ大技に紛れ込んでいるんですよ。

で、映像をちゃんと見ると、おやと思うんです。
これ、ジャンプ失敗してね?
って。

映像で見ると、大体こんな感じです。

デカいジャンプして。
なんかバランス崩して。
で、もう一回ジャンプする。

つまり構成から考えると「シングルオイラー」ってのは「なんかバランス崩して」に当たる部分なんですよ。

私も妻が見ているフィギュアを横から見るくらいだから多少は知識が蓄積するんですけど、たまに観るものですから忘れちゃう部分もあって。

だから、私の感覚ではジャンプして、なんかバランス崩して、またジャンプするという感じになっちゃうんですよ。

なかなか私の中で「シングルオイラー」に慣れないんですね。

何人かの演技を見ていく中でようやくシングルオイラーに慣れて、終わっていく。

最近の私のフィギュアスケート鑑賞は毎回これの繰り返しです。シングルオイラーとの格闘なんですよ。

ちなみにシングルオイラーに関してはこのサイトが詳しいので、気になった方はご覧いただければと思います。

ただ、どうもこのシングルオイラーに違和感を覚えているのはどうやら私だけではないようでして‥

「シングルオイラー」で検索すると、次の候補に「いらない」って出てくるんですよね。

‥なるほど。

結局みんな感じることは同じなんだなぁ。

しかし不憫だ。シングルオイラー。色んな選手が組み入れているのにいらない子扱いとか、なんかオイラーに同情してしまいますよ。

Google公認のいらない子としてのシングルオイラーを、せめてこの記事を読んでくれた皆さんは優しい目で見てくれることを祈っております。

西尾さんはプロのスポーツライターです。

もし、西尾さんが私と同じ素人だったら、技に関する感想ということで見過ごしたと思います。

しかし西尾さんはプロのスポーツライターです。

でも、私はこの文章のなかに、フィギュアスケートに対して、またスケーターの方に対してリスペクトを感じられませんでした。

あくまで私の個人的感想です。

私はスポーツをしません。

若いころはテニスやスキーなど、遊びで参加していた程度です。

それでもプロと言われる方々が、どれほどの努力をして競技の舞台に立っているかは想像がつきます。

そして私はフィギュアスケートのファンです。

なかでも羽生結弦さんのファンです。

ユヅリストといわれる本気のファンの方々からしたら、にわかファンに過ぎません。

オリンピックとなれば、テレビの前に張り付いてドキドキしながら応援する程度のファンです。

だから偉そうなことを言えるほど、技にも詳しくありません。

しかし競技の場ではありませんが、生でメダリストたちの演技を拝見したことがあります。

娘の同級生にはプロのフィギュアスケーターだった方もいて、子供のころから色々なことを犠牲にして練習に打ち込んできた姿を知っています。

見たことのある方ならわかると思いますが、会場の端っこにいても、ジャンプして着地するときに「ドスン」という音が響きます。

それほど強い衝撃を、片足で受けるのがフィギュアスケートのジャンプです。

私は理数系は苦手なので詳しい負荷について数字で証明することはできませんが、あのスピードでジャンプして着地したら、体重の何倍もの力が1本の足にかかるということくらいは想像できます。

そして数あるジャンプの中で、シングルオイラーが地味なジャンプであり、つなぎのジャンプだということもなんとなくわかります。

でも、声を大にして言いたい。

そのジャンプが存在し、演技の構成の中に必ず組み込まれているということは、必要だからです。

シングルオイラーは「Google公認のいらない子」?

これを読んで、とっても悲しい気持ちになりました

◎シングルオイラーとは

シングルオイラーの由来については、こちらの記事でわかりやすく説明されています。

オイラーとはフィギュアスケートのペアの選手であったカール・オイラー(Kurt Euler)の名前にちなんで名付けられました。

こういうこと
日々の暮らしの中のちょっとした疑問の「こういうこと」がわかる生活情報サイト
2018/11/25更新


このオイラーは英語で表記すると【Euler】、プロトコルに書かれている要素記号では【Eu】と表されます。

18-19シーズンの新ルールでハーフループ(1Lo)の呼称がオイラーに変更されました。

三連続ジャンプのセカンドジャンプで使われるシングルループ(ハーフループ)のことを、元々欧米ではオイラーと呼ぶ人も多かったようです。

ハーフループorシングルループという表現は誤解を招くから
“ハーフ”というと半回転を連想しますが、実際には1回転します。

それがどうも違和感があり、ヨーロッパではハーフループとは言わなかったようで、今季からは「オイラー」に統一するようにルールとしても制定されました。

一回転するならシングルループではないのか?というと、シングルループとは着氷の足が違うのでこれも正確ではありませんでした。

こういうこと
日々の暮らしの中のちょっとした疑問の「こういうこと」がわかる生活情報サイト
2018/11/25更新

オイラージャンプとはループジャンプの変形です。

通常のループジャンプは右足で踏み切って右足で着氷しますが、オイラージャンプは1回転して逆足のインサイドエッジでランディング(右足で踏み切って左足で着氷)して、次のジャンプにつなげます。

つまり、次のジャンプを跳べるように足を変えるためのジャンプで、ジャンプとジャンプに挟まれているのがルールとなります。

単独でやるとジャンプとしての評価はされず、ステップとみなされます。

こういうこと
日々の暮らしの中のちょっとした疑問の「こういうこと」がわかる生活情報サイト
2018/11/25更新

この方の記事の中では、最後にとても分かりやすくまとめてくださっていました。

オイラージャンプとは
・3連続ジャンプの2つ目に使われるシングルループを変形したジャンプ(着氷する足が変わる)
・以前は「シングルループ」と解説者がコールしていたが2018-2019年シーズンより呼び名が統一された
・「ハーフループ」と言われていることもあったが、実際には1回転している
・名前の由来はペア選手のカール・オイラーさん(詳細不明)
・オイラージャンプを2つ目にもってくることでサルコウやフリップにつなげることができる

こういうこと
日々の暮らしの中のちょっとした疑問の「こういうこと」がわかる生活情報サイト
2018/11/25更新

つまりシングルオイラーは、高度なジャンプを連続させるためには必要不可欠な技なんです。

不憫? 同情? 優しい目で見てくれ?

素人の私でも、ちょっとググればこれだけのことがわかります。

百歩譲って個人の感想としても、あまりにも技に、選手に、競技に、フィギュアスケートにリスペクトがなさすぎると思いました。

プロのスポーツライターなのに、スポーツへの愛が全く感じられませんでした。

この記事を読むフィギュアスケートを愛する人の気持ちを想像することはできなかったのでしょうか?😔

このクリエイターさんにはなんの個人的感情もありません。

過去に「リレーエッセイもどき」という企画にも参加させていただきました。

普段は面白い記事もたくさん書いておられます。

ただ、この記事に対しては、フィギュアスケートのいちファンとして心がざわついたので、シングルオイラーとは何なのか、フィギュアスケートを知らない人にも知ってほしくて書きました。

シングルオイラーは決していらない技なんかじゃありません!

この記事を読んだときは、本当に悲しい気持ちになりました。

でもこの記事を読んだからこそ、自分がこれから公の場で「書く」ことを続けていくときの姿勢について深く考えるきっかけをいただけました。

そのことに感謝します。

◎noteでのスタンスについて気づかされた記事

毎日いろいろなnoterさんの記事を読ませていただいていると、本当に素晴らしい文章を書かれる方に巡り合います。

自分が普段目にしないような、新しい世の中の動きを知らせてくださる方や、生きていくうえで大切だなと思うことをわかりやすく伝えてくださる方。思わず笑ってしまうような記事や、映像や短い言葉で癒しや共感を与えてくださる方。

本当にnoteには素敵なクリエイターさんが大勢いるんだなと感じると同時に、安心して書くことができる場であると感じていました。

シングルオイラーの記事を読んで心がざわつていた時、千世さんのこの記事を拝読したことをきっかけに、私はnoteをどのような場にしたいのか、改めて考えました。

千世さんは歴史に造詣の深い方です。
また、鋭い切り口で、いつも新しい発見を下さいます。

上達の探求(note編)さんは、千世さんの記事の中で紹介されており、興味深く拝読いたしました。

お二人とも、noteの中でのご自分のスタンスを明確にしています。

私は書く場所を求めてここに流れつきましたが、未だにnoteのシステムもあまり理解できておらず、自分のスタンスなどというものは考えていなかったので、お二人の記事は大変ためになりました。

◎私がnoteを始めた理由

さて、改めて自分を振り返ってみますと、私がnoteを始めた理由は2つあると思いました。

◆優れたnoterさんの記事を読んで新たな知見を得たい
◆書き続けることで人に読んでもらえる技量をつけたい

そしてできれば、たった一人でもいいから誰かの心に届く文章を書けるようになりたいと思います。

お二人の記事を読んで、私はnoteという場をどのような場にしたいのか考えました。

この時まであまり意識していませんでしたが、SNSの世界といえど、コミュニケーションの場であることは間違いありません。

できれば心安らかな、楽しい場所であってほしい

そういう場所にするにはどうしたらいいのだろうか。

◎見習いたい素敵な姿勢

私には前述のお二人のような知識や表現力はありませんが、これだけは心がけようと思います。

自分の記事を面白おかしくするために、誰かや何かをおとしめたり、傷つけたり、笑いものすることだけはしないようにすること。

そう思ったときに巡り合ったのが、砂川@工場勤務の歴史マニアさんです。

砂川@工場勤務の歴史マニアさんの記事もとても魅力的でした。

特にこの部分がとても好きだなぁと思いました。

多分、「歴史学者」と名乗って活動するという手もあったと思います。
ですが、そんな手法はいつか破綻するに違いありません。

何といいますか、偽の肩書に、自分が乗っ取られてしまうのではないかと
思うのです。
承認欲求が暴走し、やがて他の人を支配しようとするのではないだろうか。
「自分は完璧な人間だ」と勘違いしたままであるから、成長だって止まる。
歪んだ表現だってするだろう。
そこには、明るい未来があるとは思えません。

謙虚に学ぶ、自分を偽らない、そんな姿勢を貫こうという意思決定が、無意識のうちに働いたのかもしれません。

今後も、なるべく思想や史観が偏らないよう注意しながら、活動を続けていきたいと強く考えております。
何よりも、皆様と楽しく学ぶ。これが一番大切です。

砂川@工場勤務の歴史マニアさん
「noteをはじめて一年経ちました。」

私も砂川さんのように、謙虚に、ここを学びの場として存在していたいなと思います。

◎これからのnoteとの向き合い方を宣言します

私はまだまだ未熟ものです。

たいそうなスローガンを掲げましたが、知らず知らずになにかやらかしてしまうかもしれません。

そうならないよう、日々精進したいと思います。

千世さんや上達の探求さんの記事を読んで、私なりのnoteでのスタンスを宣言しようと思います。

  • 私は自分がスキと思ったらスキします。でも私の記事を読んでスキと思わなかったらスキ返しは不要です。同様に私もスキと思わない記事にはスキ返しをいたしません。

  • 私は自分がフォローしたいと思ったらフォローします。でも私の記事を読んでフォローしたいと思わなかったらフォロー返しは不要です。同様に私もフォローしたいと思わない方にはフォロー返しをいたしません。

  • 私はフォローしている方であっても、価値観がズレてきたと思ったらフォローを外します。同様に私のフォローも外していただいて結構です。

これはnoteの暗黙のルールやマナーとは外れているのかもしれません。

とても失礼なことを言っているのかもしれませんが、お許しください。

今でさえ、コメントやスキに気づかず、放置しているものもあるかもしれません。本当にごめんなさい。

こんな宣言をしたら、ただでさえ読んでくださる方や、フォローしてくださる方が少ないのに、スキもフォローもゼロになるかもしれません。

心が折れやすい人間なので、そうなったらショックを受けることは目に見えてるし、それがきっかけでやめるかもしれません。非難されるかもしれなことは覚悟のうえで宣言します。

でもここは書く練習の場所なので、もしそうなったら私の技量が未熟だという証拠です。

精進できるよう努力します。

この場所を愛ある場所にしておきたい。

自分にとって心地よい場所で、読んだり書いたりすることを楽しみたい。

ただそれだけです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を公開していいかどうか、悩みまくりました。

嫌なことは見なければいい、嫌なところからは離れればいい。

それが正解かもしれない。

始めて4ヶ月目の初心者が、生意気なことを書きました。

みなさまにとって、良い一日となりますように。


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