見出し画像

Viewtory Vol.1 冬の撮影視点・ストーリー・Howto

初めに

みなさんこんにちはfotoshinです。
まもなく冬がやってきましたが冬の撮影のご準備はできていますでしょうか。
この度私fotoshinの初のWebマガジン「Viewtory 」をスタートいたしました。様々なプラットフォームを検討した上でNoteを選択いたしました。

「Viewtory」とは?

「View=視る」

「Story=物語」

ここではでは私の視点と物語を共有できるスペースなっています。これまでYoutubeでは自然写真の写真と背景を伝えるをコンセプトとし活動してきました。それはこれからも変わることはありません。
これまでYoutubeでアウトプットできなかったことを写真と文章を通してお届けいたします。詳細はプロフィールの固定記事をご確認ください。


今回Vol.1として冬の撮影に役立つ情報をお届けいたします。

今回のこちらの記事は単発での販売もしくは、月額980円のマガジンの購読でお読みいただけます。

冬は紅葉などの色に溢れるシーズンではないので「何を撮ったらいいの?」と思う方も多いかもしれません。そんな皆様に少しでも私なりのアイディアをお届けできればと思います。

そしてこの記事では私の視点・ストーリーそして撮影のためのテクニックなどを盛り込んだ内容となっています。

決してこう撮りなさいというものではないですし、必ずしもそれが正解でもないです。

皆様がこの記事を咀嚼し、考え、活用し一番は自分らしい作品を創っていただければとても嬉しいです。

今回は以下の5つの項目に分けて作例などを用いながら解説していきます。


  1. 氷の世界 

  2. 植物の世界

  3. 木々の姿

  4. 風の造形

  5. Others

それでは始めましょう。

1.氷の世界

様々な結氷の姿

雪がたくさん降る前に池が凍りつく際に様々な模様を見ることができます。

「結氷」「氷紋」と呼ばれていますがその時の気温、積雪の状態、水の流れなど様々なことが絡み合い想像を超えるような美しい芸術となります。ここでは様々な氷の姿をご紹介します。

No.1

NikonZ7 ISO320 f/11 1/100

一度はこんな模様を見たことがきっとあるでしょうか。これも水が凍る過程で見られる模様の1つで「放射状氷紋」と呼ばれます。どうやったらこんな形が形成されるのか不思議ですよね。実はこの形成プロセスは研究が行われ論文が出ていたりします。とても簡単に説明すると結氷後に降雪があり、その重みで水が上昇しその圧で噴出口が形成されます。そこから内部の比較的温かい水が滲み出て雪を溶かしこの氷紋が完成するようです。その後の水の流れ方により様々な模様が生まれます。タイムラプスで見たらとても面白そうですね。

ここから先は

16,085字 / 50画像

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?