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ターコイズ放浪記2

イラニアン(ペルシャ)ターコイズにたどり着いた訳。

ケルマーン ターコイズ(ペルシャ)

ペルシャ ターコイズというものは、最初アメリカン ターコイズを扱う以前から名前は知っていた。しかし、インディアン ジュエリーを制作する事(技法)に興味をもち、銀細工を始めた。(笑)だから、アメリカは、私にとってのターコイズの聖地でもあった。ちなみに、インディアン ジュエリーは、アメリカのインディアン ジュエリー協会のインディアンが制作するアクセサリーに限定して使って良い言葉。
日本人が作ったものは、ターコイズ アクセサリーと呼ばなければいけない。…らしい。

ケルマーン ターコイズ(イラニアン)

ペルシャ ターコイズは、有名だが、そもそも既に、ペルシャという国は、1934年まで。
だから、ペルシャ ターコイズとは言わなくなっている。それ以降は、イランと国名が変わりイラニアン ターコイズと呼ぶようになり、混在して今に至る。(笑)イラニアンより、ペルシャ ターコイズと言った方が、慣れ親しんでいる…と、いうだけだ。買い付けでは、イラニアン ターコイズが通常だ。

クォーツを含み(灰色の部位)周辺が珪化し半透明

アメリカのセドナで、始めてイラニアン ターコイズを見つけ、美しい❗と、思った。
10年ほど前(2013年)だと思う。カラット20,000円と、法外な価格だった。(笑)
アメリカで、イランのターコイズを買う。
高いはずだ。遠い。(笑)産地から遠くなれば、流通経路は複雑になる。
ターコイズ鉱山は、閉山が相次ぐ。後継者問題もある。サラリーマンの息子は、都会に出て砂漠🌵地帯で、採掘などしなくても生活できる。または、小さなターコイズ鉱山は、枯渇して終わったり、鉱山主が高齢化し亡くなり採掘されなくなったりする。パイユート ターコイズ鉱山のように。ロイストン ターコイズ鉱山も、ディーンさんが亡くなり一部鉱山が中華に売られたり、ホワイトバッファローは、息子さんが取り扱っているが。。。世代交代が難しい時代になり、アメリカン ターコイズは、入手難度があがった。
そこへ、新型コロナのパンデミック❗🐔(笑)
渡米出来なくなった。現地で実物を見て仕入れていたやり方が仇となった。こうして、「ターコイズ放浪記」は、終焉を向かえたのだ。

ケルマーン ターコイズ(イラニアン)

で。東南アジア方面に、ターコイズを探しに出た。しかし、中華系、チベタン系の安価なターコイズは、色が嫌いで…🐔さらに、染色の贋物が多すぎる。中華、チベットのものを除くという独自のルールが生まれる。
ただ、ペルシャ ターコイズは高いイメージがあり、さらに、、、何処に行けば?でしょ?
運を信じて、ふらっ…🐔と、探しに出るしかないでしょ(・_・?)(笑)
そして、イラニアン ターコイズを輸入できる方に偶然、、、、(笑)たどり着いた。
ついでに、キングマン ターコイズなどのアメリカン ターコイズにも、たまたま、たどり着いた。(キングマンターコイズ鉱山に友人が働いているという業者)そんな話だ。

チュールを食いたい子猫。

とりあえず、仕入れた物を再研磨して形を整えて販売開始している。本物のターコイズが必要とあらば、、、是非一度。是非一つ。(笑)

地球屋フォアテイルズ BASE店
https://fourtailsfox.base.shop/

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