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Vagina Owners(ヴァギナオーナー)

アナタの性別は、なんですか?

この問いに、多くの人が「女性」または「男性」と答えるでしょう。
なので、殆どの書類の性別欄は、この二択です。

でも、この二択では自分の性を表す事ができない方もいます。
女性の体で、心は男性の方は、女性なのか?
女性の体で、恋愛対象が女性の方は、女性なのか?
男性の体で、心は女性の方は、女性なのか?
何をもってして、この人は女性だ、と認めるのか。
すごく難しい問題です。

特にスポーツ業界では、この性認定問題で大荒れのようです。
最近では、「トランスジェンダーの元男性が、水泳の女子大会で優勝し、満足したので男性に戻る計画」という衝撃的なニュースが配信されました。どうやらこのニュース自体は、悪意ある捻じ曲げで報じられているようですが…

この方だけではなく、女子スポーツ大会で、多くの元男性が、桁違いの成果を叩き出しぶっちぎりの優勝をしています。

コンは思いました。
現実問題、女体は男体に体力面では勝てません。なので、性別の線引きをスポーツ業界では、心ではなく、体で引くべきだと思いました。
心の性差ではなく、体の性差で分けたらもっとシンプルなんじゃないかと思います。柔道やボクシングは、体重ごとに階級が分かれていますね。そんな感じに、男体の部と、女体の部があっていいと思います。

心の性差ではなく、体の性差で性別を決める。でもこの考え方も、押し付けられると苦しい方もいます。結局、どんな決め方であれ「女性」「男性」という枠に入れられてしまう事が辛いそうです。

そんな方の為…アメリカ雑誌「Vogue」が新たな性別表現を使うべきだと宣言したのです!
その主張によると…コンの性別は「ヴァギナオーナー」になります!

は?え?なに?ヴァギナ?
多くの方が戸惑うでしょう。見間違いだと思うでしょう。もしくは、あのヴァギナではないな、自分の知らないヴァギナの事を言ってるんだな。そう思うでしょう。
ところがぎっちょん!あのヴァギナです。膣のヴァギナです。
つまりヴァギナオーナーは、膣所有者という事です。

実は、Vogue誌が「女性と言う表現を辞めて、ヴァギナオーナーという呼称を使おう」と言い始めた時、とてもたくさんの批判を浴びました。
コンも正直「うわぁ…」と思いました。

でも、ヴァギナオーナーという名前はともかくとして、目には見えない心で測るのではなく、その人が持つ体の器官で、性区分を決めるのはアリだと思いました。

体の能力として、生殖能力というか性器のタイプで、Vogue誌は性別を区切ったのですね。
心が男性であっても、ヴァギナオーナーであれば、ヴァギナが有るという事です。だったら、生理も来るし、婦人病のリスクを抱えているし、体力的に不安がある体である事がわかります。
このように、性器でもって区別していけば、心は女性なのに体が男性の人が、スポーツ大会に女子の部で出場できない事を悲しまなくて済みます。
女子の部は、ヴァギナオーナーの部になるわけですから、心が女性だろうと男性器オーナーの方が出場できないのは当然だと納得できるはずです。

手術をして、性転換した人はどうするのか?という疑問も出ていますね。コンとしては、そこまで本格的に産まれた時とは違う性へ生まれ変わる努力をした人は、新たに得た性器に準じた性区別に、分類していいと思います。
今問題になっているのは、性転換手術もしない、ホルモン投与もしない、化粧もムダ毛処理もしない、恋人は女性のまま、男性としての体と心構えのまま、女子の大会に出場し圧倒的優勝をしてしまう元男性がいること。トランスジェンダーを言い訳に、有利な女子大会に参加して、優勝をしたいだけに見えてしまう一部のトランスジェンダー選手の排除が、女性アスリートから求められています。
だったら、覚悟の感じられないトランスジェンダーの方を、女子大会への参加を封じるだけでも大きな成果があると思います。

心ではなく、体の特徴で区切る性区分の考え方、コンはもっとみんなで議論するべきナイスアイデアだと思っています。
ヴァギナオーナーという名前は、どうかと思いますが…
トイレの標識とかも、性器のイラストになるのかな…それはやだなぁ

一部の医療機関では、子宮頸がん「女性がかかる病気」ではなく「子宮を持つ人々のリスク」と説明している文章を出していたりします。
心の性で分けた性別には大して意味がないかもしれませんが、体の特徴で区別した性別には大きな意味というか、違いがあると思います。
ヴァギナオーナー特有の弱点やリスクがあって、逆に非ヴァギナオーナーにも特有の弱点やリスクがあります。j人類みんなを一緒にしてしまうのは、乱暴です。だから分けるべきです。
でも、その分け方、もっとみんなで考えていきたいですね。

今回は、ここまで。
おしまい。
ばいばい、またね。


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