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【これから家を買う方へ】それでも変動金利がいいのか、固定金利にすべきなのか

これから家を購入する方へ

金利に関して世間が騒がしくなってきました。ネットやテレビでは住宅ローンの金利が上がったらと煽っておりますがこの方達はまさか自分の住宅ローンが変動金利ってことはないですよね

もし固定金利というなら理解できます。そう思ったんだよね、ってやつです。でももし住宅ローンがない人ならただの野次馬です。それはあまりにも寂しすぎる

これから家を買おうとしている人にとっては報道や記事を見る機会が増えていき、その度に『本当に大丈夫だろうか』といつ悩みが深まります。これは結構辛いかもしれません。

金利が低く少しでの月の支払いの少ない変動金利を使いたいけど、大きく金利が上がったらどうしよう。そんなことが浮かんでは消え、という感じでしょうか。では固定金利にすればいいのか

現状ではフラットの子育てプラスがあるので5年間はー1%で0.8%程度ですが10年目から、15年目からは2%程度となります。本当に悩ましいところです。

では本当に変動金利ではダメなのでしょうか。

これから変動金利で住宅ローンを組む人にとって何が大変と思うか。それはこれから先もずっと利上げ報道で住宅ローン金利のニュースを見ることです。きっと不安になることも出てくるでしょう

性格を考えてフラット35のような固定金利にしようと思うのもいいかもしれません。それでもリスクをとって月の支払額の低い方を選択するのであればどうすればいいのか。

何%の金利上昇まで大丈夫なのか

まずはライフプランを作成してどこまでの金利上昇なら大丈夫かの確認をしてください。この数字が小さければ小さいほど固定金利を検討することになります。

あくまでもシミュレーションなので参考程度ですが教育資金などがあるのでおざなりにしないようにまずは己の家計の理解をしてほしいです

対策は一部繰上げ返済しかない

変動金利で組んだ後に金利が上昇しそうなので固定金利にすれば大丈夫か?と思うかもしれませんがその時は固定金利も上がっているかもしれません。それも1つの候補くらいで考えておいた方がいいです

他の対策を考えますがどう考えても答えが1つしか浮かびません。それは一部繰上げ返済です。住宅ローンを構成する要素は3つになります。

ローン金額×金利×時間

今回は金利上昇懸念で金利が上がると支払いが大きくなることを悩んでいるのであと2つのローン金額と時間を減らせばいいのではとなります。もし金利が上昇かとなったら一部繰上げ返済をすれば金額も時間も減ることになります

しかしここで問題があります。

貯蓄がないとこれはできないということになります。本来貯蓄は収入から支出を引いたものですが今回は支出自体が上がってきており、支出削減効果は非常に難しい場合も考えられます

それなら収入面に目を向けるしかないです。収入面に目を向けた対策とはいわゆる『投資』ということになります。そう、投資で一部繰上げ返済の原資を作るということです。

投資というとすぐに株式投資の話に行きがちですがそれもその1つではありますがここではそのほかに2つありますのでそれも一緒に対策してはいかがでしょうか

1、株式投資
2、自己投資で転職
3、副業で収入UP

コロナ禍から株価も為替も稼ぐにはいい時期でした。変動金利でリスクを取るならこれも同時にすることで効果が期待できると考えます。それでもこの3つのどれもしたくない場合で金利上昇で悩んでいるのであれば。。。

もう変動金利にして何事もありませんように、と祈るしかありません。少なくともデフレではこれが通用しましたしこれがメインシナリオでした。しかしここからはどうでしょうか。

永野FPオフィスの住宅ローン相談


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