見出し画像

私の90smusic#19


#181 Sole Survivor by Helloween

守護神伝の洗礼を受けた者にとっては、マイケル・キスク不在というのは、とてもショックが大きくて、しかも、アンディ・デリスという、ハイトーンボイスからスモーキーボイスに代わるという、全く声質の違うボーカリストが後任に選ばれたので、果たしてどうなっていってしまうのか、という不安が何となくありました。そして、いざアルバム一発目のオープニングトラック、痛快な一撃を食らわせてきました。

#182 Tribute to the Past by Gamma Ray

自分で初めてお金を払って、チケットを買って、一人で観に行きました。新宿のリキッドルームだったかな。会場前に観に来たファンが並んでいたんですけど、自分の周りには、誰一人として聴いてる人がいないのに、逆に同じものを聴いてきた人しかここにいなくて、勢揃いで並んでいるという状況が面白くて、不思議な感覚を覚えて。ライブが始まると、あのカイ・ハンセンは、マジで実在していたのか!って感じだった。それまでは、聞いていた話だけでしたからね。

#183 Journey Through the Dark by Blind Guardian

会場が一体となって、盛り上がるライブ名盤「東京物語」。ライヴ名盤の一枚なんじゃないでしょうか。そして、この曲のギターソロは、メタルギターソロ名演100選に選んでも良いかも。

#184 Young and Useless by Thunderhead

フロントマンがアメリカ人で、他の3人が全員ドイツ人という変わった編成で、モーターヘッドさながらの、骨太で男臭いギターロックを展開。まさに、このライブ盤ジャケまんまのイメージだけど、一度も生体験出来なかったな。

#185 Refuge by Rage

コンピレーションのライブアルバムで、初めて聴いたかな。ジャーマンメタル群では、過小評価されてる方だと思ってたんだけど、この手のバンドは、やはり2本ギターの5人組が多い中で、当時彼らは3ピースでやってたので、それ自体が個性だったイメージも。

#186 Whirlwind by Running Wild

これはどういう流れで、聴いたんだろうな。老舗ジャーマンメタルバンドだというところからかな。76年結成で、海賊イメージを地でいくパワーメタルバンド。17もの作品をリリースし、いまだ元気に活動。ここまでブレないことはすごいことだし、もはや格好良い。

#187 Gate of Heaven by Heavens Gate

日本でのジャーマンメタルムーブメントの熱が、ついに日本のメタル誌の表紙にまでにしてしまい、当時のビッグインジャパンの象徴的なひとつの出来事として、語り草でしたね。守護神伝のハロウィンから始まった、日本でのドイツのメロディアスなスピードメタルバンドの流行が、世界的にどうという以前に、メディアも無視できなくなったということなんでしょうね。

#188 Father Time by Stratovarius

北欧フィンランドからもメロスピメタルバンド。大柄なギタリスト、ティモ・トルキが、ボーカルも兼任する形で活動していて、このタイミングで、ついに専任のシンガーが加入し、その人の名前もティモだったので、小ティモって呼ばれていた。名作の一枚。

#189 Please Don't Leave Me by Pretty Maids

ジョン・サイクスのバラードソングのカバー。全体的にパワーメタルのイメージですが、北欧バンドらしいと言っていいのか、キーボードの味付けが豊かで、中には聴き当たりの良いポップチューンもあるのも魅力。この曲はとても良い曲なんですが、スプークトが名盤なので、その頃が一番聴いてましたね。

#190 The Heart of Summer by Fair Warning

多分一般的には、デビュー作と3作目Goに人気が割れてるとは思うんですが、個人的には、この2作目のレインメイカーが一番好きかな。少しコンセプト作品のようなアルバム。当時の24フレット板の珍しいギターのスカイギターは、ウリ・ジョン・ロートと共に、話題になりました。


この記事が参加している募集

私のプレイリスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?