②96歳でも愛されている、幸せなお爺さん👴入院する

本来なら、5月30日の夜に、カタール航空でスペインへと旅立っていたはずの猫おばさんなのですが。

29日に、父のお友達から電話があり、父がいまから救急車で、病院にいくとの連絡がありました。

今年になって父が入院するのは、これで4度目?です。

前々回の時はたまたま私たち姉妹が帰省して、父のそばにいた時だったのですが、
父と一緒に救急車に乗って、🚑わたしのほうが、ドキドキして頭に血が上り高血圧になったほど。

心が小さいので、不安、心配、などが身体にすぐ響くのです。

その時対応してくださった、若い先生は、父が96歳で肺炎だったので、

「ご高齢なので、どうされますか?」と、聞かれました。延命処置をするのか?どうか?と。


私たちは、気管挿管などの延命措置は、望まないと申し上げたのです。

が、奇跡的に回復し、退院。

そして、今回は、
2週間前に帯状疱疹になり、その後、なんとコロナになった父。
帯状疱疹は、免疫力がなくなっているから発症しているわけで、そのうえにコロナだと、ウィルスを殺す力もない。

救急車を待つ父の声をスマホから、聞いてさすがに、今回は無理では?と思いました。

たまたまインドから帰国していた娘(インドの大学でアーユルヴェーダの医師になる勉強をしている)もいたので、姉と3人で広島に向かいました。 
 
本来なら、父はそのN病院に入院するのが好きなのですが、今回は、コロナなので、個室のうえに、看護婦さんも防護服をきて、必要な時だけの看護.

私たち家族も、防護服を着て、一人一回だけの、面会が許されているだけでした。

2日にわけて、二人ずつで面会しました。

でも、特別に父の友人のYさんには、2回の面会を許していただきました。

わたしはレイキのレベル1しか、持ってないのですが、面会の前にLINEで、お願いすると、レイキのお仲間の方々が、遠隔で光を送ってくださいました。

そのお力を借りて、父にレイキをしましたら、私の手からエネルギーがどんどん流れていくのがわかりました。

父の担当医の方とお話しした時には、

「Tさんは、3回奇跡を起こしてこられたけれど、さすがに、今回は乗り越えられないのではないかな。

先日も、コロナは治っても、そのあと体力が戻らず、90歳の方がお亡くなりになられた」とおっしゃるので、

私たちも、覚悟をしたのです。


父のお友達は、「わたしが鬱になりそう」と、おっしゃるので、お昼はランチをご一緒しました。
その後は、夕方までお茶を飲んだり、私たちの泊まっているホテルで、父のことを話して過ごされました.
そんな毎日が、1週間続きました.

そして、面会もできないまま十日が過ぎ、お友達のYさんが、大きな字で書いたお手紙を看護婦さんに託されたのです。

「ミスターもとお
    Tさん

いつもあなたさまのことを案じています。
あなたは、強運の人ですので、治療に専念してくださいね。
映画、海外旅行のお話をしましょうね。

電話をしてくださいね。
待ってますよ.

NY」

娘のわたしが読んでも、
なんと素晴らしい、言葉ぐすり!
だろう、と感動したのです。

25歳も年下の女性から96歳の父に宛てた愛の手紙です。

その手紙の効果か、
3週間を過ぎ、今、父は自分から電話をかけてくるほどに回復しております。

体力は、落ちてしまってるけれど。
来週には、一般病棟に移動できるかも?しれません。

#創作大賞2023
#エッセイ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?