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ちょっとした事で好きになった家事

まだセーターを着たいぐらい気温が低い日もあるのですが、分厚いセーターやウールのズボンは、もう来年まで出番はないかなと思い手洗いしました。

日本にいた時は、お風呂場にタライを持ち込んでしゃがんで洗っていたのですが、今は洗面台の横に作業スペース(設計した人の意図はどうだったか分かりませんが、洗面シンク一つ分ぐらいのスペースがある)があって、そこにタライを置いて立ったまま作業ができます。
しゃがんで洗うとしんどかったのが、立ったままできると随分ラクな事に気づいて、手洗いするのが全然苦じゃなく、気に入っている服を大事に洗って長く着ようという気持ちが取り戻せて、むしろ手洗いするのが好きになりました。
洗面台の横には仕切りも何もなく浴槽があるので、何枚かまとめて洗う時は待機場所として浴槽に放り込めて、これもまた便利。ついでに床はタイルなので、少々水がはねて床が濡れても平気です。
今までは、手洗いって面倒だと思って好きじゃなかったのですが、姿勢がラクになったこと、そんなに広くなくても作業場所が確保できるだけで、苦じゃなく手洗いできるようになって喜んでいます。

あと、「救われた」と思ったのが、フランスに来てなかなか手に合う炊事手袋がなかったのが、ようやく、すっとはめられて、すっと脱げる、でもいい具合のサイズという手袋を見つけたことです。このご時世、手を消毒しまくりで、気をつけていないと手がすぐに荒れてきます。でも手袋の脱着が面倒だと、もう食器洗いがどんどん苦になっていたので、丁度いい手袋を見つけて大げさじゃなく救われた気分になりました。料理をしながら使ったものをちょこっと洗う時にも、手袋をはめるのが面倒じゃなくなりましたから。

億劫な家事でも、姿勢や作業スペース、道具が変わると、苦じゃなくなるって事があるんですよね。「いやだなあ、面倒だなあ」と思ったら、ちょっと立ち止まって「工夫の余地があるのかも」と考えてみてもいいかもしれません。

今日も読んで下さって有難うございました!

イラストを使わせていただいたminさん、有難うございます!

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