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あなたの競合はだれですか?


自分に競合はいるのか

あなたは自分の競合相手が誰かを考えたことがありますか?もしいないなら、それはラッキーです!どうかそのまま突っ走ってください。

でも、普通はなんらかの競合相手というのはいるものです。日本語教師だって、お金をもらって日本語を教えている以上、それはビジネスになり、ビジネスということは他にもあなたと同じことをしている人がいて、その人たちは必然的にあなたの競合になります。

自分が住んでいる都市や町で教えてる場合は(教室や個人の対面レッスン)近くに住んでいる人が当然競合になりますが、オンラインの場合はどうでしょう?プラットフォームなどで教えている場合は、居住地は関係ありませんから、値段・使える媒介語・教える内容などが自分のとぴったり一致したらその先生が競合になりますよね。そして、誰でも簡単に想像できることですが、そんな人たちはプラットフォームでは頭がクラクラするくらい大勢います。

よく他の先生との差別化・・と言いますが、よっぽどのものをぶつけないとあなたとその先生の違いは、学習者さん側からはわかりませんし、ニッチな分野でない限り、そこまで絞って探す人も少ないと思います。私には縁遠い世界なのでわかりませんが、オンラインプラットフォームで人気の無双状態の先生はきっと何か秘訣があるのでしょうね。

私の場合(フランス・オンラインレッスン)

さて、私自身ですが、フランスに住んでオンラインで教えているので、当然ですが私のような先生はたくさんいます。たくさんいるはずなんですが、オンラインだけで教えている先生は、個人的には誰も知りません。

これは難しいところで、どうしても競合になる以上、突っ込んだ話などできませんから仕方がありません。Xなどでレッスン内容とかレッスンに使えそうなことを、他の国に住んでいる先生とシェアできても、自分がやっているビジネスとしての部分はあまりシェアできないのと同じです。これはどこの国にいても同じだと思います。

私が知らないだけで、日本語教師同士の集まりなども存在しているとは思いますが、異端児で一匹オオカミ状態で今までやってきた私からすれば、これからも多分1人だと思いますし、今はそのほうが気が楽です。

どのようなビジネスを展開しているか、生徒集めや価格などを参考にするために他の先生のサイトをチェックするのはどの人もやっているとは思いますが、突出するのは至難の業です。私もフランスの日本語教師、またはビジネス展開しているところのサイトなど、一握りですが時々チェックしてはいるものの、なかなかそのレベルにはたどりつけません(日本人はほぼいません)

競合は必要なのか

では、競合という存在は必要なのでしょうか?これも人によると思います。自分のスタイルが確立されていて、誰のことも気にしないという人もいるでしょうし、他の人の動向が気になる、負けてられない!という人もいるでしょう。私は個人的に競合はいたほうがいいと思っているし、負けたくないという気持ちが比較的強いので、意識はずっとしていきたいと思っています。それでも自分スタイルは貫きたいし、他の人がなるべくやっていないこともやっていきたいです。先駆者になるのはとうてい無理だけど、他の人と同じなのも嫌というわがまま路線です。


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