【ドイツ暮らし】ドイツのコロナ事情②ロックダウン延長...

ドイツでは、昨年秋から、第二波到来。あっという間にコロナが蔓延し、11月から実質ロックダウン(都市封鎖)状態が続いている。「感染拡大が収まらないからロックダウン延長」と毎月延長発表があり、直近では、「1月末まで延長」という状況であった。そんな中、昨日再び「コロナの変異株がドイツ南部で発見されたため、2月14日までさらに延長」との発表があった。今回は、規制がさらに厳しくなり、「高機能・医療用マスクの着用を義務化する」というかなり踏み込んだ内容になっている。型版まで指定してくる徹底ぶり。今後は、公共交通機関や、店舗でこんなマスクを着用しなければいけなくなった。

画像1

新しい、政府発表は下記の通り。規制を強要した分、補償をしっかり行うところはドイツらしい。

<1/19ドイツ政府発表>
○各種制限措置の延長:現行の各種制限措置を2月14日まで延長する。
○私的な集まり(接触制限):引き続き自らの世帯に加え,別世帯に属する最大1人までに制限。
○マスクの着用義務:公共交通機関や店舗での医療マスク(OPマスク,KN95/N95マスクまたはFFP2マスク)の着用義務を導入する。
○ホームオフィス:公共交通機関における接触を減らすために,企業は可能な限りホームオフィスを可能とする必要がある。
○学校等の閉鎖:学校は引き続き2月14日まで閉校または出席義務を免除。
○高齢者・介護施設及び障害者施設における措置:施設職員に対して医療マスク(FFP2マスク)の着用を義務化する。
○連邦によるつなぎ支援3の改善:受給要件を簡素化するとともに,企業や自営業者への支援金の上限月額を大幅に引き上げる。
<在ドイツ日本領事館まとめから、抜粋編集>

第一波では、比較的コロナの封じ込めに成功して、世界からも称賛されたドイツであるが、第二派では、直近では感染者200万人、感染者も一日2万人近くで高止まりしている。死者も毎日1000人近く増加している状況。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?