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遺跡ねつ造事件のFは最終的に文化勲章が欲しかったのではないか?

 今も事件の全貌が分からない未解決事件といっていい遺跡ねつ造事件。

 考古学でねつ造事件を繰り返したFが関係を持った東北福祉大学は残念ながら今も全国から事件の影響からいいイメージは全くないといっても過言ではない位、風評被害は継続している。

 Fのような人間を20年以上も匿い、ねつ造の共犯者とか隠ぺい工作に関与した東北福祉大学の悪名高いイメージは今も地元では消えないままだ。

 前にもFがねつ造が発覚してから本人が「あれは名誉欲ではない、みんなと一緒に楽しいことをしたかった」とマスメディアに語ったという話を私は真っ赤な嘘だと批判した。

 地元ではFの新聞記事で語った記事とFをかばった東北福祉大学の悪名高い事件ということで東北福祉大学といえば遺跡ねつ造事件に大いに関与した悪しき体質を持つFラン大学という犯罪者養成学校の否定的なイメージは簡単に消えそうにない。

 Fがねつ造を繰り返した背景には文化勲章が欲しかったという動機があったとしか思えない

 Fに関して私は計画的にねつ造を継続するために初めからプランを持っていて、20年もねつ造を計画したと考えるのが自然ではないか?と考えている。

 単に考古学の研究者や東北福祉大学の学生を担ぎ出して「みんなと一緒に楽しいことをしたかった」というのはどう考えても理由として薄弱である。

 そもそも考古学のねつ造という行為自体、単純に楽しいとか、その場限りの浅墓な幼稚な考えで実行などできるわけがない。

 実際にねつ造を繰り返すと考えても相当な考古学の経験や知識も必要なわけであり、単にマスコミに取り上げられて日本のインディー・ジョーンズになりたい、というミーハー的な思い付きでねつ造など実行できるということは断じてない。

 私はF自身がまず、名誉欲があって将来的には芹沢長介門下で日本政府から文化勲章をもらいたかったという理由も明白にあった、と考えている。

 F自身も日本の旧石器時代の権威だった芹沢長介の権威を利用し、文化庁にいた岡村道雄の関係も徹底して利用し、Fのねつ造した石器を大々的に本物である、と日本政府まで騙したとなれば、初めから文化勲章をもらいたくてねつ造事件を繰り返したのではないか?と考えたほうが自然だろう。

  実際、文化勲章を与えるのは岡村道雄がいた文化庁であり、Fは岡村道雄にも何度も接触していて関係を持っていたとなれば、もう、確信犯レベルで文化勲章をねつ造までして欲しがっていたのではないか?

 東北福祉大学に芹沢長介の親である芸術家の芹沢けい介の美術館があり、芹沢けい介は文化勲章受章者でもあるのでFもまた、芹沢けい介に続いて文化勲章をもらいたいと野心を抱いていたのだろう。

 Fは相沢忠洋賞をもらったが、次は文化勲章をもらいたいと考えていたとしか思えない。もちろんねつ造という不正により、Fから相沢忠洋賞は剝奪されたのだが、事件の顛末は余りにも酷い。

 どう考えても私はFは事件後、マスコミに向けて動機とやらを話しているが、明らかに嘘をついているとしか思えない。

 相変わらずFのねつ造は事件が発覚して処方面から糾弾されても本質は変わっていないということなのだろう。

 東北福祉大もFを称賛して第2の文化勲章受章者が自分の大学から出ると自画自賛していた恥ずべき黒歴史を何ら反省していない

 省みてFのねつ造に20年間も協力し、Fのねつ造を考古学上の素晴らしい出来事と称賛してきたのは文化勲章の胴元たる文化庁や考古学の本丸の日本考古学会だけではない。

 何といってもFの行動を無条件で称賛し、英雄のように持ち上げていた私のいた東北福祉大学そのものではなかったのか?

 当時、Fのねつ造を何の検証なしに英雄化し、Fをそれこそカルト宗教の広告塔のように利用して、学生集めでも大いにFを利用して東北福祉大は考古学の最先端の大学ということで有頂天になっていた。

 次は芹沢けい介に続いてFが文化勲章を受章?などと煽り立ててきた大学当局もまた、大いなる犯罪に加担したとしか思えない。

 私は東北福祉大学の遺跡ねつ造事件の罪は重すぎると思う。

 遺跡ねつ造事件後の東北福祉大学の行動は学問の敵といわんばかりの誠意を欠くような無責任で大いに信頼を欠くような振る舞いでしかなかったとしか思えない。

 しかし、残念ながらFのねつ造が発覚するとFを称賛していた芹沢長介にしろ、梶原洋にしろ、騙されたのは我々であり、我々は被害を被っただけであると称して、最後の最後まで教授の甘い汁を手放さなかったということを周囲は猛批判していたことをまさか大学当局は忘れてしまったのではないだろうか?

 普通の大学ならばあれだけ酷い組織犯罪のような事件が発覚したらまずは当時の東北福祉大学の学長の萩野浩基にしろ、芹沢長介にしろ、梶原洋にしろ、責任を取って辞任して当然だろう。

 しかし、東北福祉大学の学長や考古学の教授は責任逃れをして、何ら辞任することすらなく、自分の可愛さのために全部、悪いのはFのねつ造のせいであるということで最後まで学長や教授の地位に留まっているという最低の振る舞いのままだった。

 この種の普通の大学では考えられないような痴態を東北福祉大学が演じてしまい、考古学会だけでなく、日本の学者や研究者から東北福祉大学が決定的な不正に関与したのにFだけが裁かれ、肝心の教授や学長は裁かれないという猛批判が今も東北福祉大学に降り注いでいる。

 今も遺跡ねつ造事件は残念ながら終わっているとはいえない。

 東北福祉大学の名誉のためにも事件に関して東北福祉大学のOBや教授も積極的に語って欲しいが、残念ながら東北福祉大学が事件をなかったことにして今も自分たちの信用を貶めているのは実に情けない。

 

 

 

 

 

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