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紀伊半島山中 行ったり来たり行き止まり

1990年代バイクブームであり、林道オフロードブーム。
雑誌に「林道ここはどこ?」企画があり、簡単な地図を手掛かりに
雑誌に掲載されている写真の場所で写真を撮って投稿する。
正解の投稿7回で”Forester"ステッカーがもらえた。

その1990年代、紀伊半島の山中は砂利道だらけだった。
林業が盛んだったかどうかは定かではないが、結構整備が行き届いていて
当時は、崖崩れやガレた道が少なかったったように思う。

ここ十数年、和泉山脈周辺の林道以外あまり走りに行っていなっかたので、
ここいらでちょっと散策に出かける。

行き先は、和歌山県中央部、白浜から本宮へ抜ける国道311号の南、
県道219号 安川渓谷。
相棒は当然ジェベル。
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県道219号、最終は川湯温泉まで繋がる道。
昔は、ほぼ全線砂利道・・・・だったが、今では、ほとんどが舗装。

そして今回、入り口には通行止の看板。
昨年9月の台風以来、数度の大雨が近畿地方を襲っている。その影響か・・。
行けるところまで行ってみる。

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「熊出没注意」の看板がある。早朝の山道は静か。
昔となにやら雰囲気の違いを感じる。歳をとって敏感になったのか?
臆病になったのか?昔は道しか見てなかった。
今では、そんなことはなくなった。

しばらく走るとT字路へぶつかる。
写真右側は林道安川線、砂利道。はて?どこへ抜けていたか?
昔の記憶は何処へやら・・。

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林道安川線、砂利の締まった走りやすい林道。
先日の雨もあって埃も立たずにいい感じ。
走りは気持ち良いが、やはり何やら気配を感じるのは気のせいか・・・。

林道途中に登山口。登る人はいるのだろうか?

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気持ちよく走っていると、道の様相が怪しくなってきた・・と思ったら、
倒木、川の増水による路面欠落で、これ以上の走行は不可。

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当然ここから先に轍なし。
数台で来ていれば倒木をどけて奥まで行くのだが、今回はここで引き返し。

元のT字路から川湯温泉方面へ。
程なく走るとトンネルが現れる。その前に通行止の柵があった。

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通れないギリギリまで行きたいが、この長いトンネルに問題があるとしたら、危険なので、ここで諦める。
その代わり、この反対側に支線の入り口があるので行ってみた。雨で路面が削られ結構ガレガレだが行けなくもない。

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道の雰囲気が行き止まり林道。

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その通り行き止まり。
途中の見晴らしは良かったけどね。
どうやら安川線の支線は行き止まりがほとんどの様。

大人しく来た道を引き返す。
気持ちのいい滝があった。
しばし休憩・・・。

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県道219号から国道371号へ。
途中気なる分岐があったのでそちらへ。
”八体大稲荷大神入り口”看板があったが、行けども行けども何もなし。
ついには未舗装路となる始末。

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ここもあえなく引き返し。
国道へ出るまでの途中の分岐砂利道を登ってみる。

工事車両で通行止め。支線が色々あるので行ってみた。
ガレた路面や、見晴らしのいいところあり。
頂上付近で轍の無くなるところがあったので、それ以上は行かずに引き返し。

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ここから大人しく国道371号、国道311号から、いつもの北上ルート県道198号で、
国道424号を走って和歌山市内まで。
今回はいつもと違う、椿山ダム 道の駅ほっとステーション美山の里で小休止。
時間は10時過ぎ。少し暑くなってきたか・・・。ベンチでパンとお茶をいただく。
この何にも考えない瞬間幸せね♪

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国道424号、金谷から国道480号、田殿橋北詰から県道159号で下津町仁義、
加茂郷から国道42号で自宅まで。

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馴染みの和菓子屋さんでお饅頭ゲットして帰りましたとさ。

帰着12時前、走行距離 約260km。



今回行った林道安川線。トンネルから川湯温泉側(県道241号)はまだ砂利道が残っている様。また今度アタックの予定。
それにしても、舗装はしているが交通量一体どれくらいあるのか?
交通量ほとんど無い様なので、道にはコケ、砂利、落ち葉、木の枝。
砂利道の方がなんぼか走りやすいと感じた次第。
あくまでバイク乗りの観点からね。


最近のオフローダーはどこを走っているのだろう・・・?





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