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ハンターカブ(CT110)キャブセットはどうなったのか?

以前のキャブセットは

メインジェット:#90
パイロットジェット:#40
ニードルジェット:S(KEYSTER:標準)、クリップ位置標準
エアースクリュー:止まるまで締め込んでから1-3/4戻し 

   ↓ ↓ ↓ ↓


変更した箇所は

ニードルジェット:RR(KEYSTER:標準より2段階濃い)、クリップ位置標準


コンデンサーを交換するためにガソリンタンクを動かさねばならず、エアークリーナーボックスを外す必要があった。無事コンデンサーの交換が終わり各部品を元通りに組みつけた。結果プラグの失火は治ってアイドルはとても安定。
ところが走るとキャブのセットがおかしく、アクセル開け始めでゴボ付き?息付き?ともわからない症状が現れた。

コンデンサーとは関係ないと思われる症状だが、はて、なんだろう?と思いを巡らせる。エアークリーナーコネクターひび割れが原因かもしれないと思い交換。症状が治まったかに見えたが、たまにぐずる症状が現れる。

プラグの焼け具合が白かったので混合気を少し濃くしてやるためにニードルジェットを1段階細いもの(KYESTER製:R)に交換した。しかしクリップ位置を上下しても良いところが見つからなかったので、もう一段階細いタイプに交換(KYESTER製:RR)。濃くなりすぎるのもアレだと思ってクリップ位置を1段薄い方向にセットしたが良くない。

結局クリップ位置を標準にして走ってみたら普通に走れるようになった。
二ドルジェットRRに交換する前、念の為にキャブをバラしてストレーナーのゴミ掃除やら各部の詰まりなども確認をしたが特に問題は無し。

過去に色々いじっているのでキャブセットが標準とは異なるが、今まで普通に走れていた。アイドル時の失火はあったが走っている分には特に問題を感じなかった。今回ニードルジェットを2段階濃いめにセットしなければならなくなったということは、ゴムパーツのひび割れによるエアーの吸い込みが原因ではなく、何らかの原因で空気の流れが良くなり空燃比が変わったのかもしれない・・・。



”S”→”R"へ、クリップ位置、標準は真ん中
後日クリップ位置を上げ下げしてみるが変わりなし
キャブを分解してゴミなどを除去
各部詰まりなどないか確認


ニードルジェットのストレート部直径は0.005mm刻みに設定されている。"S"→"RR"で0.01mm異なることになる。メーカー公称誤差が±0.005mmなので実際の違いは実測してみないとわからない。プラグの焼け具合の変化は写真のような感じ。メインジェットは交換していないのでニードルジェットによる違いだ。それぞれのニードルジェットはテーパー角度も異なっている。

ニードルジェット”S"クリップ位置1段濃のプラグやけ具合
ニードルジェット”R"クリップ1段薄のプラグ焼け具合
最終セット
ニードルジェット”RR"クリップ位置標準のプラグの焼け具合

もう少し濃いめでも良いかもしれないがこれで様子を見ることにする。

キャブ調整確認で連日近くの和歌浦、雑賀崎をよく走った。おかげで早咲き桜の開花を見ることができてよかった。

2月下旬
3月上旬 満開だ

確たる確証もないまま色々やった結果ちゃんと走るようになった。
はて、本当はどこに問題があったのだろうか・・・。


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