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ハンターカブ(CT110)のアーシングは効果あるのか?


ハンターカブ(古いバイク)の配線

電気はプラスからマイナスに流れるのは周知の通り。
大体においてバイクの配線はプラス側がリード線となっている。マイナス側はリード線が存在しない(厳密に言えばちょっとある)。車体そのものがリード線代わり。フレームは塗装しているので通電させるためあちこちの接合部の塗装が剥がされていて、そこを電気が流れる。エンジンとフレームの接合部もしかり。リード線の被覆破れてフレームなどに接触するとショートするので注意が必要。

アーシングとは

エンジン、車体(フレーム)などの金属部品の導通で成り立っている電気の通り道、少なからず電気抵抗があるので、マイナス側にリード線を追加接続して導通をよくする。古いバイクの場合は効果があるようだ。イグニンションコイルで発生した電気は火花となってプラグの先端で火花となってバチバチする。

中央の凸部からL字の先端の間に火花が飛ぶ

点火系の導通をよくすることでエンジンが元気になるのではないか、というのが狙い。プラグが取り付けられているのはシリンダーヘッド。イグニンションコイルがあるのはエンジンから遠いシートの下(フレーム)。今でもちゃんと通電してるから火花が飛んでエンジンが動いているのだが、そこのところの通電を助けてあげる。


アーシングをしてみる

旧車チューニングの定番。今更かよっ!!て感じだがやってみる。
どことどこを繋ぐのか?シリンダーヘッドからイグニンションコイルまでとはいかないにしてもバッテリー端子のフレームに接続してるところまでリード線を繋げてやる。太い線の方が良いのだが有り合わせの2sq(直径2mm)2本使い。端子も有り合わせを使った。

一応自動車用
配線はこんな感じ

シリンダーヘッドの下側にちょうど良いネジ穴あるのでそこに端子の片側をネジ止め。接合部を磨くのを忘れずに。
反対側はバッテリーマイナス側をフレームに接合しているところへねじ止め。

ちょうど良いところにネジ穴がある
取り付け部は磨く
バッテリーマイナス側を接続しているところへ

そして走ってみた

季節の変わり目、早朝めっきり涼しくなった・・というより肌寒い。
3速、4速でエンジン低回転からの加速にトルクが増した様な気がする
気温低いからキャブセットいい感じになったのかもしれない・・。
でも走っていてエンジン元気になった様な気がする

ああ、いい天気

アーシングの効果かどうかわからんが、
気持ちよく走れてそんな気がするのもそれはそれで良いのではないだろうか・・。


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