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ジェベル200の駆動系リフレッシュ

2009年秋に我が家にやってきてからしばらくして、林道仕様だとかなんとか言いながらチェーンとスプロケットを交換してはや12年。あれから走行距離は28,000kmほど・・もうええ加減厳しくなって来ているのでそろそろ交換することにした。

当時チェーンは大同520VのOリングシールタイプ、スプロケットはAFAM 47T(ノーマルの2T増し)へ交換した。

外したチェーンはドロドロ
ジョイントは軽く焼き付き・・
重さは純正の約半分だった


シールチェーンは油分が流出しにくいかわりに給油の油も入りにくい。シールチェーン用スプレータイプ潤滑を使用していたがどうもうまくいかずチェーンの所々でくの字なってしまった。最近になって専用チェーンオイルも試したがすでに手遅れ。手でぐりぐりするとなんとか動くがよろしくない状態だ。


真っ直ぐにならないチェーン
横方向はこんなに曲がるんだ〜




12年半ぶりに前後のスプロケットとチェーンを新しく交換する。リヤ側は以前外した純正品があるのでそれを使用。フロント側は減速比を大きくしたかったので14Tと思ったが在庫切れ。仕方がないのでノーマル15Tとした。チェーンはシールのないタイプだ。

油紙で包まれているチェーン 
派手なゴールド・・
これしか在庫なかった
左:純正15T、右:DRC 15T 新品

約30,000km走ったスプロケット、一体どれだけ減っているのだろう?
フロントは歯数少ないのでリヤより減るのは当たり前。見た目に減っているのがわかる。対してリヤ側はアルミ製だけど意外と減っていない。

フロント:回転方向は向かって左回り
走行 34,000km
リヤ:回転方向は向かって左回り
走行 28,000km
新品スプロケットを取り付けた
周辺を掃除
リヤも取り付けする。


ホイルを車体に取り付けてチェーンを張れば完了なのだが、バラしたついでにリヤサス周りを分解。スイングアームのチェーンスライダーをついでに交換しておく。
リンクアームの前側のボルトが段減りしていた・・。交換してからの走行距離は約10,000km。

それにしても周りが汚い
そんなに減っていないが
この際に交換しておく(上:新品)
これは消耗品だな・・
新品ないのでこのまま使用
減っていない方を力のかかる方にして取り付ける
リンクユニット
結構汚れてる
走行10,000km
リンクユニット分解掃除、グリスアップ。
車体へリンクユニットを組み付ける
本体との接続部分はピロボール
すこ〜〜しガタがある

リヤサス上側ピロボールにガタがあるがこれはどうしようもない。
いずれユニットごと交換予定だがこれまた高価。今はグリスアップで誤魔化しておく。
各部を元通りに組み付け動きを確認。スイングアームを揺すってみるとピロボールのガタ分の遊びがある・・が飛んだり跳ねたりするわけではないのでひとまずよしとする。

ピロボール部ガタあり・・・
新品スライダーまあ綺麗
チェーンを組みつけて張りを調整
カムの目盛り”0”位置でOKになる。


試走は最近一部不通区間が開通した紀ノ川フルーツロードへ。春の日差しが心地よい。チェーンの騒音が減って静か。2次減速比ノーマルに戻ったがあんまりわからんな・・。

チェーンのメンテは500km毎に給油せよとのこと。雨の後とかも。
500kmとは言わずに走りに行って帰ってきたら給油、もしくは走りに行く前に給油でもいいかもしれない。指定オイルは80w-90。ブレヴァのミッションオイル80w-140でもええか・・。
チェーンルーブもあるから問題なし。

これであと10年は大丈夫のはず。


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