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駄文

どうして、少しずつ重みを増した想いはずっと消えずに残っているのに、築いてきた二人の関係は一瞬にして消えて無くなってしまうのだろう。

全部、私だけだったのかな。

たぶんあなたは、分かってなかった。私のことも、私の気持ちも、決意も、感情の大きさも。

私は気づけなかった。あなたの苦しみにも、それを隠していたことにも、私に対する気持ちの温度にも、
あなたが私のことを全然わかっていなかったことにも。

伝えようとしなかったのも事実だ。私がそういう選択をしたから。怖かったから。

でも、最後に言えたから、よしとする。
気づいたときにはもう遅かったのだ。

これでよかったんだ。
あなたを縛っていたのは私だった。そんなつもりは全くなかったのに、縛っていたのだ。そして、それに気づいたのは最後の最後だった。

全部、私が悪いってことにしてしまえばいい。
それでいい。

だから、笑ってて欲しい。
あの笑顔が大好きだった。
本当は隣で見ていたい。ずっと、一緒に笑っていたかった。
きっと私はあの笑顔を一生忘れないだろう。

後悔は無いよ。何一つ無いんだ。

でも、何故か諦めきれない。
ギリギリのところを何かが繋ぎ止めてる。
それが何なのか、もう、分かってしまった。

最後にありがとうって言えてよかったよ。
感謝してるのは紛れもない事実なんだ。
幸せだったよ。寂しさも苦しさも、全部吹き飛んでしまうくらいに。

だから、謝らないで。
幸せな想い出に変えて。

笑い話にしてしまおうよ。
私は、もうそれでいいんだ。