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オーメン666【映画感想】

1976年公開の「オーメン」をリメイクした、2006年6月6日公開のホラー映画です。
これまでホラーはあまり興味がなくて全く見る機会がありませんでしたが、今作は先の展開が気になって見進めてしまう内容でした!

1.あらすじ(ネタバレなし)

アメリカ人の若き外交官ロバートは、妊娠した妻ケイトと順風満帆な生活を送っていた。しかし6月6日、妻の様子の急変を聞き病院に駆けつけた時には既に子供は死産だったと告げられた。子供を切望していた妻にはとても言えない事態の中、彼は牧師に同日午前6時の出産で命を落とした女性の子供とのすり替えを提案される。
ダミアンと名付けられた子供は妻が真実を知らないまますくすくと育った。だがダミアンが5歳を迎える誕生日パーティを皮切りに、幸せだった家族に不穏な出来事が起こるようになる。


2.「666」の意味とは?
獣の数字、悪魔の数字とも呼ばれているキリスト教圏では有名な数字なようです。元々新約聖書のヨハネの黙示録に載っていたそうで、怪物を表すシンボルなのだそう。
日本で言う4や9と同じように不吉な印象を受ける数のようですね。
そもそも6は完全な数字である7に対して、不完全な数字として扱われているようで、聖書にもやたらと登場する数字のようですね。
1週間が7日なのも、キリストが6日が天地創造して7日目に休んだために祝祭日とした事が元なんだとか。

3.感想(ネタバレあり)

子供のすり替えなんてしなければこんな事にはならなかったのにと……思わずには居られませんが、事前に妻がどれだけ子供を切望しているか分かるシーンもあるので、難しい所ですね。

この映画で1番不思議だったのは、前任が衝撃的なしを迎えたあと、後任で雇ったベビーシッターであるベイロック夫人を解雇しなかった事です。雇い主の意見も聞かずに勝手に野良犬をダミアンに飼わせたり、不自然な程に子供の方の立場に立って弁護します。
別にメイドを兼任している訳でもないのに、昼間ケイトが掃除中1人遊びさせていたのはわざととしか思えません。
まあそもそも何だってあんなにお金持ちなのに作中メイドらしき人物がまるで登場せず、高い所の掃除を妻自らしていたのかが謎ですが……
あれだけ我が子を恐れていたにも関わらず、流石に危害まで加えられる事は無いだろうと思っていたんでしょうね。
何よりあの両親は何だかんだ言ってかなりダミアンを甘やかしている印象がありますから、彼が気に入っているベビーシッターを解雇することは出来なかったという説が最も有り得る説です。しかし広いとはいえ家の中でキックボードをしているのは初めから止めさせた方が良かったと思いますが……妻の事故がなくともかなり危ない遊びだと思います。

メイドへの無警戒ぶりについてに戻りますが、特に入院先を知られている点に驚きました。
どう考えても子供からのお見舞いを望んではいないでしょうからね。しかしリメイク前の公開時期を考えると今より情報漏洩に対する意識が薄かったのか……?それとも子供が年少だからベビーシッターが代わりに所在を確かめることが出来たんでしょうか。なんとも言えない所です。

妻の可哀想さも勿論ですが、何より我が子の事とはいえ彼女の言うダミアンの異常性を、夫であるロバートが信じてくれなかったことですね。せめて育児疲れとでも思って1度距離を離させて上げるなどしてくれれば結果は違ったかもしれませんし……。
それのパパラッチも不憫で仕方なかったですね。あそこまで真相に近づいたのに衝撃的すぎる死に様でした。流石に死を回避出来るかと思っていたので残念でなりません。

ところで本編の恐ろしさとは関係がありませんが、いくらお金持ちとはいえ誕生日パーティに移動遊園地を呼ぶのには驚きました。
どこの石油王なのかと。それともアメリカの上流階級では普通なのか……?気になる所です。

最後は結局子供を殺せず次の犠牲者の元へダミアンは行ってしまいましたが、リメイク前と違って残念ながらオーメン666は1作のみのようです。
ダミアンを殺せる人物は現れるのか?世界は混沌へと向かうのか?先が怖くなる終わり方でしたね。
ここまで読んで下さってありがとうございました!

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