Free as the wind

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最近の記事

そのシーンのBGMは間違いなくビリー・ジョエルだった話

先日、東京でワンデイの来日公演が行われた。 初めて来日の話を聞いた時、すごく迷った。 でも、大阪からは遠すぎて、 結局諦める事になった。 50代半ばの僕が初めてビリー・ジョエルの曲を聴いたのは14歳。 それからずっと、彼の曲は側にいた。 受験勉強していたあの時も。 志賀高原で初めてスキーをしたあの時も。 彼女と別れたあの時も。 アメリカを旅したあの時も。 住み慣れた街を離れたあの時も。 そして、今でも。 思えばもう40年以上になる。 その間に、曲を聴く媒体も変わった。

    • タイトルで読みたくなるのって、すごい。

      この場所で、多くの人の文章と接している。 見ていると、皆さんタイトルが上手なんだな。 タイトル見ただけで、 どんな内容なんだろうって興味をそそられてしまう。 本当に興味がある事でなければ実際に読むまではいかないけど、 それでもそんな方の「スキ」の数は多い。 きっと中身も伴っているに違いない。 この「タイトル」っていうのは、 例えば商品名の「ネーミング」などと同様に大きな効果があるんだろうね。 同じ商品なのに、名前を変えただけでバカ売れしたなんて話をたまに聞く。 名前だけで、

      • 貧困による安楽死

        先日、ネットで気になる記事を読んだ。 カナダで安楽死が合法化されてから、 5年でその死者数が4万人を超えたという。 合法化当初は、病気による重度の痛みなどが適応要件だったが、 それがどんどん緩和されてきて、 精神的苦痛まで容認されるようになり、 しかもそれは医師の裁量に任されるそう。 その結果として、 貧困が原因で住む場所が無く、 将来への不安から 安楽死を申請して認定されるケースまであるのだという。 今となっては、生活保護より 安楽死の申請の方が簡単なんて、 そんな国が

        • 恒例のおみくじはどうだったか、というどうでもいい話

          初詣に比叡山延暦寺へ行ってきた。 31日の夜10時頃に家を出て、 日付の変わる30分ほど前に到着。 初詣で初めて延暦寺に来たのは学生の頃だった。 確か、「ゆく年くる年」をテレビで見ていて、 とても厳かな雰囲気に惹かれたのがきっかけだ。 厳かな雰囲気は相変わらずで、 行くと必ず気持ちの真ん中に、 何か一本筋が通るような、 そんな感覚がある。 ここへ初詣に行くと、 必ずおみくじをひく事にしている。 ここのおみくじは本当によく当たる。 僕だけかもしれないが。 去年は小吉。

        そのシーンのBGMは間違いなくビリー・ジョエルだった話

          ジジィらしいファッションとは?

          50代半ばなので立派なジジィだ。 しかし、ジジィらしからぬ趣味として、 服が好きというのがある。 ファッション雑誌を読んでは、 日々研究している訳だが、 ファッションには流行りというのがある。 あんまり全乗っかりていう事はしないけれども、 多少は意識したりする。 ところで、 若い人たちの話をSNSなんかで見てると、 「スキニーはもう遅れてる」とか、 「ワイドパンツは無理してる感満開」とか、 ジジィのファッションについて、 手厳しい意見がいっぱいなんだよな。 なんなんだろ

          ジジィらしいファッションとは?

          それぞれのクリスマスイヴ

          洋画を見ると、欧米でのクリスマスは家族で過ごすのが一般的だというのがよく分かる。 日本では家族よりも彼氏、彼女と過ごす日という印象が強い気がする。 欧米はキリスト教信者が多くて、 日本は仏教徒が多いんだから、 そもそもの環境が違うのは明らかで、 向こうでは宗教行事であり、 日本ではただのお祭り。 おそらくはバレンタインデーと同じで、 ことの始まりは誰かの商業的な策略だったんだろう。 今の日本を見ていると、 その策略は完全に定着したようだ。 若かった頃には、クリスマスイヴの

          それぞれのクリスマスイヴ

          占いをどこまで信用するか

          占いは比較的信用する方である。 ただ、占いの方法による。 例えば、タロット占いとか水晶玉とか そんなのは全く信用しないんだけれど、 四柱推命とか手相とかそのあたりの占いは信用している。 なぜかというと、後者の占いは、占いというよりも 統計学だと思っているから。 占いの長い歴史の中での、事実の積み上げだと思っている。 実は昔、四柱推命で占ってもらった事があった。 色んな話をしてくれたけれど、その中でも一番印象に残っているのが家族との縁が薄いという話。 これは残念ながら当た

          占いをどこまで信用するか

          神様?ご先祖様?

          これまでの人生で、 何か得体のしれない大きな力によって、 救われたと思える出来事が二度ほどある。 一つは命に関わること。 一つは人生に関わること。 得体のしれない力というのが、 果たして何だったのかは もちろん分からない。 でも、何らかの意思を持って行われたとしか思えなかった。 神様という存在がなし得たものなのかと言われると、 どうも違う気がする。 実は、自分の中でもっとも納得のいく答えは、 ご先祖様ではないのかということ。 確証はもちろん無い。 けれど、万人を対

          神様?ご先祖様?

          誕生日プレゼント

          これまで誕生日プレゼントを上げる機会というのがあった。 しかし、 誕生日プレゼントを何にするか考えるというのは、 僕にとってとても大変な事だ。 相手の事を改めて深く考える事から始まる。 普段のファッションから、持ち物、好きなもの、 趣味、生活環境など。 けど、それだけでは決められない。 当然予算もあるし、 貰って嬉しくないものもあるだろう。 まず、相手が50代で家庭のある女性だとする。 僕の中で、基本的なところとして服はNG。 また、家庭のある女性なので、 あからさま

          誕生日プレゼント

          面白い文章を書く人と僕との違いはなんだろう?

          以前からは文章を書く事が好きだった。 これを行為と呼んでいいのか、 作業と呼ぶべきなのか、 どういう言葉が該当するのか 自分としては決めかねるのだけれど、 作業というと、何か義務的な感じがして嫌だし、 行為と呼ぶのがもっとも近いのかもしれない。 ところで、客観的に見て、 僕の書く文章はたいして面白みもないし、 タイトルを見ても、 「よし、読んでみよう」とはならないだろう。 でも、確かに読んで面白いと思う文章はあるし、 面白い文章を書く人はいる。 そういう人たちと、僕の書く

          面白い文章を書く人と僕との違いはなんだろう?

          人の「厚み」と「器」

          人にはそれぞれ「厚み」があると思う。 話していると、 分厚いなと思う人、 薄っぺらいなと思う人がいて、 世の中には色んな人がいるものだと感じる。 この厚みは、 生まれ持っての素養だったり、 経験の積み重ねだったり、 自らの努力の結果だったり、 受けた教育だったり、 そういったものから出来ているんだろうね。 もしかしたら自分との相性によって、 相手に対する判断は変わってくるかもしれないけれど。 この「厚み」という表現に対して、 「器」というのもある。 まったくのイコール

          人の「厚み」と「器」

          お節介とサディスト

          僕はとてもお節介な性格だと思っている。 落し物をした人を見つけて、 けっこうな距離を追い掛け、 「落としましたよ」と声を掛ける。 「それ、私のモノではないです」という言葉に、 がっくりという事もあるけれども。 なぜそんなにお節介になってしまったのか考えた事があったのだが、 答えは出なかった。 でも、最近これか?と思う事があった。 これまで人から何かしてもらっても、 それほど嬉しいという感情が大きくなかったように思う。 でも、人に何かをしてあげる事は とても大きな幸せを感

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          誕生日について

          人は誕生日という日を大切にしている。 しかし、人間以外の動物は 誕生日なんて全く意識していないだろう。 そもそも、時間や年月日の概念を持ち合わせていないだろうけれど。 誕生日を意識するというのは、 果たしてどんな意味があるのだろう? 自分が生まれた日。 年齢を重ねる基準になる日というのはもちろんなのだが、 それ以外にも何か意味がある気がしてならない。 なぜこんな話をしているかというと、 先日誕生日を迎えたからなのだが。 誕生日を意識するというのは、 重ねた数字を数え

          誕生日について

          キャンプでの焚き火の話

          一昨日から昨日までキャンプに行ってきた。 夜の食事前に焚き火をしたのだけれど、 よくよく考えてみると、 キャンプ場で女性が焚き火をしているところを、 あまり見ない。 なぜなのかは分からないが、 焚き火は男のロマンだからなのか。 じゃあ僕は焚き火についてどう思っているかというと、 実は別になんとも思ってない。 キャンプするなら、 やっぱり焚き火は付きものかな…ぐらいの感じ。 こんな事を言ってしまうと、 「こいつはキャンパーの風上にも置けねぇな」 なんて事になるかもしれな

          キャンプでの焚き火の話

          『edbl』が好きな件

          これまで色んな種類の音楽を聴いてきた。 80年代の洋楽ブームから始まり、 ポップス、ロック、ソウル。 40歳ぐらいからは ハウス、クラブジャズ、フュージョン。 EDMを少し聴いて、 あとは行ったり来たり。 そんな状況で感じるのは、 最近の音楽ってジャンルレスというか、 クロスオーバーというか、 そんなものが多い気がする。 というより、そんなものが好きなんだけれど。 そんな僕が今ハマっているのは、 イギリスのアーティスト『edbl』。 『エドブラック』と読むらしい。 あく

          『edbl』が好きな件

          犬のお散歩マナーの話

          犬の散歩をしてる方の様子を見ていて、 思うことがある。 糞の後始末はもちろんやってもらわないといけないのだけれど、 昔とは違う様子を最近よく見る。 犬のオシッコのあとに、 ペットボトルなどで水をかける行為だ。 あれには何の意味があるのだろう。 どういう効果が期待できるのか。 分からない。 単に薄まるというだけではないのか。 長期間犬のオシッコをかけられ続けた電柱が折れたという話を聞いた事があるので、 そういうことを気遣っての行為なのかとも思ったが、 電柱以外の場所、

          犬のお散歩マナーの話