出てくるは 出てくるは・・・

こんにちは FREELIGHTをご利用いただきありがとうございます。
今回も日の出BASEの進捗のご報告を・・ と思ったのですが、
この古民家で予想しなかった驚くほどの物を見つけたのでそちらを先にご報告します。   それは床下に無数に隠れていたたくさんの囲炉裏跡。

やっと畳を上げ床板を剥がし と 次の段階に入ったのですが、
床を剥がすと出てきたのは沢山の囲炉裏または掘りごたつの跡。
それも 各部屋ごとに次々と、 一部屋に一つ以上 大きな部屋では
3つを繋げたようなサイズの大きなものまで現れました。

掘りごたつ跡 これだけは石も使って組んでます

この古民家、は合計6部屋 あけ放つと50畳以上の広さから出来ているのですが、この各々に多くの囲炉裏があり 総数はなんと 12か所 。

大正時代 西多摩地区の囲炉裏の作り方
・土壁と同じ土を練り 藁を入れずにブロック形状を作ります。
・練った土を目地材にして土ブロックを並べていきます。
・一段ごとに藁縄を敷いて崩れ防止を行います

判りやすいように崩してみました

こうして出来上がった囲炉裏で火を焚き 蚕の為に室温を上げていたそうです。

この作業が本当にきつかった。。。

こうして 部屋の床撤去が終わり 次は北面 南面の縁側撤去に入ります。