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Switch!「変われない」を変える方法 (早川書房)について1

「人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多いのだ」相手の行動を変えるにはその人の環境を変えなければならない」

この文を読んで、今までの自分には無い考えである、と思った。いつもうまくいかないと自分に原因がある、自分を変えなければ、という思考しか無かった。しかし、この文より自分以外の要因により、失敗していたこともあったのではないか?

例えば、特に難しくないはずの判断や作成物に誤りがあった時、実は疲れていたので思考が鈍くなっていたのではないか?その前にあった嫌な事や気がかりな事が頭に残っていたからではないか?

そういう風に考えると、早く終わらせなければいけないから休憩も取らず進めてしまった、早く終えないと怒られると思うから注意が散漫になっていたのでは、と思い当たることがあった。

逆に、他の人が同じことをやった時に、すぐ責めるのではなく、間違う原因が何かあったのでは、という視点でプロセスを見る癖をつけたい。

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