女の子に読んでほしい一冊

こんばんわ。本を読むのは苦手だけど物語は大好きな19歳の女です。
この記事を読んでいるということは、タイトルに導かれた女の子のひとりでお間違いないでしょうか。
ちなみに「女の子」というのは、年齢や性別を限定するものじゃありません。あなたの心の中に、あなたという女の子がいるのならば、それは誰も否定できません。そう思っています。

さて、本題に入りましょう。ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」を見たことはありますでしょうか。明るくてまっすぐでプリティーな彼女に憧れを抱く方も少なくないのではと思います。

ご紹介いたします本は「ラプンツェルの法則 憧れのプリンセスになれる秘訣32」というタイトルです。
私はこの著書に13歳の頃に出会い、地元のTSUTAYAでおばあちゃんに買ってもらいました。この本は、副題にもある通り、プリンセスになれる秘訣が記されています。

そうなんです、わたし、プリンセスになりたかったんです。笑

当時読んだ時は、よく理解できなかったり、ふーん程度に思っていました。もちろん心に響いたこともたくさんあったのですが、あれから6年、改めて読むと「なりたい自分」の像が描けてモチベーションになったり、落ち込んだ時に前を向かせてくれたりと私にとって人生における大事な糧となっています。

この本では、ラプンツェルの生き方や価値観について、映画の作品のシチュエーションに触れながら私たちに語りかけてくれるので、映画の内容を知っていることが前提となりそうです。さらに長々と解説があるわけでもなく、項目ごとにスッキリまとめてくれているので、長い文章が得意でない私でも、次はなんだろうと気になって一日もしないうちに読み終わった記憶があります。

また、ラプンツェルの名前や髪の色、ドレスの色の意味も紹介されています。興味深いと思った方は要チェックです。

この本を熟読している私ですが、毎回読んで思うことは、「こんな考え方で生きられたら素敵な大人になるだろうな」ということです。
隣の芝生が青く見えた時や人間関係で悩みに悩んだ時、自分のやっていることなのに挫折してしまう時、思い通りに進まない時、そんな時、怒りや嫉妬や孤独感、そして自己嫌悪といったネガティブな感情に呪われがちです。私は基本そうです。けれど、苦しい時に見えなくなっている当たり前や忘れていた大事なものを出してくれる、そんな本だと久しぶりに今日改めて読んで思いました。

綺麗ごとっぽくなってしまったかもしれませんが、いまを生きる女の子に読んでほしいと思った本を紹介させてもらいました。

余談ですが、ラプンツェルってずっと塔の中で制限されて生きていた18歳の女の子で、それがなんだかコロナで思うように過ごせなかった世代に似ているなぁと思ったこともあって。けれどラプンツェルは、外に出て母親を裏切った罪悪感と時には向き合って、友達を作ったりピンチに立ち向かったりして自分をレベルアップさせていったじゃないですか。そういう、なんというか、今の状況に満足できないが故に、知らない世界に飛び込むことってやっぱり勇気がいるけど、その勇気で自分のレベルは確実に上がるだろうなって感じていて、なりたい姿がある女の子や一歩を踏み出せない女の子に届くと良いなって思います。

まあ私もまだまだ二十歳にすらなっていない未熟な女の子なんですけどね!
長々と偉そうに失礼いたしました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?