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糖質制限をやれば痩せるのか?ダイエット経験を分析してみた


私が20代のころフランスのバレエ学校に留学していた時に激太りした話はしましたよね?


その時に次の健康診断までに既定の体重まで痩せていなければ退学予告をされ、みかねた学校の栄養士さんが、日本人の私に合わせた「糖質制限」を兼ねた食事プランを2週間分立ててくれました。


それをブログでも情報発信しているのですが、コメントや問い合わせにくるのは

「どのくらいの期間を食事制限すれば痩せるのか?」ということ。

「ほんとうに2週間、食事管理メニューで痩せることができるのか?」


こういった、手っ取り早く最速で痩せたいという願望の一般の方、バレエ関係者の方、バレエ教室でバレエを習っていらっしゃる生徒の方々からのお問い合わせが多いです。


問い合わせ内容で多かった上記に関して私のバレエ学校でのダイエット体験談、今でも時々再開しているこの糖質制限食事管理メニューについて実体験も含めて情報公開します。


1.糖質制限で効果が体感できる期間
2.バレエ学校特別食事管理メニューの正しい進め方

以前はこのバレエ学校特別食事管理メニューをトライしたい方からのお問合せに対してメニューをお渡ししていました。トライして頂いた結果、1、2週間の短期間での糖質制限を含む食事管理メニューは効果がありません。


1,2週間の超短期で痩せたい願望の方は他の食品のダイエットマニュアルを探してください。


ここでのダイエットのマニュアルはリバウンドがしにくく、お腹もすきにくく、健康を考えた毎日体をハードに動かすバレリーナが行うダイエット管理マニューになります。

努力せずに楽に痩せたい願望の人むきのマニュアルではありません。


結論から➡バレエ学校の栄養士監修の特別食事管理の糖質制限メニューは1週間では痩せません!

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結論から最初に行ってしまうと、ここで紹介しているフランスの某バレエ学校の栄養士が特別に考案してくださった糖質制限を考えた食事管理メニューは、2週間単位になってますが、2週間で3,4キロ痩せることはありません。


体感的には2週間続けて行うと、体がダイエットする前よりも軽くなった感じはします。トアイアル体験者の感想によると、2週間で首回りや顔が細くなったちょっとした見た目の変化はあります。


ただよくダイエットの広告やダイエット食品、サプリメントの誇大広告のように2週間で3,4キロの体重は痩せません。


私の体質では、当時バレエ学校時代、20代後半のバレリーナ時代、そして現在の40代でも、この2週間の食事管理メニューを始めると、一区切りがつく2週間後では1~1.5キロほど体重が減ります。


バレエ学校の特別糖質制限食事管理メニューをトライしたバレリーナ関係者の感想はコチラ➡に詳しくかいてあります。


バレエで「足が太い体型が細くなったのはこれ一つ」の詳細⇒

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見た目はこの程度の痩せ具合だとそれほど変わりませんが、気持ちはうれしいものです💛


バレエ学校で学んだ「健康と栄養学」より糖質と痩せる期間について解説


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このバレエ学校の栄養士さんに特別に作って頂いた糖質制限の食事管理メニューですが、どうして「2週間サイクル」の食事メニューになっているのか?という疑問は、バレエ学校で学んだ健康と栄養学の教科を再度振り返ることで解答が得られました。


もともとこの「糖質制限」をポイントにした食事管理マニュアルでは、糖質の量をかなり減らすことで、余分な摂取エネルギーを減らし➡体内に蓄積さされている脂肪だけを燃やしてエネルギー消費を図ろうとします。


またこの2週間中のダイエット期間で、脂肪が燃焼される際に体内に蓄積されている水分も消費されていくので、2週間たったぐらいから体重が減り始める、見た目が少し細くなりはじめると実感できる人も出始めます。


以上から効果を「体感」し始めるのが一般的に<2週間>ほど期間がかかるということになります。


どうして糖質制限ダイエットを始めると2週間後に痩せ感を体感する人が多いのか?

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バレエ学校時代からこの糖質制限ダイエットメニューのみを今でも少しジーパンがきつきつになってきたと感じたらすぐに再スタートするマニュアルですが、どうして目安2週間が痩せ感を体感するのに必要な期間なのか?


それを知りたく少し学んでみました。解説のあとで実際に参考にした書籍も紹介します。


答えは<ケトン体>が関係してます。


このケトン体、参考書をまとめるとこんな感じです。↓


①体内に蓄積されている糖がまず燃焼されて日常で使われるエネルギーに変わります。

②糖質制限のメニューで食事を食べることにより、この体内で蓄積されている糖質がなくなれば、ブヨブヨとしたいらない体脂肪や内臓脂肪を分解し始めて日常生活に必要なエネルギーを作るようになります。


このエネルギーのことを<ケトン体>と呼ばれています。


つまりケトン体が作られるのが2週間ほどかかる人が多いということになります。


糖質制限ダイエットの効果を感じる期間とケトン体の関係についての参考書

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難しいことは抜きで、バレエ学校で頂いた糖質制限の2週間食事管理マニュアルは、2週間で早い人だと痩せ感を体感したり、実際に1~1.5キロほど痩せることができたりという実績は、ケトン体が関係していたことがわかります。


今回のケトン体とダイエットについて、参考にした書籍は次のとおりです。


☆カラダが脂肪燃焼マシンに変わる 代謝革命ダイエット

アン・ルイーズ・ギトルマン著

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低炭水化物ダイエットの危険性を指摘したアメリカ人の名医の一人で、糖質制限ダイエットのことだけでなく、健康を考え、体に対し「毒素」がある食材を徹底的に研究し、安全な健康を維持するための食事療法が分かりやすく書かれています。


☆脂肪酸とケトン体 ~糖質制限ダイエットの科学

山本義徳 著

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ケトン体や糖質制限ダイエットについてメリットとデメリットについてよく言及されています。またアスリートの糖質制限についても参考になる事例が多く書かれてあり、スポーツ関係者やバレエ関係者、バレリーナにとっても参考になる糖質制限ダイエットについてわかりやすく分析されている一冊です。


☆ ビタミンDとケトン食 最強のがん治療

古川 健司 著

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ケトン体とケトン食のメリットを現代病の治療に適応させている参考書です。

とくにがんや糖尿病、認知症、花粉症やアトピーなどのアレルギー体質他、<ケトン食>を心掛けることによって、これらの病気を改善させるための食事療法が書かれています。


☆ 糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット

斎藤 糧三 著

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糖質制限の食事療法=ケトジェニックダイエットを提唱している現役の医師が書いた本で、この方法を実践することにより痩せることだけでなく、慢性的な体の不調や現代病のリスクを少なくすることが書かれています。


他にも糖質制限ダイエットやケトン体についての参考書は数多く出てます。


これらを要約すると糖質制限の食事を始めるとケトン体が発生して体内に蓄積されている体脂肪が落ち始める目安が2週間程度になります。


だからバレエ学校の栄養士監修の2週間食事管理マニュアルでも糖質を徹底的に制限するマニュアルのため、スタートしてから2週間後に体の一部に見た目痩せたと実感する人や、体が少し軽く感じたというバレエの関係者の声も頂いたという実績にあてはまることが言えます。


バレエ学校で特別に作ってもらった糖質制限の主な食事制限はどんな感じ?

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メニューは2週間分の食材が書かれているシンプルなものなので、上記参考書に書かれていることや、バレエ学校時代に授業で学んだ栄養学の本をもとに考えて「糖質が含まれるものが確かに制限されている」ことがわかります。


① 主食の食べ方

主食の米やパン、麺、スパゲッティ等、主食は朝食のみの日と朝食&ランチに食べれる曜日が決まっています。


② ジャガイモは糖質制限中の2週間は食べないように

フランスの生活でそれほど根菜類は食べる習慣はありませんが、根菜類の食材の中でも「ジャガイモ」はダイエット中は食べないように注意されていました。


根菜類でも人参や大根は禁止野菜ではないので、食べていました。もちろん大根はフランスのスーパーでは東洋の野菜のためあまり売られていないことが多かったです。

大根をたべなくても別にすごく食べたいという欲求はなかったので、私は問題はありませんでした。


③果物等も糖類がかなりいっぱい含まれているんじゃない?


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私が気になったのは、大好きな食べ物の一つ、果物です。

糖質制限中だと、糖類を食べる量を制限することになるので、当然甘い果物も制限されると思われがちです。


糖類制限の食事療法もいろいろあると思いますが、私がバレエ学校時代から40代になった今現在でも時々再開しているこのダイエット方法では、それほど果物を食べる量が制限されているとは感じません。

もちろん果物を食べるときのメニューも決まっている曜日に食べたり、お腹がすいたり、おやつ替わりに柑橘類の果物を食べたりすることができます。


糖質制限のダイエットメニューにもよって、どれだけ糖質を1日に制限するのか?ということまで違ってきます。


100%完璧に糖質制限ダイエットをすれば痩せるのか?

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私のようにダイエットすること自体ストレスに感じてしまう人にとっては、ほど良い感じでバレエ学校のダイエットマニュアルを実践するのか?


私たちアスリートは一般のOLさんや主婦の方たちよりも毎日体を動かして脂肪を燃焼している率がかなり多いです。そのため普通の生活をしている人よりも消費エネルギーが多いため、こういった糖質制限ダイエットをする際も、果物等の果糖を体に入れてもそれほど影響はありません。


反対に、毎日とくに運動しない人がこのバレエ学校の特別糖質制限食事管理マニュアルを実践した後の痩せる幅は、アスリートや運動をしている人よりは緩やかな幅になることは事実です。

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