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映画「少年たち」感想

 こんばんは、sioです。日に日に過ごしやすくなってきました。こんな陽気だとついついお出かけしたくなってしまいますよね。
 そんなこんなで、映画「少年たち」を鑑賞してきたので、ポツポツと感想を書いていきたいと思います。

「少年たち」は感覚を揺さぶるエンターテイメント

 まず最初にわたしはジャニーズJr.が好きで、好きな気持ちで見に行っています。
贔屓目1000倍かけてみているので、他の方にいやいやおもしろくないやんけ!と言われてもそうかもしれんなあ。でもわたしは面白かったよ。としか言いようがないです。
 happyな映画なので、何も考えずに行くのが吉!

 さて、映画少年たちですがストーリーなんてないに等しい。ざっくり言うと、

 養護施設育ちの少年たちジュンは傷害罪で奈良少年刑務所へと入ることとなる。そこでは、ジョー率いる赤房と青房がいがみ合っており、どっちつかずの中立 黒房がそれを煽るなんて日々が続いていた。刑務所入りを悲観していたジュンだが、赤房のメンバーと過ごすうちに「仲間」となり打ち解けていく。
そんな日、ジョーの母親ががんで余命いくばくもないということがわかり、ジュンはジョーと母親を合わせるべく脱走計画を考える──

 と言ったような内容で、その中で少年たちがそれぞれの想いを魅せていくのですが、ストーリーは……スパイス程度だと思っております。
 これはジャニーさんの脳内に触れるきっかけだと思って、映画の技法としてはこうこうこう言うのが面白いんだ! なんてことは置いておいて、

 ミュージカルなのだから突然歌うのも踊るのも当たり前なのですが、それがもう唐突。

「お前、なんでここに……」
「それを僕に聞くのかい?答えは簡単さ空が青いから〜」

 と歌い始める〜なんて可愛い方で、突然はじまるMV。
 黒房の子たちなんて仲間が死んだシーンで突然最高のHAPPY!みたいな曲が始まるなんてこともある。

 これは死んだ子が楽しい夢を、みんなでこれからも楽しく過ごしていきたかったな〜という気持ちからみる夢をみている……っという風に受け取ってみたけれど、びっくりしたことには変わりがないし、この答えに至るまで映画を見てから数分間考え込んでしまいました。
 まぁ、みんな可愛いからいいんだけどね?

 でもとにかく、パフォーマンスがかっこいいんですよね。OPなんて何度も見たいくらいかっこいいし、劇中の掃除のシーン「看守なんてマネキンだとおもっておけばいいんだよ」のセリフから始まるマネキンをつかったダンスもすごく良かった。
マネキンに隠れて再び出ると違う房の子になってる〜のシーンはワクワクが止まらなかった。
看守さんがくる前のほのぼのとした雰囲気が伝わってくるな〜というワンシーン。DVDがでたら何度でも見たい。

 やっぱり主演?だからなんですけど、ジョーくんの表情のうまさや、歌声には魅せられっぱなしで……SixTONESのパフォーマンス、絶対見たい! と終演後すぐに情報局を開いてしまいました。
エガオくんの笑顔には癒されるんですけど、あの入所のきっかけとなった時?のシーンが1番怖かった。狂気を感じたし、絶対こいつ裏切る!と思ってしまった。結局裏切らないいい子だった……エガオくんがこうなるまでいじめた奴は、わたしが馬にくくりつけて引きずり回したいよ。
 ダイソツくんは優しくて、面倒見がいい。ダイソツくんの犯行シーンは限界に限界が重なってそうなってしまったのだな、と涙が出ちゃいそう。表情の作り方がうまいというか、ジュンが書いた表情と犯行シーンの表情が近い気がして、何もなく抜けた状態だったんだな〜と。反抗シーンが1番好きかも。

とか他の子達はあまりはっきり出てこなくて、なんとも言えないんだけど……少年ってこともあって環境がそうさせたんだな〜と言うのがひしひしと伝わってきた。
「この町の掟に従っただけ」歌の中で軽ーく言われているけれど、重たいことだよな……
子供達を守れなかったからこそこうなっている。

「子供は大人の事情なんて関係なしだ。俺たちみたいにならないためにも、一緒にいてやらなきゃダメだ」

 子供は親がいなきゃダメだなんて思わないけれど、無償の愛に触れる機会は多いほうがいいだろうな。

 全編を通じてトンチキな雰囲気なんだけど、「愛」と「夢」と「仲間」が大事!というメッセージは確かに伝わってくる。

 じゃあ桜は?

 綺麗だもんね。

今日はここまで!

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