見出し画像

舞台版BLACK BIRDあけすけな感想(推しにほぼ定点)

 舞台版BLACK BIRDを3/27に観劇しました。
 原作未読のため演出的なことはよくわからず、今回は一回しか拝見できなかったので、推しに定点カメラだった感想になってしまうのですが、残しておきます。

劇場の感想

 博品館劇場、エレベーターで入っていくので早めの入り必須。近くは時間が潰せるところが多くてありがたい。椅子は……悪くなかったと思う。座りやすいしお尻4つになりそうな感じはなかった。
 ただ、ロビーが狭いのと椅子がないので、トレーディンググッズがある割にトレードしにくいなあ……とは思いました。一度入場してしまうと出にくいし……トレブロさえなければ最高だったのにな。

 舞台全体としては初めて見た形をしていて、傾斜がすごいのと、いっぱい踊ってくれる。謎の舞が雰囲気出していて妖怪ものっぽくていいな〜っと。
 ただあの傾斜で殺陣をして転げ落ちないのかヒヤヒヤしました。ヒールとか絶対怖い。

 さて、推し定点タイム!

 太田将熙くん、今までにない落ち着いた、周りの暴走にちょっと引き気味な嫁バカでよかった!
 役名が相模でなかなか変わった名前だな〜と思っていたのですが、相模は役職でりょうがなまえ。相模っていうのは世話役のことだった? のかな知らなかった。
 調べてみると従僕とかそういうにがでてきたので、おおよそ間違いではないと信じたい。

 ヒーローのキョウさんの世話役だった相模さんはキョウさんの大切な人である姫さまを大切にしたい反面、どうしてもキョウさんを当主に〜と憎まれ役をかってでるタイプで、でも夜伽の話に興味津々だったり、抱き合う2人をみて「さて、妻に返事を書かねば」と逃げたりする非常に可愛いキャラクターで、太田さんがやってなくても好きだったかもな〜っと。
 漫画版でも結構人気キャラなのかな?そうだと嬉しい。

 奥さんのあやめさんがとにかくりょうさん大好きーー!! って感じなんですけど、それを甘んじて受け入れてるというか、好意を利用していいようにいうことを聞かせる(語弊があるけど、すごい可愛いシーンだった)
 病気の治療を拒む妻に
「私は少し自惚れていたようです。あなたは私を置いていくのですね。簡単に捨てられてしまうとは……それでは私は後添えを探しに行かなければ」
 みたいなことをね!? いうの!?ちょーーー可愛くないですか!?
 キスシーンあるんですが全然嫌な感じしなくて、むしろ2人の会えない間の手紙のやり取りのシーンはやきもきしてしまうという!!!!
 奥さんが長くないのを、クールな相模さんがめちゃめちゃ心配しているシーンマジヤバなので注目してほしい。

 主役の世話役なのでとにかくセリフ量が多い
 役柄にしっかり入り込んでいるので笑顔があまりない。あ!これはすごいな……って思った。私は……
 だってあんだけ仕事重なっててこの完成度、すごいでしょ。贔屓目だとしてもすごい。

 殺陣も、ギリの時にはなかったかっこいい殺陣で……切り捨て御免だよね……

 1番泣いちゃったのがオープニングなんだけど、正木さんと太田さんがもう一度一緒に踊ってるところが観れると思わなくて、ぽろぽろ出てきてしまった。
 兄弟だからかシンメ位置にいるし、やばたにえん。
 ここで気持ちがマックスだった。

 キャラ萌え的には、相模さんがヒロインが伯耆くん(正木さん)の料理の話をした時に「伯耆の料理は絶品ですからね(ドヤ)」って兄馬鹿するのも。「兄弟!? 道理で雰囲気似てるんだ〜」って言われてドヤドヤってしてるのがとてつもなく可愛かった。

 伯耆くんともかく可愛くて、統一性のない料理をいっぱい作ってくれる。兄の好きな筑前煮も作ってくれる。やさお。
 ただ主役2人のラブシーンでちゃっかり顔を出して声をかけてくるちゃっかりマン。
 ナンバーワン好きなセリフは「それでは料理の支度をしてまいります」「頼んだ」「そのあとはお風呂を沸かしてまいります」「頼んだ」「そのあとは布団を敷いてまいります」「頼んだ!!」のシーンですかね!? ニコニコしながらやるぜこいつは……

 含みがあるキャラかな……裏切るかな〜と思っていたのだけれど、ただただいい子だった。
 ただ殺陣が!?  うまく!?  なったよね!?  うまかったけど!? さらにね!? すごいよね!?
 刀を構えた兄弟が横通った時は生きた心地がしなかった。

 下手がキャラが通ることが多い席なので(ただはける時は上手太田さん、下手正木さんとだった)下手席がアミュモバで取ると当たりやすい印象だったよ。
 私と友人は全て下手だった。

 相模さんが素敵だったので満足大満足な舞台でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?