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テニヌに触れたことがない人が映画を見た話

 テニスの王子様。オタクとして生きてきたからには知らない人はほとんどいないと思う。超次元な技を繰り出してくる。いわゆるテニヌ。ミュージカル版はイケメン俳優の登竜門で、多くの人気俳優を輩出してる2.5次元舞台の先駆け的な存在。

 これと、青学メンバーの名前と顔、あと跡部様、ヴァレンタインデーキスをみんなうたう。観月はじめさん(友達が好きなキャラクター)これが私がテニプリについて知っている知識のほぼ全て。世代的に被ってない訳ではなかったのだけれど、ちょうどその時間に習い事をしていて見れなかったことも相まって今までほとんど触れることなく過ごしてきてしまった。
 今まではまあ、テニミュには推しもでていないしもう出る年齢じゃないだろうから、このまま触れないまま過ごしていくんだろうな〜っと、はちみつレモン集めにヒーヒー言っているタイムラインを眺めていた。

 しかし、友達に映画「少年たち」を一緒に見に行って欲しいとお願いした時(ジャニーズにあまり興味のない子なので申し訳ない気持ちだったから、断ってくれてもいいよ! という程で誘っていた)

「じゃあ少年たちみて、テニスの王子様BESTGAMESもみたらよくない?!(??)」

 という返事が来て、あれよあれよと言う間にテニプリに触れることになっていた。いや、私全然キャラわからないじゃん! と焦るが、映画に行くのはすぐだからとりあえず友人の好きなキャラクターのウィキペディアだけ見た。観月はじめくんはマネージャー。オッケーオッケーと余裕をかましていた私は当日チケットに印刷された文字に観月の文字がないことに驚愕することとなる。いや!? 全然違うじゃん! 青学の子達の名前はわかるけど、あとはからっきしだ。見ながら学ぶしかない。私は映画館でぎゅっと拳を握った。焦りでちょっと手のひらが湿っていたのを覚えている。

テニスの王子様第2弾「乾・海堂vs宍戸・鳳/大石・菊丸vs仁王・柳生」編

 Opには観月はじめさんがいた。ちょっとテンションが上がった。あとは、なんとなくOp曲があると思っていたので歌なしでびっくりしてしまった。その分EDで歌っていたのでそういうものなのかな? とも思ったのだけれど。

 乾・海堂vs宍戸・鳳編

 1話めはなかなかスポーツマンシップがあって面白かった。ブーメランスネイクを完成させるために乾先輩を利用する海堂くんと、海堂くんを利用する乾先輩の奇妙な信頼関係は心地よかったし、相手校の宍戸さんの這い上がる精神にはちょっと感動してしまった。鳳くんの球をラケットを持たずに受ける練習方法は果たしていいのかわからないけれど……あれって後輩に精神的苦痛を与えてしまわない? パワハラって言われない? とひやひやしたけれど、結果的に良かったならいいかな? これからどちらのペアも成長していくのだろうと思えて良かった。
 宍戸さんが何で負けたのかわからないけれど、跡部様(多分あってる)がこいつはまだ負けてないって監督にいったシーンは感動的……なのかもしれないけど、髪を切った衝撃が大きすぎて突然の跡部様にちょっと笑ってしまった。安心するね?(暫定跡部様の存在は)

 大石・菊丸vs仁王・柳生編

 これが辛かった! 開幕のゴールデンペアの結成秘話でがっちり心が掴まれてしまった分、試合が始まったのちの仁王……貴様……よくも英二を……とあっという間に青学に肩入れして見てしまった。でも、英二くんを煽ったのは、柳生先輩? あんな変装して大丈夫なのかな? 私が審判だったら真面目にやれ! って怒っちゃうな〜と思うんですが、真面目にやってるんだもんね? あと気になっていたのは仁王くん(?)いつパワーリスト外した? あれは柳生先輩? どの時点で入れ替わってたの??
 謎しかないです。
 でも、の仁王くん?(柳生先輩?)が菊丸くんにやったことは許せないので、映画終わってもずっとよくもよくも! って言っていって友達に笑われてしまった。
 好きになるならゴールデンペアかな〜なんてぼんやり思っております。

 今度ミュも見せてもらうことになったので、楽しみです笑
 テニヌを理解するための道のりはまだまだ遠そうだなあ。
 

今日はここまで!

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