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ハンドペーパー

昨日、感染症対策についてインフルエンザのワクチンを打とうかと悩んでいたが、それ以外にも対策はあると思った。ワクチン接種とは、どうしても副反応などの心配があるし、注射だから針を刺すので家族のちゃんとした同意がないとできないのが悩みだ。まだ結論が出ていないが、接種の始まる10月1日までには出そうと思っている。

近所の学校では風邪、インフルエンザ、コロナウィルスの3つが流行しており、何かしらの対策をとらないと危ないのではないかという危機感がある。インフルエンザはワクチンで多少の予防効果が上がると言われているが、それで安心して対策を怠るのが一番怖いことだと思うようになった。何気にただの風邪でも出る時は高熱が出るし、胃腸風邪だったりすると嘔吐下痢に高熱というトリプルパンチをくらう可能性だってある。ワクチンより先にできる、副反応などの心配もない、基本的な感染対策について少しだけ、ほんの少しだけ調べてみた。

やはり石鹸やハンドソープによる手洗いをまめにする、これに尽きると考えた。手を洗ったら拭くわけだが、同じタオルを使っていたら効果があまりない可能性もあると思った。そこで使い捨てのタオルについて調べてみた。よく外出先のトイレなどで置かれている、手を洗った後に拭くための紙をハンドペーパーというらしい。あれを導入しようか悩んで友人に相談をしたら、友人はずっと前からハンドペーパーだと言っていた。
次女はよく友達を家に上げるが、トイレを貸した時に家族が使ったタオルで手を拭くのをどうかと思っていた。ちょっと遠慮したい人もいるかもしれないなぁと思っていた。まだ次女は小学生で、友達も小学生ばかりなので、そういうことはまだ起こっていないが、これからはわからない。

インフルエンザワクチンは、インフルエンザしか防がない。当たり前だけど。しかし手洗いはあらゆる感染症の対策に有効だ。アルコール除菌では死なないというノロウイルスだって、手洗いは有効なのだという。除菌もすごく大切だが、まずは手洗いの慣行だと気が付いた。そして洗ったら使い捨てのタオルで拭く。

家族でタオルを分けるという方法もあるが、まだ小学生の子供がいる場合、分けきれずに貸し借りが行われる可能性がありそうだと思ったから、いっそ使い捨てのハンドペーパーで対策をしようと思った。

マスクはともかく、小さい頃はよく「手を洗ってから食べなさい」「帰宅したら手洗いうがいをまずしなさい」と言われて育ったものだった。原点はそれなのだろう。人間と感染症の戦いで、圧倒的に強かったはずの感染症を食い止め始めた理由は、石鹸の普及だったという話も聞いたことがある。とにかく石鹸で手を洗うことが、必要だったというわけだ。

インフルエンザワクチンについては、もう少し考える。だけど手洗いとハンドペーパーは導入してもコストはワクチンより安く済むし、あらゆる感染症に対する基本なので、導入しようと決意した。一人暮らしや大人の二人暮らしまでだったらタオルでよかったが、子どものいる家庭となるとハンドペーパーのほうが管理がしやすいと思う。

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