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面識のない人からの大事な説教

2022年5月24日


自分にとってショックなことや自分の無能さを感じてしまう出来事、自分の過去の出来事を思い出すなどといったことが積み重なったどん底に落ちてしまったって前回の記事で話した。自分の価値、存在意義、人生の目的等を見つけるために身近な人から距離を置いて考える時間を設けることにした。しかし、それを実際に行動を移す前にショックな出来事(まあそのうち詳しいことは言うw)から人と会って少しでも気が楽になるように高校時代の友に会った日のことを今回は話す。

まずはじめに、忙しい中会ってくれた彼に感謝したい。いろいろあって自分を否定、卑下するなどしていた僕に会って、慰めてくれるなんて本当に感謝しかない。自分に友達なんて存在するのかって考えていたが、改めて友達がいることとその大切さを知れた。ありがとう。(そういえば、Champions of Europe. Hala Madrid‼‼‼‼‼)

落ち込んでどん底にいた僕(まあ今も一応底にいるw)と彼で大学の講義終了後に会って、僕の話をいろいろ聞いてもらいながら、歩くことにした。彼も自身の体験から僕に対して理解を示してくれるとともに、乗り越えていこうと励ましてくれた。とはいっても時間しか癒してくれないということも言ってくれた。少し気が楽になれたと思った。

さて本題に入っていくとしよう。話しながら、歩き回っていたら、さすがにお腹が空いたので、某インドカレー店に入ることにした。他の客と同じように普通の会話(人によっては異常らしい)をして、食事を楽しんでいた。会話の内容は僕の出来事や自分たちの進路(特に僕は就活関連が多め)、将来について、なぜ今の大学で学んでいるのかなどを話していた。一見普通の会話に見えるが、今考えるとネガティブ要素が7~8割を占めていたかもしれない。

まあそんな会話を続けていると、こちらに向かって誰から声がかかる。
??「そこの2人ビール飲めるか?」
我々「え?」
??「ビール飲めるかって聞いてんの!」
我々「え、えっと飲めますけど、、、」
??「あ、飲めるのね。そしたら奢るからマジ黙って飲んでろ!お前らの話つまらないんだよ。だから黙って飲んでろ。」
我々「いや、申し訳ないんで大丈夫です💦」
??「いいや、奢るから!頼むから黙ってろ!」

とまあなんだと思ったら、面識もない男性の方からビールを奢るから黙ってほしいと怒り気味に言われてしまう。どうやら、僕と友達とで話してたことが気に食わなかったらしい。奢ってもらうのを拒否しようとしてもなかなか聞いてくれない。ただの酔っぱらいなのか。
男性「お前らなんでこんなところでそんな話するわけ?聞いてて不快なんだが?」
我々「いや、、、、ごめんなさい(ちょっとだるそう)」
男性「いやいや、ごめんなさいじゃなくてなんかあるんだったら、かかって来いよ。引き下がってないで、なんかあるなら外出てやろうぜ?」

といった感じで店が騒がしくなって、インド人の店員さんも困って、店長を呼び出す騒ぎに。男性の方も少し落ち着き始めたところで、お互いに面と向かって話を始める。

男性「お前らなんでそんなマイナスの話しかできないの?聞いててつまらないし、不快だわ」
我々「いや、、、、、」
男性「君たち歳はいくつ?」
僕「21です」
友達「22です」
男性「なんでそんな若い子たちがそんなマイナスな話しなきゃいけないわけ?まじでもったいないって。俺なんて人生50年以上生きてきて、いろいろ嫌なことあるけど自分に誇りを持って、楽しく生きてきてるんだよ。」
男性「こんな俺でも家族はいるし、子どももいるし幸せに暮らせてるんだよ。」
男性「なんでお前らはそんななんだ?」

ただの酔っぱらいかと思いきや、すごくいい話をしていることに驚くとともに僕は自分が抱える何かを指摘されている気がして、悔しさが込みあがってきていた。
男性「何がお前らをそんなにするんだ?そこの君はどうなんだ」
僕「自分に自信がないからだと思います。(悔しさから目から何か)」
男性「なんだよそれ」

自分が昔から抱えている「自分を否定しまう、卑下してしまうこと」この課題に対しての指摘だと感じた僕は悔しさから涙を流してしまった。いろいろな人から言われてきたのにも関わらず、未だに克服できないでいる自分が許せないとともに、その現状が悔しかった。自分の過去、現状の様々な要素がそんな「自分を否定して受け入れない」状態にしてしまうとは言え、克服できないのは悔しい。加えて近頃、いろいろあって溜まっていたこともあって、こらえきれなくなった。韓国で振られて以来か(笑)

男性「お前ら大学の話してたけど、どこなの」
僕「○○大学です。」
友達「凹凸大学です。」
男性「いいとこ行ってんじゃん。おれは△△大学だけど自分の大学に誇り感じてるし、そこで学んだことも誇りに感じてる。そんないいとこ行ってんならもっと自信持てよ。」
男性「世間が何を言おうと勝手だけど、その風潮だけが正しいわけではないし、それに従う必要なんてないと思う。自分たちの歩みたい道を突き進めばいいと思う。」

かなり驚いた。偏見になってしまうかもしれないが、50代の方でその世代の方が今の若者に対して、こういってくれる人がいるとは思わなかった。学歴、金、実績がすべてという人が多いという印象を抱いていたため、まさかこんな人がいるとは思わなかった。大人でもそういう考えを持つ人間がいると知れただけでも嬉しかった。
男性「お前らそういう話やめろよ。お前らはすごいんだから。かっこいいし、頑張ってんだから。もっと自信を持てよ。」

酔っぱらいが絡んできただけかと思ったら、すごくいい話をしてくれた。そして何よりも僕の課題を指摘してくれたことが大きかった。いろいろ人からそれに関しては指摘されてきたが、面識もない人から言われるのは初めてだったし、むしろためになった。自分の状態を再認識するとともに、考え直すための良いきっかけになった気がする。

自分の価値、存在意義、人生の目的等を見つけるために身近な人から距離を置いて考える時間を設けるための「ショートジャーニー」をすると決めて、さっそくためになるような話をしてくれたあの男性の方に感謝したい。名前でも聞いとけばよかったと思った(笑)。まあでもこの一度できっぱり終わりっていうのもかっこいいかもな。あの人も同じようなこと言ってたしな。

自分の身近な人、同じ年代の人からいろいろ聞くことを今までやってきてはいるが、結局は自分に関わる人たちを不快にさせたり、怒らせたり、絶縁させてしまうことがあるからしばらくはそれ以外の人たちから話やアドバイスを聞くことで新たな視点や発見を見つけて、自分を見つめ直していこうと思う。長くなったが、今回はこれで終了!
(レストランとかではできる限り、明るい話をしよう笑誰が聞いてるかわからないからね笑)

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