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#1 ジェスドロlog

「神絵師になりたい。」

そう思って模写の練習をしていたのだけれど、全くうまくならない。いや、正確には多少うまくはなったのだけど、見たものを描くことしかできない。リファレンス(資料)のポーズしか描けなかった。

思い描いたポーズを絵に落とし込むことが全くできなかった。
イラストどころかちょっとした落書きをTwitterにアップすることすら夢のまた夢。だって落書きができないんだもん。
全部模写だからね…

そんな悩みを抱いているときに「ジェスチャードローイング」というものにたどり着いた。
初めてこの言葉を聞いたのは、ふるりさんのnoteの記事。

砂糖ふくろうさん

ふるりさんが先程の記事で紹介されていて、ジェスドロ神といっても過言ではない存在。
わたしもふくろうさんを参考に始めることにした。
フクロウさんが最近出版した「10パーセントの力で描く はじめてのジェスチャードローイング」という本があるのだが、なんとご本人のTwitterで全ページ公開している。実際にジェスドロする前に一読するのをおすすめする。

てゆか内容が良すぎて無料で読めるのが申し訳ないくらい。
いつかなにかの形で還元させてください…

ジェスドロをすると、何が出来るようになるの?

超絶ざっくりまとめると、

  • 全身を描くのが当たり前になる

  • 自分の好きなポーズで描ける

  • 描くことのハードルが下がる

今の自分に求めていたものが全部解決される。
あまりにも都合が良すぎて詐欺にでもあってるのかと錯覚しそうになるが、藁をもすがる思いではあったので、信じて始めてみる。

ジェスドロ日記

そして、今は始めてから2週間ほどが経ったので、メモ代わりとしてnoteにまとめようと思った次第である。

1体1分を基本にして、だいたい330体描いた。
平日サボった日もあったのでまだまだ描けたなぁ。

第1週

最初は1分という短さに翻弄されて、全身を書き切るのに必死になってしまい、肝心のジェスチャーが曖昧になっている。
線がぐちゃぐちゃ。

だけどジェスドロではどんなに下手くそでも褒めるのが大事ということで、すこしでも良いと思ったところをなるべく書き出している。
同時に反省点もメモ。

線がぐちゃぐちゃで何を伝えたいのかわからなかったので、一旦棒人間で練習。

お気に入り。躍動感が伝わる。

体は球体とゴム袋を意識するように。なるほどなー。

第2週

2週目からポーズマニアックスのドローイング。(60秒設定)
実写、服を着ていると難しいと感じたので難易度をさげた。
当分はこれで行くと思う。

たまーに自分でもうまっ!!って思うやつが描けるんだけど、安定してそれが出せない。

足と地面の接地面を意識して描いた。うん。いい感じ。

5分ドローイング

ずーっと1分ドローイングだけやってきて、どれくらいうまくっなっているのか実感が湧かなかったのでちょっとだけ5分をやってみた。

正確には測ってなかったが、大体1体5分くらい。

やってみて

初日と比べてたら確実にうまくなってる!!
てゆうか全身を描くことへの面倒くさいという気持ちがなくなってる!!
それが一番驚いた。

まだまだ、不安定で描けないときは描けない。ポーズによっては頭がパンクする。
でも描くことへの抵抗感は着実に減ってきている。

あと、描いていてわかったことが一つ。
ポーズの中にも重要な線と、そうでない線があるような気がした。
この線さえ描いておけばなんとなく伝えたいポーズがわかる、みたいな。
うぅ。。。うまく言語化できないんだけど、1分という少ない時間の中でどうやったら描いたものを伝えるかを考えてたらなんとなくそんなものがあるような気がした。
それをもっと探せたらと思う。

今後の目標

もう少し構造を理解しながらかければいいなと思う。
その上で重要な線を見極める。

また、フクロウさんのFANBOXで過去の資料があるらしいので、折を見てみてみようと思います。


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