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日記――生後三か月目、山岸涼子、朝に白米、ツナとキノコのカレー、読み手を不快にさせない努力


とりとめのない日記。行くぞ!!!





・山岸凉子『夜叉御前―自選作品集』

今日は天気も悪いので家に閉じこもっていて、どうしようかと本棚前をウロウロしていたら、
最近買ったままになっていた山岸凉子さんの『夜叉御前―自選作品集』を発見。読みました。

これが本当に面白くて驚き。

まだ『時じくの香の木の実』『キルケー』しか読んでいませんが、
特に『時じくの香の木の実』が凄い。

巫女を頂点とする一族に2ヶ月違いで生まれた腹違いの姉妹。彼女たちが8歳になったある日、ふたりは巫女になる者を決めるため、永遠に年を取らない者になるという乾果を口にする。

こういう世界観の設定、主人公(八歳女子)の傲慢な自意識、姉の成長を穢れとして描くセンス、どれもバシっと決まっていて凄い。

萩尾望都さんの作品を読んだ時も思ったのですが、
当時の読者(女の子)たちは、本当にこんな難解(※)な話を理解できていたのでしょうか?
恐るべし……。

※話が小難しい訳ではなく、繊細で微小な心の機敏を描いている意味で難解。

あとが楽しみ。少しずつ読みます。




・『攻殻機動隊 SAC_2045』

シーズン1の5話まで観ました。


 SAC(過去のテレビシリーズ)を観ていて、その時は「攻殻の面白さは実はビジュアルに依存していないな」と感じていました。
 SACは止め絵の会話シーンなんかが結構あるけどそれでも面白いんです。
 だから、映える絵ではあるけど実はシナリオで魅せている作品なんかなと。

 でもSAC_2045は戦闘シーンも派手+長いので、比較的ビジュアルも推している印象です。
 もしかして、今時の視聴者の「飽きっぽさ」「派手じゃないと見ない」に配慮しているのか?? いや、それなら一話からもっとドンパチやるか……。


 3D作画の違和感は一話でもう無くなりましたね。まぁ元々攻殻は表情豊かなアニメじゃないし……。
 あと車の作画のフェチが凄い。



・娘が産まれて三か月目。


 今のところ大きな病気もなく、肌荒れもほとんどしていないので助かります。めでたいですね。
 このまま健康であってくれ、あと六十年くらい……。

 そういう訳で生後三か月の予防接種へ。
 (前回は僕が連れて行ったので、今回は奥さんが行きました)

 前回と同じく、服を脱がされて腕を掴まれた時点でギャン泣きしていて、注射の針は分かってるんだかどうか……という感じらしい。まあ良かったのかな。


 しかし「予防接種だけは絶対忘れちゃいけない!!」という緊張が凄い。
 僕は人類最大の発明は抗生物質とワクチンだと思うので、それを作る仕事って尊いなといつも思います。




・朝食に白米

数日前から、朝食をパンではなくご飯にしています。
 ※パンよりご飯の方がカロリーが低いと聞いて。ソースはあすけん。

 朝から白米を食べる生活って多分生まれて初めてなのですが、割と良いですね。午前中動きやすい気がする。腹持ちも良い。

 白米と、目玉焼きと、あと何か漬物などを添えています。

↑の画像のはコーン入りかまぼこ。

 魚の練り物って、子供の頃は意味分かんなかったけど、大人になると美味しいですよね。特に焼くと美味しい。ビールにも合うし。いや朝から飲みませんが。


・お店の醤油

うちは普通にキッコーマンのを使ってますが、
 twitterで追っている料理人のイナダシュンスケさんが、「ヒガシマルの醤油」を推していたので注文しました。
 プロの料理人は皆これを使ってて、「薄口醤油」じゃなくて「ヒガシマル」って呼ぶんだって。へー。楽しみ。目玉焼きに絶対かける。


・アレ

久しぶりに「アレ」やるか……。

ドドドドドドドドド


カレーだッ!!

『ツナ缶とキノコのカレー』ですね。

※元レシピ本はいつものこれ↓


最近あすけんにハマっている(カロリー気にしてる)ので、
ツナの油をしっかり切って作ったら、かなりヘルシー(あっさり目)になって美味しかったです。


・『文章を書く心がけ』

結城浩さんの『文章を書く心がけ』を流し読みしました。あとでちゃんと読みたいのでここにメモ。



・『コカ・コーラ ゼロシュガーレモン』

カロリーゼロだし、レモンが好きなので買ってみました。
味はコクがないというかあっさりしているのが良い(多分、ゼロシュガーだから)。
レモンの風味は、正直そんなに真剣に入っている訳ではない。

総じて言うと『コカ・コーラではない感』が結構強くて、
「こういう味のクラフトコーラ」だと思うのが正解かもしれないです。僕は好きですよ。



・読み手を不快にさせない努力

文フリ東京35に向けて、短篇を一個書き終えました。

でも、どうかな……あまり自信がないとうか、良い小説って何だ?
というのがいまいち曖昧になってきました。

僕は今まで、結構好き勝手に書いていて、
例えば(暗い話が好きなので)暗い話なんかも躊躇なく書いたりしていたのですが、

最近は「公開するのであれば、読み手に失礼があっちゃいけないな……」と考えるようになりました。

「結果として読む人を不快にさせてしまう」ということ自体は、作者が全てカバーできないし多少は仕方がないけれど、
せめて「読む人を不快にさせないようにしよう」という気持ちで書くことは必要なんじゃないか。
と考え始めたのです。

もしかして、当たり前のことを言ってる?

別の言い方をすると、
「どんな小説を書くのも自由」だけど、「公表するかどうか」はまた別だよな と思っています。


あれこれ考えるくらいなら、
ひとまず自由に書いて、あとで公表するかを決めた方が良いかもしれないですね。



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今日はここまで!!!

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