カツラゴ海岸(神奈川県湯河原町)

画像1 カツラゴ海岸はダイバーが潜るポイントに隣接して存在しています。
画像2 10万年以上前の火山活動によって作られた崖では、現在も新たな岩や礫、そしてローム層の泥や砂などが崩れて、新しい崖の表面を形成しています。
画像3 多摩ローム層の赤土と、安山岩質の溶岩とが複雑に絡み合っています。
画像4 火砕流と思われる溶結凝灰岩のような岩肌も見えました。
画像5 多摩ローム層と溶岩の境目に草が生えています。
画像6 多摩ローム層の赤い土に草が生えない理由はわかりませんが、大涌谷など火山活動の結果、木が枯れたり草が生えなくなったりしたところが見られますから、酸性度が高い等の事情があるのでしょう。
画像7 多摩ローム層は、場所(深さ)によって礫を多く含んでいます。
画像8 多摩ローム層と溶岩との境目は、10万年以上このままであったとは考えにくく、風化にかかわる作用を経てこの状態へと至ったものと思われます。
画像9 数十年以内の比較的新しいがけ崩れの結果こうなっているのでしょう。
画像10 風や雨に削られながらできた地層だと思います。
画像11 地層表面が時間をかけて変化しつつあるように見えます。
画像12 溶岩の高熱によって赤土が溶けます。真鶴の岩海岸にはそうした岩が多く見られます。
画像13 草も生えない新しげな地層が目の前に存在する不思議を感じます。
画像14 足元が悪いので、お出かけの際は十分にご留意願います。

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