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125ccのバイクで日本一周【90日目】 鹿児島県鹿屋市〜宮崎県宮崎市

いやあ、身体が重たい重たい。結構キてますね。基本ずうっと屋外ですからね。気温の変化に身体が対応しきれてないんですな。湿布貼って、剥がして、また貼ってスタートしますよ。

長かった鹿児島見ともいよいよオサラバし、宮崎県に入ります。さようなら鹿児島、楽しかったよ。

まずは鹿屋市の宿を出発し北東へ走ること約70km。辿り着いたは「飫肥城跡」。久しぶりの城拝見だ。

大手門
飫肥城本丸への登城路


バイクを停めてから少し歩いて橋を渡り、再建された大手門を通って場内に入る。人が少ないのでノンビリだ。そして石段を登りその先に進むと、飫肥杉が聳え立つ旧本丸「いやしの森」に到着する。


直立する木々達と一面の苔が非常に美しい。そんなに広い訳ではないが抜けのある空間で、とても良い雰囲気だ。心なしか空気も美味い気がする。動画を撮り、しばらくボウッと佇む。近くの小学校から子供達の声が聞こえてくる。

和むぜ。

その後、城下町を散策する。なるほどこれが九州の小京都ですか。あれやこれやを食い倒れしようかと思っていたのだが、時間が早いせいか店があまり開いていない。残念だが仕方ない。とりあえず満足したので、次の目的地へ進むことにする。

再度東へ進むとフィリピン海が現れる。いやいや、やっと日本の東側に廻って来ましたよ。北海道の宗谷岬以来だ。

感慨深く走っていると、途中で食事処を発見。丁度良いので昼飯にすることにする。飫肥で食い逃したのでね。

海のすぐ側にある「民宿・お食事処 南光」で刺身定食だ。やたらとおかわりを進めてくれるオッチャンが優しい。久しぶりにたらふく食わしてもらい、俺少し元気出る。やはり食はちゃんとしないとな。

さあてそれでは行きますよ。目指すは国指定名勝「鵜戸神宮」だ。海と空の青に朱が映えまくる。やはり良いね、この組み合わせ。

鵜戸神宮
楼門
参道


楼門を抜け海沿いの参道を歩く。右手に広がる日向灘と断崖を見るだけでもかなりの絶景で俄然テンションが上がる。この感じもこれまでに見ていない景色。楽しいぜ。

いくつか橋を渡るんだが、なかなかの急勾配もある。そしてその先には本殿のある洞窟が見える。

神橋
本殿


そして到着鵜戸神宮本殿です。いやあ面白い、こんなん初めて見たぞ。洞窟の中にある本殿は不思議としか言いようがない。宮崎県は海と神社が同体なんだな。そういうものなんだな。

良いね、良い感じですよ。俺満足。

運玉の亀石


そして、この日はまだ時間があったので、最後に鬼の洗濯板で有名な定番観光スポット「青島神社」へ行くことにした。ここもまあ絶景だ。

なるほど宮崎は九州の他の県とちょっと雰囲気が違う感じがするな。異国感が半端ない。昭和の新婚旅行に使われていたのも分かる気がする。


この青島、島全体が境内ってのが南国っぽくて面白い。ここもパワースポットで有名なのな。それと知らなかったが縁結びの聖地なんだそうだ。

鬼の洗濯板


ほう、これが鬼の洗濯板ってやつですか。波状岩が周辺に広がってる変な地形だ。凄いぞ自然の力、なんでこんなものが出来るのか。どこかの偉い人に分かりやすく説明してほしい。タモさんの気持ちが分かる気がするよ。

いやあ、なんだかTHE宮崎って感じを味わってますな俺。そろそろ宿でビールが飲みたいぞ。本日は南国っぽくゲストハウスにお世話になりますよ。




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