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わたしがワークアウトではアディダスアディゼロボストン8を履く理由

わたしがワークアウトでアディダスアディゼロジャパン8を履く理由

みなさん、こんにちは。ジャストフィットのお手伝い、FS☆ランニング代表: シューズアドバイザー藤原です。

さて、今回は『わたしがワークアウトでアディダスアディゼロジャパン8を履く理由』それをお届けしようと思います。

ちなみに、かつてフルマラソン世界最高記録はこのアディゼロジャパンシリーズで達成されたことがあるんですよ、ご存知でしたか?しかし、スーパーシューズの出現でその役割はやや変わりましたね。

が、しかし、まだまだ活躍の場があるシューズです

まずこのシンプルさが使い勝手がいいです。反発弾性の素材、カーボンプレートなど現代の速く走るギミックが少ないミニマルなスタイル、これは言い換えればクセがないスタイルとも言えます。そのスタイルがこのシューズにこの軽量感、接地感覚をもたらしているというわけです。

YouTube動画にしています。こちらもご覧ください。

シューズの軽量感をもっと増す方法

本日は3分×8を90秒レスト閾値ペースの1キロ3分30秒、時速17.2kmでワークアウトやりました。さあ、動的ストレッチのあと、ウォーミングアップはまずデイリートレーナーの出番です。

ワークアウトの準備としてまずは重さをコントロールしています。

軽いシューズが軽いのは当たり前です。その本質的な重要感は手にとって感じるようなものではなく、履き分けて、そして比較して感じる重さがリアル。

300g弱のアディダスウルトラブーストライトでウォーミングアップした後に、215gの軽量なジャパン8を履けばそりゃ軽いのですが、履きわけることでなんだかもっと軽く感じるものです。

それにより、1本目、2本目はその錯覚で頑張れるというわけですね。自身のテンポアップシューズの軽さに慣れてしまっているランナーは試してみるといいですよ。

接地感覚の高いモデル、それがジャパン8

さあ、シューズを履き替えてワークアウト!

ちなみに、今回のモデルチェンジで、ライトストライクプロというハイバウンドなソールの面積が広がりました。

十分蹴り出しには助力がありますが、蹴り出しの接地感を損なわない感覚です。これがいい!この接地感覚がいい!

この軽量さは単純に足を回転しやすくしますし、そして、この接地感覚は自分自身の足のリアルな着地感をしっかり確認しながら走れるので、いいフォームで、楽な状態になるように意識しやすいですよね。

アディオスプロ3やボストン12では前足部の厚みが30mm、3cm以上あるのに対して
20mm、2cmのこの構造はその役割が違うということですね。

速く走る概念が変わり、その使い分けも変わった

スーパーシューズの速く走る原理は、『10の力で出る10のスピード』を『8の力で10のスピード』を発揮するというものです。

ですから、いつも8の力で走っていることはあまりいいとは言えないですね。知らず知らず、その「8の力がかつての10の力」になってしまうかもしれません。

10の力、その自分力をキープするには、やはりランナーのしっかりとした接地感覚や
蹴り出す感覚がとても大事。

ですから、今日のような、やりきれそうなトレーニングであれば、助力感が少ないこのシューズで頑張ってみるような、そんな履きわけは必要だと言うわけです。

わたしも常々感じていることです。自身の力が落ちているだけで、シューズのせいにしがちです。

履き替えてリアルな助力感が得られて、初めてスーパーシューズ

そして、スーパーシューズに履き分けたときに『8の力で10のスピード』が出ないとレースデイとは呼べませんね。楽になる感覚が本当に出るか、今日も確かめてみました。

この日は5本やったところでちょっときつくて、正直やめたかったぐらいでしたが、今回本当の意味ではスーパーシューズとは言えませんが、アディオスプロ3のお隣さん、発売されたばかりのアディダスアディゼロボストン12に履き分けて、その助力を確かめてみましたよ。

実際走り出すと足をおいてから、そして返ってくる感覚がとても自然で楽、ぜんぜん違います。呼吸も自然と落ち着き、さっきまできつかったこのペースがまるで楽な感覚に変わりました。これが助力効果ですね。

そして、なんとか全てやり切ることができました。ボストン12も十分助力がありますね!

アディダスアディゼロボストン12とアシックスS4を比較した動画も確認ください

どんなときに使って、どんなランナーにフィットするか?

このシューズ、アディゼロジャパン8は、アディゼロアディオスプロ3、アディゼロボストン12のような助力感はなくミニマルですが、だからこその軽量感、接地感があり、その明確な役割分担がありますよね。

わたしは閾値走での使用頻度が多いですが、この接地はショートインターバルにも活躍しそうです。

スーパーシューズに慣れてきてタイム的にも伸び悩みというランナーが、この一足を手にしてマンネリを打破するきっかけにするも良し。ショートディスタンスのインタバール用に1足持っておくのも良し。

前足部にはたっぷりとコンチネンタルラバーが配置されていますから、16500円のお値段は耐久性を考えるとリーズナブルですね。

いわば懐かしいレーシングシューズスタイルになるこのシューズ。それでも、まだまだ出番はある、役割はあるというわけですね。おすすめです。

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