見出し画像

ロシアは、サウジに代わり世界最大の石油生産国になる。

午後4:16 · 2023年7月14日

https://twitter.com/Reloaded7701/status/1679751787669262336

ロシアは、現在のリーダーであるサウジに代わり
世界最大の石油生産国になる。
国際エネルギー機関(IEA)の計算によるとサウジアラビアから
更なる原油生産量の削減が発表された為、
間もなく原油生産量の首位をロシアに奪われる事になると発表。

IEAの専門家の予測はサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、
米国が原油価格に干渉し原油減産を阻止した場合ワシントンに
「深刻な経済的影響」を与えると脅した後に発表された。
それに先立つ6月4日、OPEC+諸国は2024年の原油生産量を
日量4000万バレルに削減する事で合意している。

ロシアは日量50万バレルの減産、サウジは100万バレルの減産を発表。
これらの発表以前ロシアの日産量は980万バレル、
サウジアラビアは1,000万バレルだった。
よって両国の減産後はモスクワがリードする事となる。

世界価格の下落を背景に王国の所得水準を維持する為、
石油市場でのシェアを譲る事を決めたのだ。
アナリストによるとリヤドは国家予算を均衡させ、
大規模なインフラプロジェクトの資金を調達するために、
1バレルあたり80ドル前後の原油価格を必要としている。

こうした決定は既に効果を上げておりブレントは
ここ数カ月の下落を回復し、1バレルあたり78~80ドルに戻った。
価格を80ドルに平準化する事は原材料からの輸出収入を
増加させる事になり、ロシアの予算も均衡させることになる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?