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元CIA職員MSMのノルド・ストリーム「サイドショー」はMI6とCIAのゼレンスキー対ザルジニーの内紛を隠す

午前9:51 · 2023年11月15日 
https://sputnikglobe.com/20231113/ex-cia-officer-msm-nord-stream-sideshow-conceals-zelensky-vs-zaluzhny-infighting-between-mi6-cia-1114931074.html

週末にワシントン・ポスト紙が報じたところによると、
失脚したウクライナの上級将校が、
ノルド・ストリーム・パイプライン・ネットワークを標的とした
昨年の破壊工作をコーディネートしていたと非難している。

元CIA職員のラリー・ジョンソンによれば、
この報道は「信じがたいほど愚か」なだけでなく、
ウクライナ内部で拡大しつつある
MI6とCIAのつばぜり合いに関する手がかりを
葬り去るものだという。

アメリカのレガシー・メディアは、
9月2022日のテロをウクライナのせいにするために、
ワシントンから熱を冷まそうと、
ノルドストリームのカバーストーリーにまた難解さと複雑さを加えた。

謎めいた "親ウクライナ・グループ "が
ヨットを借りてテロを実行した、という今年初めの報道を基に、
米海軍をテロ行為に関与させたという
サイ・ハーシュの衝撃的な報道の後に発表された
ワシントン・ポスト紙の土曜日の記事は、
ウクライナの特殊作戦部隊のロマン・チェルヴィンスキー大佐が
"大胆な破壊工作 "をコーディネートしたと指摘している。

WaPoの記事によれば、
チェルヴィンスキーは
「ノルド・ストリーム作戦の調整役」であり、
「身分を偽ってヨットを借り、深海潜水装置を使って
ガスパイプラインに爆発物を設置する
6人チームの後方支援とロジスティクスを管理していた」。

しかし、この新聞は、
権力乱用の罪でキエフの刑務所に収監されている
チェルヴィンスキーが、
ウクライナ軍総司令官ヴァレリー・ザルジニーに報告し、
「ウクライナの高官から命令を受けた」ことを明らかにした。

今月初め、
ウクライナの反攻は「膠着状態」に達したとする
同司令官の発言をめぐり、
ザルジニー大統領とヴォロディミル・ゼレンスキー大統領との間に
公然の喧嘩が起きているなかでのこのねじれは、
ウクライナ人犯人とされる人物が
ウクライナ政府や軍とは一切関係がないことを強調した、
ノルド・ストリーム襲撃事件に関するMSMのこれまでの報道とは
根本的に異なっている。

WaPoが土曜日の記事で引用した情報筋も同様に、
「ノルド・ストリーム作戦は
ゼレンスキーを蚊帳の外に置くために計画された」
と強調している。

ロシア政府関係者は、
この新聞記事の新しい見解を支持していない。
下院議員のアレクセイ・チェパは、
この新聞記事を、
ノルドストリーム攻撃に関する自分たちの責任を
白紙に戻そうとする米国とNATOの試みだと評している。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、
ゼレンスキーが蚊帳の外に置かれていたという報告書の指摘は、
ロシアだけでなく、西側諸国にとっても
「非常に憂慮すべき兆候」であると述べた。

「キエフ政権がもはや国内情勢をコントロールできないのであれば、
これは憂慮すべきことであり、また考慮されるべきことだからだ。

信じられないほど愚か

元CIA情報将校で元国務省職員の ラリー・ジョンソンも、
「ウクライナがノルドストリームをやった」という新しい見方を否定し、
もっと広いレンズで見るべきだと強調する。

ワシントン・ポスト紙は通常CIAの御用達紙なので、
水中爆破作戦の経験ゼロのこの個人を、
水中爆破作戦の首謀者のように特定するのは、
CIAのプロパガンダの一例と受け止めなければならない。

「ザルジニー将軍とゼレンスキー大統領の対立が
深まっているという文脈で、
このすべてをとらえなければならない」
とジョンソンは強調する。

「彼は基本的にゼレンスキーのライバルとみなされている。
彼が『エコノミスト』誌に掲載されたということは、
英国諜報機関がザルジニー将軍を自分たちの息子だと考えている
ことを示している。

CIAは『いやいや、ゼレンスキーに違いない』と反発している。

だから、チェルヴィンスキーは余興にすぎない。
この写真を見る限り、
彼には有能な工作員を思わせるようなところはまったくない」。

ノルドストリーム攻撃の責任をウクライナに転嫁しようとする
ワシントンの試みは、キエフがバイデン政権によって
徐々に「見捨てられ」ているという状況において
理にかなっているとジョンソンは考えている。

「これはアフガニスタンでも起こったことだ。
ベトナムでも起きた。
キエフでも起こるだろう。
彼らは戦争に勝っていない。

アメリカはイスラエルの戦争に夢中だ。
ウクライナを戦争に参加させ続けるだけの資金も武器もない。
だから我々は出口戦略を探している。
そして今、ゼレンスキーが生き残るかどうかが問題になっている。
彼の後任はザルジニーなのか?
軍事クーデターが起きるのか?
ウクライナは戦場での成功体験がまったくないため、
今はその領域に入っていると思います」
とオブザーバーは説明する。

ドイツのエネルギー・インフラに対する攻撃について、
ワシントンかキエフ、あるいはその両方が直接関与している
というノルド・ストリーム劇に対するドイツの立場について
尋ねられたジョンソン氏は、
これまでのベルリンの対応は、
ウクライナの利益に配慮する代わりに、
より多くの武器と資金を提供することだったと述べた。

「それは理にかなっているのか?
いいえ、これは論理的でない政策です。
ここに論理はない。
もしドイツが本当にドイツの利益を考えていて、
この報道を真実だと受け止めているのなら、
ウクライナとの関係や取引を即座に停止し、
ウクライナをドイツ国民の敵だと宣言するはずだ。

しかし、そんなことはしない。
それどころか、
ベルリンは "ロシアを自分たちの敵として描き続けている "と指摘した。 「ただし、オラフ・ショルツ(ドイツ首相)が
プーチン(ロシア大統領)との会談について話していることは知っている。つまり、彼らは見ているのだから、
混乱した政策なのだ。

彼らは皆、米国が最後までこの問題に関与し、
米国の軍事力と経済力がウクライナに勝利をもたらすのに
十分であるという事実に固執している。
そして今、彼らはそれが愚の骨頂であることに気づいている。
そうはならない」とジョンソン氏は総括した。

午前9:51 · 2023年11月15日


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