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エッセイ5 ある夏の日


ある年の8/14。この夏は猛暑で、数日間、記録的な温度が続いていた。
1日を終え、寝床につく時にふっと、
もしかしたら、明日まで、もたないかも。
と不安が脳裏をよぎった。身体がかなり、きつかった。暑さが続くって、こういう事なのかあ、と思った。

もし、明日の朝、目が覚めなければ、家族が、もろもろやる事になる。
あの人に知らせて。あの人には知らせられるだろうか。

家の片付けは、数年前の年末に同じ様に不安がよぎった時に、ほとんど済ませてあった。

気になる事って何だろう?
家族の事、知人の事、そしてネットでの、皆さんの事。

もしか明日目が覚めなければ、とすると、一瞬の刹那に、あらゆる事象が脳裏を過った。

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