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在宅ワークで集中できないときに!ポモドーロ・テクニックの時間管理が超おすすめ

ライターマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは「#最近の悩み」。

ライターとして在宅ワークを始めてから2年ちょっとになる私は、家で仕事をするときに集中力が続かないことでずっと悩んでいました。

同僚や上司の目があるオフィスなら、たとえ仕事をする気になれなくても、強制的にパソコンと睨めっこしていなければなりません。

一方、誰も見ていない家で仕事をしていると、ついついネットサーフィンしてしまったり、ふと家の掃除を始めてしまったりと、あらゆる誘惑に負けまくり。フリーランスだと、何時~何時が就業時間という決まりもないため、なおさらダラけがちになってしまいます。

集中力がめちゃくちゃ途切れやすかった私は「ポモドーロ・テクニック」なる時間管理術に出会い、集中力と作業効率が大幅に向上したんです!

今回は、ポモドーロ・テクニックの概要や活用方法を紹介したいと思います。すぐに使えるYoutube動画も紹介します。

ポモドーロ・テクニックとは?

ポモドーロ・テクニック(ポモドーロ法)は、1980年代にイタリア人が考案した時間管理術。テクニックの考案者がトマト型のキッチンタイマーを使っていたことから、イタリア語でトマトを意味する「ポモドーロ」の名が付いたのだそう。手順は次の通りです。

・タイマーで25分を設定する
・タイマーが鳴るまでの25分間、仕事や勉強などのタスクに集中する
・5分程度休憩する
・25分の作業+5分の休憩を4回繰り返したら、15分~30分の長めの休憩をとる

作業と短い休憩を繰り返すだけの簡単なテクニックです。

「この25分間でここまで終わらせる!25分間が終了するまで他のことはしないぞ!」と思うと驚くほど集中できるんです。

集中力のない私ですが、いったんゾーンに入ると何時間でも原稿を書き続けてしまうという悪い癖も。2~3時間ぶっ通しで作業を続け、気が付いたら心も体もぐったり疲れていた…という状況が頻発していました。強制的に休憩を挟むことでこれを防げるようになり、結果的に全体の生産効率がアップしたんです。

休憩時間もミソ。在宅ワーカーのポモドーロ・テクニックの活用方法

ポモドーロ・テクニックの何が気に入っているかというと、5分間の休憩時間も含めて時間を有効に使えること。

本来であれば、このテクニックの休憩時間にはお茶を飲んだりストレッチをしたりと、文字通り休憩することが推奨されているようです。しかし、私のおすすめは、5分間の休憩で家事や雑用をパパっとこなしてしまうこと!

私は、休憩の5分でお皿洗い・観葉植物の水やり・洗濯物をたたむ・トイレ掃除など、すきま時間にできるちょっとした家事をしています。仕事をしながら家事も終わらせる感覚ですね。ポモドーロ・テクニックによって1日の時間がかなり有効に使えるようになりました。

「この家事には○分くらい時間がかかっているんだな!」と自分の作業スピードも把握できるようになったのも良かったことです。

休憩になってないんじゃ?と思う人もいるかもしれませんが、家事で体を動かすことで血流も良くなるし、書き仕事とはまったく違った作業をすることで頭もリフレッシュできますよ!

Youtubeの作業用BGMがおすすめ

ポモドーロ・テクニックを活用するとき、タイマーを使って時間を管理するのはもちろん、流しっぱなしでOKなYoutubeの作業用BGMが手軽でおすすめです。25分間自然音などのBGMが流れ、休憩時間には違う音楽が流れます。

最近、取材テープを聞くとき以外は大体このBGMを流しながら作業しています。テープなどの音声を聞くときは、iPhoneのタイマーやキッチンタイマーが便利ですね。

Youtubeで「ポモドーロ」と検索するとたくさんの動画が出てきます。波音・雨の音・鳥のさえずり・図書館の音などのバリエーションもさまざま。

私がお気に入りなのは、こちらの「Cafeの音超集中BGM」。ザワザワとした人の話し声のなかって妙に集中できるんです~。

このほかにも、30分作業タイム+10分休憩のBGMなどもあるので好みに合わせて選べますよ!

「ポモドーロ・テクニック」は、導入するのにお金も訓練も必要ありません。時間の使い方に悩んでいる方は、ぜひ一度お試しあれ!

Youtubeで試してみて自分に合っている方法だと思ったら、タスク管理までできるアプリもおすすめです!

執筆:らいむ

編集:香山由奈

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