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「ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~」

ツイッターに中村憲剛選手の
(※もう「選手」ではないけど今回は肩書きを「選手」で統一)

というツイートが流れてきて、
上映が終了しちゃう前に観に行かなきゃ!
と思い、急遽、映画を観に行った!

本題に入る前に、、、
中村憲剛選手は好きな選手。
きっかけはたぶんジュニーニョ選手への鋭いスルーパス、だったと思う。
「えっ、よく見えてんな!」
「そこ、通すの?」
的なパスの連発。

でも、WEBの中村憲剛選手の記事を見たりして、中村憲剛選手のそれまでの歴史というか積み重ねを知るにつれ、さらに好きになっていた。
根本的に身体が小さくてもその事をハンデにしないで頑張っちゃう選手って好きなんだよね。

ちょっと話題がそれるけど、僕の育った街で頑張っているtonan前橋、僕が声を出して応援していた時、中村憲剛選手のチャントにも勝手に流用した。

「なかむら」→「まえばし」
「けんご」→「となん」
に変えただけだけど。
そのくらい好き!

映画自体は中村憲剛選手と川崎フロンターレの歴史を絡めながら過去から順番に辿っていったドキュメンタリー。
あらすじ等はネットで検索してくれば出てくるので、検索してもらうとして。。。(と言っても少しネタバレあるよ)

中村憲剛選手の事は、引退絡みでWEBに出た記事はそれなりに目を通したし、それまでもちょこちょこと記事を読んだりインタビューを見ていたりして、基本は知っていたつもりになっていた。
もちろん映画も知っている事もたくさん流れていたけれど、
でも知らない事もたくさん流れていたし、初めて観る映像もたくさん流れた。
そして何より、これまでいろいろなメディアで見てきた触れてきた情報が、この
「ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~」
で1つにまとまって、この映画だけ観れば、他のどんな記事もいらない!って思えちゃうくらい素晴らしい映画だと思った。
※いや、「どんな記事もいらない」は冗談(苦笑)

それと、川崎フロンターレの苦労が、これまでの川崎フロンターレの歴史を歩んできた“生き証人”たちによって証言されまくってた。
中村憲剛選手が川崎フロンターレに入団する前から選手として川崎フロンターレを支えてた中西哲生さんや伊藤宏樹さん、名物スタッフとして有名?な天野春果さん等々。
川崎フロンターレが最初は大変苦労してきた事も、WEBの記事等で知ってはいたけれど、やはり改めて“生き証人”たちによって赤裸々に語られて、心に「ズシン」ときた。
そして、その苦労が、歴史があるからこその今の“川崎フロンターレ”なんだな、と。

だからと言って、この映画は重いわけじゃない。
実は僕は途中で感動で涙腺が決壊した。
歴史を辿っている映画なので、川崎フロンターレが“シルバーコレクター”と呼ばれた時代も振り返っていて、その後のJ1初優勝。
そりゃ涙腺決壊するよね、と。
その後も涙の後はなかなか渇かなかった。

最後、エンドロールを観ている途中に生まれて初めて、
この映画をもう一度観たい!
ものすごく内容が濃くそして最高の映画だから、脳裏に記憶に内容を深く刻みたい!
と思った。
まだ観ていない人は一度観て欲しいし、一度観た人はもう一度観て欲しい!
そのくらい最高の映画!

この映画、あまりにも内容が濃く、しかも盛りだくさんなんだけど、
だからこそ、すべてのサッカー関係者はもちろんの事、すべてのサッカーファンに観て欲しい!
川崎フロンターレのファンでなくても、中村憲剛選手のファンでなくても観て欲しい!
そのくらいすごい映画!

実はサッカー映画としては約3年半前に衝撃的な映画を観た。
これまた実話を元にした映画「わがチーム、墜落事故からの復活」。

飛行機が墜落してたくさんの選手・スタッフが亡くなってしまった事故を元にしたドキュメンタリー映画。
その時のツイートにも書いたけど、
「全てのサッカークラブのスタッフに観て欲しい!」
「全てのサッカークラブのスタッフになりたい人に観て欲しい!」
映画です。
ただ、とても重い。気持ちに「ズシン」と重しが乗っかってくる感じ。
正直、きついです。

でも、「ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~」は違った。
内容は濃いし、心に響くモノもあるけど、必要以上に重くない。
観れます!
観て!
近くの映画館で上映しているんだったら、観るべき!
観れない人は、今後開催される映画祭、特にサッカー関係の映画祭に「上映して!!!」って働きかけてみて!

最後に。
このnoteを書く為にWEBで検索した時に発見したレビューを1つ紹介。

「まるであらかじめ脚本があったかのようなお話ですが、これが現実なのだから、実在する選手なのだから・・・」

本当にその通りだった。



※私のサッカー用Twitterアカウントは「@fubie12」となります

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