後者

日本語ラップ

後者

日本語ラップ

最近の記事

『KING OF KINGS 2023 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL』を観て

【2024.02.15 追記】↑Abemaプレミアム限定で大会のフル配信が開始されました。 年一開催のものとしては国内最大級のMCバトルイベント『KING OF KINGS GRAND CHAMPIONSHIP FINAL』が今年も開催され、終了した。 翌日が年始直後の平日だったので生観覧を断念した配信視聴組だったが、個人的にはかつてないほど思い入れを持って見守った大会となった。 基本的にMCバトルは水物もいいところで、よっぽど特異な例でなければ、どんなに強いMCでも日ご

    • 【MCバトル】2023年の個人的ベストバウト10選

      掲載順は開催日順。基準としてパワーバランスが均衡に近く、MCの強みが活きていると感じられた試合、またその上で何か心に残るものがあった試合を選ぶようにした。 また、各項の末尾にMCたちの音源(最新作、客演参加も含む)のリンクを貼っているので、気になったら是非ご一聴を。 ※YouTube動画はざっくりバトル開始のタイミングに頭出ししてあります。 【口喧嘩祭 Special in CLUB CITTA'】 句潤 vs SKRYU SKRYUのバース中の言葉を借りれば“音楽性

      • 最近のバトルイベント雑感・動画視聴分(THE罵倒~口喧嘩祭SPECIAL)

        『THE罵倒2023』『MCバトル「MATSURI」』『KOK全国大会』『口喧嘩祭SPECIAL(Zepp Nagoya)』のうち、個人的に記憶に残った試合を中心に。基本は敬称略。広く色々と観るようになったのは昨年下半期からで、2020年以前の知識が歯抜け気味な人間の感想。 【9/19・THE罵倒2023 本戦】CASTLE RECORDS主催で“罵り合い・ボディタッチあり”を特色としたMCバトルイベント。2018年以降開催がなかったが今年めでたく復活となったそう。優勝者に

        • 静寂麻巻を聴く

          喜怒哀楽に当て嵌めるなら、おおむね“怒”。しかし、どちらかというとむしろそうした情動が生まれる直前に、何とも言えずまどろんでいるかのような立ち上がりの声音と、神戸弁の節回しである。 この人のことをあまりよく知らない。公にいる姿を一方的に見るようになってから、まだ一年も経っていない。パーソナルな部分についてYouTubeなどから知り始めたのも、ごく最近のことだ。 ただ、西心斎橋のTRIANGLEで初めてライブを観た今年の初め頃から、その音楽はあっという間に生活の中に溶け込ん

        『KING OF KINGS 2023 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL』を観て