プロローグ

note、Twitter、Instagramなど、さまざまな媒体で発信をしてきた、というかしてしまっていたために、たまに恥ずかしいなと思うこともある。

先日、インターン先の同期（入ったのは彼のほうが1年も前で、私にとっては尊敬に値する人）とランチに行った際に「仲上さんのnote全部読んだし、Twitterも知っているんだけど…」と言われた。

話の流れとしては、

私：
（半年以上同じ事業部で働いているけど、2人でじっくり話したことはないな…私って職場でどんな印象をもたれているんだろう…）
「現段階で、私ってどんな人に見えますか？」←この手の質問好き

同期：「仲上さんのnote全部読んだし、Twitterも知っているんだけど…"今を生きている人"だなって思う。」

「note書いてます」などというアピールや、「TwitterのID教えてよ」などというやりとりがない状態、かつ、「アカウント見つけたよ」「あなたの記事を読みました」などという事実を報告しない状態ってなんか微妙よね。

しかし、私の正直な感想としては全然微妙ではなく、むしろ調べてくれて、知りに来てくれて、そして私の文章を読んだ上で私を定義してくれたことが嬉しかった。

私は、私の言葉を"自分自身"のように捉えている人間だから、余計に。

（かたさ、柔らかさ、不完全さ、ひっくるめて書いた瞬間の私を表していると思っているので、売上に関わらない文章はリライトしない。）

私の文章を読んだ人が、私のことを"今を生きている人"だと認識するという事実も、とっても嬉しかった。

noteは全然更新していなくて、ログインもしていなくて、完全放置状態だったけど、それでも"仲上風花"として、人の目に触れる場所に文章を残していてよかったなあと思った。

しかし、本人（私）が発信していることを自覚していない状態で、過去の仲上風花の文章"だけ"が世に晒されているのは、大丈夫なんだけど、ちょっと微妙。（笑）

ということで、2020年8月5日の仲上風花から溢れ出る文章を、ここに残しておこうと思う。

置かれた場所で咲く、の定義について

『置かれた場所で咲きなさい』という本は知っていますか？

私は読んだことがありません。（すいません）
しかし、私の中で"置かれた場所で咲く"ことについて考えたので、まったく的外れな解釈かもしれないけど、書く。

「こんな毎日から抜け出したい」
「このままずっとここにいてはいけない気がする」

あなたがそう思ったとき、

「こんな時代」や「こんな世の中」というどれだけ考えてもどうすることもできない場所、つまり、まさに"置かれた"状態に苦しんでいるのか

それとも

アイデンティティ―例えば大学、会社、特定のコミュニティ。に対して（なんか成長できないから）このままここにいてはいけない感を抱いて苦しんでいるのか



どちらの場合もあると思う。

前者で苦しんでいる人には、「それは、苦しむポイントがずれてるよ」と優しく伝えたい。

後者で苦しんでいる人には、「それは、実は置かれた場所ではないんじゃない～？」と私の考えを押し付けるわけでもない感じで伝えたい。

・前者について

つい先日、

（私が生まれるずっと前から存在している"社会"や"文化"の中で、どう生きるのも本人の自由であるべき人間が、"仲上風花"という一個体が、生きなければいけないって、なんて不自由なんだろう）

と思って、ひとり部屋で泣きそうだった。そんな簡単に病むなよ。（笑）

前述からは私のもつ感覚が50%くらいしか伝わらないと思うけど、それは仕方がないな。

そして、

「でもそれって、考えてもどうしようもなくね？病むだけ気分が損しているな。」
って、病んでから数分で気付いてケロっと心の健康を取り戻した私。

最近、病み期というものが来ないくらい、気分が沈んでから前向きになるまでが秒なのよ、人生攻略したわ()

まあつまり、本当に置かれるしかない場所では、咲くしかないということ。

咲くために考える、行動する以外（ここからどうやって抜け出そうとか）は、要らないということ。

・後者について

これは、こういうこと（笑）

一度も考えることをせず、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に甘えるな。

使い方をミスると、思考停止しているときにめちゃくちゃ便利な言葉になってしまうと、気付いた。

「置かれた場所で、頑張るか～」

いや、ちょっとまって。

きっと、エネルギーが湧いてくるような、もっとポジティブな言葉が溢れ出てしまうような場所に行けるよ。

私は、「自力で移動しちゃった～♪」とあなたが笑顔で話してくれるのを待ってる。

繋がりのない話をもうひとつ。

私は放出系、自覚あり

ハンター×ハンターの念能力の6系統の中で、私は"放出系"なのだそうで。

（言われてみればたしかにそうだ。）と思った。

ママに「風花ってよう喋るなあ」と何度言われたことか。

相手はちゃんと選ぶけど、「「放出していい🙆」」と判断できる人に対しては、とにかく自分の考えていること、思っていること、特に抽象的な話を満足いくまで話す。

放出する中で、自分の考えがまとまったり、気持ちが解決に向かったりする。

私のこの特性は、個人的には他人に知っておいてほしいものなので、ここに残しておく。

おわりに

Pandaの運営を引退してから、「風花最近何やってるの？」とよく聞かれる。

出来事や実績を説明するのってちょっと苦手で、

だから、今度一緒にカフェに行って、私の抽象的な話をたくさん聞いてほしい。