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気づく人

あなたは言われる前にいろんなことに気づける人ですか?

それとも依頼があったことに対して着実に実行できる人ですか?

気づける人はこれから進むべき方向(アイデア)を示せるリーダータイプ。流れを作ることが得意です。

行動を実行する人はアイデアを現実に落とし込むことができる職人タイプ。物事を創作することが得意です。

私は得意分野で社会に貢献できればよく、マルチプレイヤーになる必要はないと思っています。

無理して苦手なことをする代わりに得意な人に頼めばそれぞれ事がスムーズに運び楽ですよね?

世の中にはいろんな得意分野を持つ人たちがいるので協力する人が増えれば増えるほど無限大の効果が期待できます。

人に協力する、人に頼る和の心を尊ぶことが日本国中に当たり前のように存在していて欲しいなと思います。

今日は気づく人に焦点を当ててみたいと思います。


気づく人というのは感度が高い人の事です。

ある現実を見てこれからの可能性や障壁となるような難点を瞬時に見抜きます。

気づく人の頭の中は思考が三次元で展開されます。

宇宙空間に例えると星々は今まで獲得してきた経験や知識、持って生まれた才能です。

その中に現実の問題をポンと放り込むと、いろんな星と星が結びつき線となって星座のような形が浮かび上がります。

星座は解決策で、星々の繋がりはいろんな作業の工程手順です。

例えば、ある1つの問題を考えて3つの星座が頭に浮かんだとします。

1つ目の星座は5工程あり、3工程目にAという不安要素が出てくるからそれを取り除く作業を2工程目の作業時に同時に配備しておく必要がある。

2つ目の星座は7工程あるが4工程目の実現化が難しく作業は頓挫するかもしれない。

3つ目の星座は3工程しかないがツテがないためさらに情報検索が必要。

以上のように繊細で配慮ある手順を同時に複数脳裏に描き出す。それが気づく人の頭の中です。

問いに対する答えが反射的に返ってくるので本人はあまり努力を必要としません。

天然のように物事の流れを理解する人、それが気づく人です。


でもこの思考過程を言葉で説明することには慣れていません。

普段思考空間のまま理解できているため言語化する必要がないからです。

周りの人は単純で簡単な説明を求めます。

最初からの流れを延々と話してしまうと大抵の人は途中で聞く気が失せます。

世の中では言葉で説明出来ない人は能力が低いとみなす傾向があり、周りは気づく人をそのように扱います。

気づく人はその周りの評価に従い、自分は能力が低いと思いこんでいます。

周りの人は自分より学もあるし立場が上だからそんなに説明をしなくても分かるはずだという変な誤解をしています。

なので本当は丁寧な説明を添えるのが適当なところを省いてしまいます。

どんな人でも説明しないと分からないのだという自覚を持つ必要があります。

因みに自分が気づく人かそうでないかを判断する方法があります。

同じ気づくタイプの人と仕事などでペアを組んだ時の自分の状態を観察することです。

あまり説明をしなくてもすんなり分かり合えたり、作業がスムーズに捗り楽しい経験をしたという方は間違いなく気づくタイプです。


気づく人がリーダーとして活躍するためには説明責任を果たすことが大切になります。

別にリーダーにならなくてもいいんだ、平社員で楽に過ごしたいというならこれからお伝えすることは必要ありません。

でもトップになると自分の意見が通りやすくなったりして社会で生きやすくなります。

ちょっといい感じでしょう?

さて、それではどんな説明方法を目指したらいいのでしょうか。

私の提案は、

2分間の立ち話で説明できる

提案と理由と例を挙げて結論まで2分で締めくくる。

練習が必要です。

聞く方はスッキリした説明に好感を持つことでしょう。信頼にも繋がります。

以上、気づく人について、そして目指すところについて説明しました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。






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