見出し画像

篠笛とわたし#2

篠笛を購入して、近くの海で練習すること数ヶ月。
ドレミ音階、高い音は少しずつ出せるようになった気がする。あくまで気がする。なのだ。
季節は秋から冬へと変わり、海で練習するのも限界が出てきた。寒くなるにつれ、海に出向く回数は減っていった。
基礎はできたような気がするから、
何か楽譜を買ってみて歌を練習してみようとそう思った。
最初は童謡がいいらしいと聞き、童謡が載っている歌集を買ってみた。さくらさくら、みかんの花咲く丘、春がきた、など手当たり次第に吹ける限り吹いてみた。
たどたどしいな。
なんとなく吹いてみるけど、できているか分からない。独学とはそんなものだ。
やっぱ、難しいよな…。独学に限界を感じた瞬間でもあった。教室は、車で2時間〜3時間かかるような県外に一件。個人レッスンは一回5000円。た、高い!と、遠い!
それでもいつかねぶたのお囃子のような軽やかなリズムを出すんだと少しずつ個人練習した。

青森旅をした7月。
とある方からやってみようと思うことは率先してやってみている、失敗したらその時考えたらいい。という言葉を聴き私は青森から帰った2日後、県外にある篠笛教室に連絡した。
次回へ続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?